ついにスキルがわかったってえぇぇぇぇ!?
12月19日に改稿!
結構変わりました!
2020年11月5日改稿しました
次は、スキル鑑定です…
王女様に、あの後なんかとても心配された。
なんでだろ?
なんか、目から汁が…
どうせ、良太とかはいい感じなんでしょ?
あ、そうだ、さっきは気づかなかったけど…
僕の職業…賢者なんだよね…
賢者ってさぁ…魔法使いの最上位互換じゃん?
僕ってさぁ…魔法使えないじゃん?
ステータスに、煽られてんの?
僕は?
酷いよね…
僕って、こんなにも運なかったっけ?
いや、これは運なのか?
むしろ、運命の運なのでは?
って、やってる間にスキル鑑定が僕の順番になった。
いってきまぁす!
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[スキル]
【無詠唱】 魔法を詠唱無しで使える
【世界樹】 ???
【魔力回復速度最大】 魔力の回復がとても早い
【大地】 ???
【海洋】 ???
【大気】 ???
【雷雲】 ???
【火山】 ???
【祝福】 ???
【呪印】 ???
【治癒】 ???
【魔法改良】 魔力を改良する事ができる
【対価削減】 色々なことに使う対価を二分の一にする
【照準】 遠距離からでも狙える
【精密射撃】 少しのズレもなく当てられる
【百発百中】どうやっても当てられる
【回避】 うまく回避できる
【賢者】 魔法系スキルの効果が上がり、魔法の威力も上がる
【錬成】 何かを、対価として何かを作る
【薬剤】 ポーションなどを材料と魔力で作れる
【時空操作】 ???
【技巧創作】 自分でスキルを生み出せる
【鑑定】 調べられる
【言語理解】 どんな言葉でもわかるし、通じる
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あ、終わったな…これ…
ほぼ全てが魔法系なのがちょっと涙が出そう。
これは、泣いてもいいのでは?
僕は、なんで異世界に来てるんだろう?
これなら、来ない方が良かったんじゃないかな?
泣くよ?泣いちゃうよ?
意味がわからねぇよ!
なんだよ!なんだんだよ!
完全にどっかの神様とかの嫌がらせだろってくらいヤベェよ!
「王女様…僕はもう無理です…さようなら…グッドラック…」
そう言って僕は、 サムズアップをし…
たが…逃げる場所はなかった。
「え?え?どうしました?」
「また、みていただければわかると思います…」
「はぁ………!?」
「なんでこうなったんだろ…」
「え?え?魔法系のスキルがこんなに!?あり得ないですよ!?」
「でも、魔力ゼロなんですよね…はい。無駄ですね、ここってどこか個室みたいな場所ありません?そこに引きこもることにするんで」
「え?待って!待ってください!け、剣術とか他のものをやればいいんですよ!はい…申し訳ないです…せめて、剣術の演習には出てください!」
「あ、はい…わかりました。出させていただきます」
その夜、透波瑠は貸してもらった部屋で地球でやっていた体術の練習をし、自由に使っていいと言われた図書室の本を読み漁った。
結果………徹夜した。
朝食時に集まった時に皆が励ましの言葉をくれた。
ここは優しい世界だった。
剣術演習中にて…
「うおらっ!せぇい!」
「ちょっ!おまっ!体術やってたやつが動けないはずがなかったわ!あっぶな!?当たるだろ!やめろよ!」
「あててんだよ!」
「そのボケを狙ってやったわけじゃねぇよ!」
良太と模擬戦中である。
実は、地球では今、肉体投影形VRゲームが5年前ほどから普及しているため、結構動けていた。
戦いながらボケとツッコミをするぐらいには…
それから、二時間後くらい…
僕は、他の人が魔法練習をしている間、剣術を練習していた。
そして、練習場で…
「透波瑠ぅ〜!魔法できたぁ!」
「良かったなぁ!深海ぃ!」
「透波瑠もやってみたら?イメージしたらできるかもよ?たしか、透波瑠も【無詠唱】があるからイメージで使えるかもよ?」
「ま、マジで!?やっ、やってみる!」
「おぉ!透波瑠が、ちょっと動揺してる…かわい…コホン…」
んん?深海が、今何かを言った気が…
まぁ、いいや…
さぁ!やってみようぞ!
レッツ魔法!
僕だって幻想世界の住民になるんだ!