頭脳派の力をみせてやるぅぅぅ!
戦闘シーンを書くのが、ちょっと楽しくて今日は早く書き終わりました。もしかすると、今日は久しぶりに、二本出せるかもしれません。
はい!まぁ一応ちょっとだけど、めんどくさいアルマさんは、放っておいて、しかもこの獣人って隠してるよね?なんでギルドマスターが気づかないんだろうか?それとももう気づいているのだろうか?まぁ、いいか人によっていろんな事情があるしな!まぁ一応説明は終わった。
「それで、お前が、姫様の婚約者となったのか」
「そうですけど、何か?」
ちょっと偉そうにしてみた!すると、
「こんな奴と、姫様が婚約をするわけない!」
とか言って、勝負を挑んできた。まぁ受けてもいいよね?テンプレなイベントだし!そして、それを受けると、訓練場に移動した。
そして……
「はじめっ!!」
今、アルマさんの声が響いた。
今回の模擬戦は模擬剣を使った勝負だ。
模擬剣が折れても、続けるらしい、有効打となる、一撃を加えたら、終わりになるらしい。魔法は、身体強化くらいだ、でも身体強化はスキルの方が強い、そしてこの人はスキルの方を持っている。まぁあのダンジョンでも、理不尽な状況はあったからね!やってやるよ。
「はぁぁ!」
ギルドマスターのグラウスさんが、駆けながら剣を振り下ろしてきた。双剣で受け流し、迎え撃とうと、するが
「!?」
急に、剣は進行方向を変えて、横に向かった。やばい!そこは、防御してないところだ。
「チッ!」
舌打ちをして、まず先ほどに、振り下ろされた剣を、受け流したら、斬ろうと、思っていた方で構えていて、今攻撃されそうな、方にある、剣を手からわざと落として、手よりも、早く動くから、それで少しだけ、ギルドマスターの剣の速度が下がったし、避けれた。
「っ!やりおる!」
驚いている。やはりな、あれを避けられるとは、思っていなかったのだろう。
「だが、貴様は武器が一本で大丈夫なのか?」
煽ってきた。
「全然、大丈夫ですけどっ!」
あぶねえ。話してる時にっ!
斬りかかってくるのはっ!
はんそくっ!だっ!
「チッ!」
ここらで、反撃を使用ではないか!
今まで、避けていたが、僕が攻める体制に入ったのに気づいたのか、攻撃が、もっと鋭くなった。
「しかしな!」
遅いんだよ!
「オラァァ!」
カァン……
「む!」
剣を剣で弾き。
そこに、回し蹴りを叩き込む。
しかし、そこには、もうギルドマスターはいなかった。やっぱりな。だからこその、回し蹴りにしたんだよ。剣を剣で弾いたから、使わなかったんじゃなくて、剣を振ってしまうと、もっと隙ができてしまうからだ。そして、案の定ギルドマスターは僕の後ろにいた。だから僕はそこに剣を振るう。だが、防がれた。めんどくせえなぁ!首を、狙って剣が薙ぎ払われる。だが!そこには、もう僕はいないぜ!さっき、防御に使った模擬剣を拾い、斬りかかる。当然、防がれる。だが!引っかかったな!僕は、二刀流だぜ?甘くみてんじゃねぇぞ!
「オラァァ!!」
避けられる。だが!そこだ!僕は、さっきまで止められていた方の剣を投げた。
コォンンン…
ギルドマスターは叩き落としたが、それが命取りだ。もう作戦の通りだ。今、あの模擬剣を叩き落としたが、それによって、剣をまだ振り下ろしたままだ。なぜかと言うと、さっき投げたあの剣に僕は、馬鹿みたいに、力を込めて投げた。それを、叩き落とすために、ギルドマスターは、かなり力を入れて、剣を振り下ろした筈だ。それなら、地面に剣が刺さってもしょうがないだろう。しかし、それによって生み出せる時間は、40秒ほどだろう、だが僕から見ると、これだけあれば充分過ぎるほどの時間だった。僕はそこで【無慈悲な心】をオンにした。これにより、無意識下での、ストッパーが壊され、速度なども上がる。そして、僕は走り出した。
「くっ!」
ギルドマスターが、剣を頑張って抜こうとしている。だが!無理だ。
「『身体強化』ッ!』」
「なっ!?」
これも、今使うそれにより、一気に加速し、斬りつけた。それは、模擬剣でなければ明らかに、上半身が斜めに、両断される威力だった。まぁ、模擬剣であっても車に轢かれた位の衝撃は、あるんだけどね!
「そこまでっ!」
アルマさんの声がまたもや響く。
さてと、良太にどうだったか聞いてみよっと!
「お〜い、良太ぁぁ!どうだったぁぁ?」
「………」
返事がない。どう言うことだ?
「お、おい!良太?どうした?」
「………はっ!俺は何を!」
「良太?僕の動きは、どうでした?」
「………ごめん!少ししか見れんかった。もう早すぎて!」
「えっ?そんな早かったか?」
「小僧、お前には私が答えてやろう」
ギルドマスターが、きた。
「お前の速さは、かなり、いや、とても速いだから、見えなくても当然だ!」
「えっ?」
「 それよりも、小僧はなぜ私が、あの剣を叩き落とすと、思ったんだ?」
「僕は、あなたが元騎士であると、考えました。なぜなら、使っていた剣術が、王城で習ったものと似ており、しかも冒険者なのに、対人戦に慣れていると言うことから、元騎士であり、そうすると騎士は、戦場で剣を投げられた場合は、怪我をなるべくしないために、叩き落とすらしいので(この世界にきてから、騎士団の人と仲良くなった時に教えてもらった)威力をつけて投げました。そうすることによって、投げられたものよりも強い威力で、叩き落とすわけですから、それは、いいですよね?でも、剣には、回転をかけておいたので、もっと威力が必要であると、見たでしょう!そうすると、叩き落とした時には、まだ振り下ろした剣には、威力がかなり入っているので、地面に刺さりますよね?そしてこれも聞いたのですが、騎士の誇りであるから、剣はなるべく捨てないと、教えてもらいました。だから、勝てたんですよ!」
「まじか!透波瑠それ本当?」
「そこまで、あの戦いの中でわかったのか?」
「ああ、そうだ」
「なんと言う、規格外な奴だ!面白いなぁ!はっはっは!小僧!お主は面白い奴じゃないか!」
なんか酷くね?まぁ、うんいいや。