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魔力がゼロとは嘘だよな?  作者: 風雷 刹那
第3章 街そして、脅威と加護
37/140

あぁ、平和って良いなぁ!

ん?ここどこだ?

ヒュォォォォォォォ!

すごく風の音がうるさいなぁどういうことだ?


ちょっと思い出してみよう……


••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••


五分後……

思い出したぁぁ!そうだ!アンデットキング・グリフォンと戦って(本名は、グリフォン・サブスペイシーズ・クレイジー・アンデットキングだけどね!漢字で表すとこんな感じ、鷲獅子亜種狂気系死者王かな?うん!なんか厨二病感がハンパねぇ!)

覇竜ファフニールが来てなんか…言ってたな?ファフニールさん(恐怖を感じてる)が…なんか『仲間の元まで送ろう』とか、言ってたなぁ!

えっと、とにかく現状かくにーん!


………ここ、ファフニールさんの上やん!(今頃)

話しかけてみよう(怖いけど)


「あの、ファフニールさん?」

『起きたか小さき者よ』

「あの〜その小さき者ってやめてもらえます?」


あ、言っちゃった……僕、死なないと良いな……(超弱気アンドネガティブ思考)


『じゃあ、小僧でいいか?』


覇竜さん優しい!?(ひどい)けど小僧はやだなぁ…


「他って…ないですか?」

『他は……小僧とかだな』


つまり、他はないと。あっそっすか。

ってこれファフニールさんがボケをしてるわけじゃないよね?


「本当に…他はないですか?」


あっ!また言っちゃった…これは終わったな……


『他は坊主とかだな』


坊主と小僧ってほとんど一緒じゃない?

ファフニールさん、本当にボケてない?めっちゃ怪しいよ!


『まぁ、名前という選択肢もあるがな』


それを最初に言って欲しかったぁぁ!なんで先延ばしされたの?その言葉!理由が一番気になるんだけど!


っていうか、この速度で向かってるのに深海(みうみ)達に追いつけないのはなんでだ?


「名前で呼んでください!」

『で、汝の名は?』

(あかつき) 透波瑠(すばる)です」

『なんと!召喚された勇者だったとは!』


ん?ファフニールさんは、なんで驚いてるんだ?不思議だ。召喚された勇者ってそんな珍しいの?


「召喚された勇者って、珍しいんですか?」

『いや、珍しいというか、まだ召喚されて一ヶ月程しか経っていないではないか!』

「そうですけど?(ん?)」

『たった、一月の経験で奴と戦っていたとはな!』


あぁ!(理解)驚いてたのはそこかぁ!よく考えてみるとやべーな!だってさ、ほんの一ヶ月前まで初心者というか、それに一ミリも触れてなかった人がだよ、急に訓練とかし出して、その一ヶ月後にさ、明らかな上位者と大体互角(互角ではなかった)に戦っているんだよ!怖すぎだろ!


================================


(死神クラリスの声:今になってやっと気づいたの!?)


………そ、そんなわけ、な、ないし!


(死神クラリスの声:ほんとかなぁ?)


僕が嘘つく人に見える?


(死神クラリスの声:うん!)


即答すなっ!ってか、クラリスなんか負けたくないぃぃ!


(死神クラリスの声:『クラリスなんか』って酷くない?おかしいよね?私、女の子だよ?)


えっ?(本心から)


(死神クラリスの声:その『えっ?』って何に驚いたのかな?なんかがひどいってとこ?それとも私が女の子だってとこ?どっち?まさかだけどどっちも?)


え?酷いってとこだけど?他にあると思ったの?え?だって夢の中でさ、クラリスの裸体見ちゃったし、それを見てもまだ『男だ!』なんていうのは、おかしくないか?(頭が)


(死神クラリスの声:う…うぅぅ、お、思い出しちゃったじゃない!変なこと言わないでよぉ!ってかなんで私になんかなんてつけるの!?)


えっ!?(本気で)だってクラリスはドジっ娘だしおっちょこちょいだし、服着ないし。


(死神クラリスの声:ドジとおっちょこちょいって意味、ほとんど一緒じゃない!服着ないってのは、あ、あれはしょ、しょうがないの!服がなかったんだから!)


うん!黙っておいてあげるよ!だって、人の趣味にさ、文句を言うのはおかしいからね!


(死神クラリスの声:ありが……何がっ!人のっ!趣味っ!だってぇ?私!怒るよ!)


可愛いな………………………………はっ!?僕は何を!?


(死神クラリスの声:やったー!可愛いって言ってもらえたぁぁぁ!ばんざぁい!)


いや、言ってはない!心の中で考えただけでさ、ここの空間は伝わっちゃうんだよ!

ってか今頃だけど、なんの用事できたの?


(死神クラリスの声:あっ!?忘れてた!はいこれあげる!)


これって何?

と、僕が思った時!


——————————————————

称号〔死神の想い人(クラリス・ラブハート)〕を獲得

——————————————————


ん?


(死神クラリスの声:あっ!?なんでぇぇ!?違う、違うから!)


——————————————————

称号〔死神の加護(クラリスのかご)〕を獲得

——————————————————


また、増えた……


——————————————————

称号〔死神の加護(クラリスのかご)〕によりスキル【公平なる死を与える者フェア・デス・プロヴァイド】を獲得

——————————————————


マジ!?急に増えるの謎すぎるんだが!?


——————————————————

称号〔神に認められた者(ゴットアドミット)〕を獲得

——————————————————


は、はぁ。そ、そうすか。


(死神クラリスの声:じゃ!スバルまたね!)


ほぇぇぇ?


================================


ふう、戻ってきたぜぇ!


『スバル、汝は神と繋がりがあるのか?』

「へっ?」


変な声が出た。なんでわかるの?


『先程から神の気配がしていたのだが、今、汝が起き上がった時に消えたからな』

「なぁ!?ファフニールさんすごぉ!」

『ふふん!そうであろう!』


………威張ってるやんけぇ………ファフニールの威厳が…消えた………


『なんの神だ?』

「えっ!?まぁ…それは…(死神クラリスの声:言っちゃっだめぇ!絶対に言わないで!)教えられないですね」

『今、神に止められたか。まぁ、良い、これからじっくりと聞いていけばいいのだ』

「あとどれくらいで着きますかぁ?(本気の話題変換)」

『もう着くぞ。また会おうぞ!さらば!』

「はっ!?えっ!?………空の上で落とすんじゃねぇぇぇぇ!?ふざけんなぁぁぁ!」


「【天駆(てんく)】おらぁぁぁ!速度落ちろぉぉ!死にたくなぁいぃぃぃ!だれかぁぁぁ!ヘルプミーぃぃぃぃぃ!」


…………………どーしよー………………

詰んだぁぁぁ!そうだぁ!時空魔法の使える範囲が広がったから、これで行こう!ついでに、【無詠唱】スキルが時空魔法の場合、効果がないのもあるから大変だ!でも、まだ地上まで時間があるからいけるはずだ!やってやるぞ!


「時間の波よ、我の願う時間へと我を導き給え!『時の旅人(タイムトラベラー)』」


よし、あと50メートル!ってそんなにあるのぉ!しょうがないここは、


深海(みうみ)ぃぃぃ!良太ぁぁぁ!菫ぇぇぇ!玲奈ぁぁぁ!詣魅さぁぁん!ララぁぁぁ!レイカぁぁぁ!ゴクサイぃぃぃ!アマツぅぅぅ!アルマぁぁぁ!助けてぇぇぇ!」


そういうと、みんながこっちを向いた。そして、みんなに受け止めてもらう。


「で、倒せた?」

「ある意味ではね!」

「どういうことだよぉ透波瑠(すばる)ぅぅぅ!」

「あとで教えてやるよ!」

「りょーかーい」


あぁ、平和って良いなぁ!

ここまで読んでくださってありがとうございます。面白いと思った方や、続きが読みたいと言う方は、感想やレビュー又は、ブックマークや評価をお願いします!(´ω`)

感想で○○に○○して欲しいや○○と○○に○○して欲しいなどと書いてもらったら、できる範囲でそれを書こうと思っています!


例:透波瑠にダンジョンに入って欲しい!

とか、アルマと深海に透波瑠と添い寝してもらいたい!などなどのことを感想で書くついでに、欠点や良い点などを書いてもらえると嬉しいです。


あと書き忘れや誤字なども指摘してくださるとありがたいです!


して欲しいことは、なるべく一つでお願いします。一話更新するたびに一つずついいです。

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