人間って、面白い
今回は、ちゃんと透波瑠視点です。これは、前回の続きです。
ひゅぅぅぅぅぅぅ
「ん?なんの音だ?」
あの後、深海と別れて自分の部屋へと戻って来て、寝て、起きて、窓開けたらそんな音がした。どう言うことだろうか?
そして、上を見てみると、なにかが落ちてきている。
「なにがあったんだ?」
取り敢えず、キャッチすると、なんとそれは、小さなドラゴンだった。
「って、えぇぇぇぇ!?どう言うことぉぉぉ!?」
そして、
「うるさい騒ぐな!」
何故か、この小さなドラゴンに怒られた。
理不尽だよ。
取り敢えず、深海に、報告かな。
ついでに、王女様と騎士団長にも、いやついでにって、ゆっちゃったよ。
ごめんなさい。
まぁ、いいや取り敢えず深海のところに行くか。
着いたぁ、けど少し迷った。
ノックをきちんとして、
「深海〜いる?」
「は〜い」
「見てこれ」
そう言って、僕は、鞄からさっきの空から落ちてきた小さなドラゴンを、見せた。すると、
「えぇ!可愛いっ!」
それは、同意だが聞きたいのはそこじゃない
「なに?」
「あ、起きた?」
そう聞くと、
「うん、起きちゃったじゃない」
「女だったの!?」
「そうに、決まってるじゃない」
「透波瑠は、なんでそんな、普通にその外話しているの?」
「ねぇ、ドラゴンが喋ってるんだよ!?」
「「えっ!?」」
「えっ、二人とも何に、驚いているの?」
「喋るってゆっていなかったっけ?」
「ドラゴンが喋るのは、当たり前だよ?」
「「「えっ」」」
「まぁいいや、とにかく、王女様のとこに、行こうか」
「そういえば、お前の名前は、なんなの?僕は、スバル 暁 透波瑠 だけど」
「私は、ミウミ 鈴鳴 深海 だよ」
「私は、名前は、まだありません」
「じゃあさ、王女様と騎士団長に、お前が住むのが許可されたら、僕が名前をつけていい?」
「それがいい、それがいいのよ!」
「うわぁ!びっくりしたぁいきなり大きな声を出すなよ」
「私もいい?」
「えー?どうしましょうかねぇ、やはり、スバルさんが名前をつけてください」
「何でかは、わからないけれど、しょうがないなぁ、わかったよ、じゃあ、王女様たちのところに行こうか」
「「はーい」」
そして、
「どうぞ」
「はい入ります」
小さなドラゴンのことを言うと、驚いていたが、実物を見せたら、安心していた。
そして、飼っていいと言われた。
「スバル、名前をつけて頂戴」
「はいはーい」
すると、
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テイムした聖現竜(幼体)に、名前をつけて下さい
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テイム?どう言うことだ?いやそれより、聖現竜(幼体)って?まぁいいか。それで、名前は、麗華だ。
「お前の名前は、麗華だ」
「レイカ、私の名前は、レイカ」
レイカがそう言った、後にレイカに力が集まってきた。そして、成体になった。
「って、えぇぇぇぇ!?」
「ありがとうございます、スバルさん!あなたは私の主となりました」
えっ?はっ?どういう事?あ、王女様とか、騎士団長も、どういう事?って顔してる。
「あの麗華、取り敢えず少し大きいから、前の幼体の姿になれるかい?」
「はいわかりました」
可愛い、ってだからそれじゃないって自分
「どうやら、人化もできるようです」
「マジ?やってみて!」
その時、深海が、何かと言おうとしたが、
「あ、待ってもしかするt『ぽん』」
えっ!?えっ!?どういう事?
「あの、服は?」
「ないですよ、当たり前ですよ、もってないんですから」
「透波瑠、見ちゃだめぇ」
ぐふぅ、なんか殴られた。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
そして、
「着替え終わったよー」
そう、深海がいった。
出てきたのは、10〜12歳の美少女(美幼女?)だった。
「………」
驚きすぎて声が出ない
「透波瑠どうしたのー?」
「はっ!どうしたんだ、僕は?」
麗華はでるところは出て、引っ込んでるところは引っ込んでいた。いや、お前、おかしいやろ!10歳から12歳の間ぐらいの身長なのに、何で、胸とかそんな大きいんだよ!おかしいだろ!まぁでも、かあいい。いや美しい。
「って、またかい!」
「ふふっ、人は、面白い」
麗華がなにか言っていたが時間が迫っていたので、ダッシュで、剣術の練習へ行った。後で、レイカと一緒に寝よう。うん。レイカはぬいぐるみ扱いだ。