色々ありましたねぇ。
今回は違う視点です。
12月27日大改稿しました!
◇深海視点
す、透波瑠が《火々爪》って言うかっこいい魔法を目の前で作ったの!
これは今度あれに書かなきゃ!
さすが、透波瑠!カッコ良すぎるよ!
私のしょぼいステータスと比べると天と地の差、雲泥の差、月とすっぽん…完全にそれだよ!
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鈴鳴 深海
level 1
【職業】賢者
【HP】20
【MP】976+940
【STR】23+30
【VIT】23+45
【INT】65
【MND】43
【AGI】25+20
【LUK】75
【装備】
【頭】 なし
【体】 超級魔法士のローブ MP+240 VIT+20
【右手】 超級魔法士の短刀杖 MP+400 STR+10
【左手】 超級魔法士の槍杖 MP+2500 STR+20 (装備時)
【足】狼皮脚 AGI+10 VIT+25
【靴】風鱗走 AGI+10
【装飾品】魔法の指輪 MP+500
三日月のネックレス ???
なし
なし
なし
【スキル】
【障壁】攻撃を防げる障壁をMPを対価に作る
【調教師】魔物をテイムできる
【詠唱中略】詠唱の真ん中がいらない
【詠唱省略】詠唱の省略ができる
【本能解放】???
【解析】ものについてを解析できる
【冷静】どんな状況でも冷静になれる
【瞑想】MP、HPの回復ができる
【覚醒】???
【戦乙女】???
【学習】INTが上がりやすくなる
【槍術】槍が上手く使えるようになる
【火炎】???
【水流】???
【竜巻】???
【地面】???
【稲妻】???
【明白】???
【暗黒】???
【治療】???
【魅了】女性としての魅力が上がる
【緻密】細かい作業が得意になる
【天才】???
【技巧共有】誰かとスキルを共有することができる スキルは相手でも、自分でも良い
【魔力回復速度大】【魔法改良】【対価削減】
【照準】【精密射撃】【百発百中】
【時空操作】
【称号】〔勇者〕〔一途〕
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でも、ステータスを透波瑠に見せたら「えぇ…(困惑)」って感じの声が聞こえたのよ。
ひどくない?
仮にも女の子のステータスだよ?
それを見て「えぇ…」は流石にないんじゃないかな?
それを本人に伝えたら…
「え?声出てた?ごめんね?深海…僕よりもスキルがあった気がしたからつい…ほんとに!本当にごめんね」
優しい!
かわいい!
かっこいい!
はい、許す!許します。
許さないはずがありません!
ところでこの【技巧共有】してみたいなぁ〜
透波瑠の【無詠唱】欲しいなぁ〜
魔法職としては絶対に欲しいもんな〜…
よし、やろう。
「透波瑠!【技巧共有】しようよ!やり方わからないけど!」
「わからないのにやるの!?どう言うこと?えっと…もしかして、今のボケ?ツッコミ待ちなら明呼んでこようか?」
「ま、待って待って待って待って待って待って待って!違うの違う違う…やろうとすれば分かるかなって思ったの。ボケじゃないからね!?断じてボケた訳じゃないからね!?誰がツッコミ待ちよ!むしろ、今の流れでボケたのは透波瑠でしょ!?」
「おぉ〜、流れるようなツッコミ…さすがです…尊敬しま「待って…話題が変っちゃってるからね!?脱線どころの話じゃなくなってるよね!?もはや、脱線したけど別路線のレールに乗っかってそのまま走り続けてるレベルだよね!?」おおお…流石にございます。わかりにくい例えを入れてそこをツッコませる…ボケかけるツッコミの新天地にございますね」
「なんで、敬語なの!?ってか、ツッコミの新天地って何?」
「はっ!?少し、呆けておりました。いや、お嬢様はよく列車というものを知っていたな…と思いまして…」
「私、お嬢様じゃないんですけど」
「さすがですお嬢様…いえ、ご息女様」
「いや、あなたは私のお父さんに使える執事じゃないんだけど」
「ご冗談を(笑)」
「えっ?今、鼻で笑ったよね?お嬢様でご息女様って言ってたよね?それは不敬なんじゃないの?」
「ご冗談を(笑)」
「待って、それしか言わない気でしょ。返答する気もないじゃない」
「ご冗談を(笑)」
「助けてーーー!!あかりちゃーーーーーーーーん!!」
「ご冗談を(笑)」
「壊れた音声再生機かな?」
「ご冗談を(笑)」
「深海さん…よびました?」
「うわぁ!や、野生の明ちゃんがあらわれた!?」
「ご冗談を(笑)」
「え?今、僕の存在否定されなかった!?おかしいんじゃないかな?ってか、明ちゃんっていうなぁ!」
「ご冗談を(笑)」
「拒否したね!?すごい速度で拒否したね!?最速だよ、もう!」
「ちょっ、待って明ちゃん…」
「明ちゃんじゃなぁーい!!」
「ご冗談を(笑)」
「あぁぁぁぁぁぁぁぁ!!どうすればいいの!?この混沌状態はぁぁぁ!?誰か助けてぇぇぇ…」
深海があまりのストレスで発狂した!
本当に状況はカオスだ!
わだじはな゛に゛をずれ゛ばい゛い゛のぉ!?
「で?どうやるの…深海」
「へ?」
「透波瑠…これ…僕帰った方がいいやつ?」
「うん、帰って。むしろ、帰れ…?」
「え?ひどくない?こっちが呼ばれた側なんですが?…まぁ、いいや」
この後、透波瑠の【鑑定】で調べてもらって、使用方法はお互いが手を握りあって所持者が【技巧共有】の名を相手が共有するスキルの名前を言う。
と言うものっだったので、【無詠唱】を共有させてもらいました。
ぐへへ、透波瑠の手も握れてよかった。
透波瑠は赤面してたけど、貴方の幼馴染みにもっと過剰なスキンシップする奴いたよね!?
でも、まぁ…透波瑠はわた…私のことが…す、好きみたいだもんね…う、うん。
しょ、しょうがない……よね?(恥ずかしくなって来た)