ここはまさかの異世界だとぉ
11月5日改稿しました!
と言うか、前の大改稿のやつを少し改稿しただけです。
あーこれ、やっぱりあれだよね。
異世界転移…いや、異世界クラス転移かな?
テンプレだね。
じゃあ、ラノベ展開こないかなぁ…
でもさ、この召喚陣的な下に見えるやつってさ…
なんか光ってね?
どうやって僕たちはここに召喚されたのだろうか?
と、そんな事を考えていると…
「透波瑠!異世界じゃない!?ここ異世界じゃない!?ねえ!?聞いてる!?」
何やら、異世界らしきところにこれて興奮冷めやらぬ?状態の幼馴染み…鈴鳴 深海がいた。
深海は、僕が告白したときに何処かに行ってしまいそのままうやむやになってしまっている。
可愛いんだけどなぁ…
うーん?美しいの方が正解かな?
ほんとに深海ってラノベ好きだよね。
今は亡き、師匠みたいだなぁ…
あの人も時間があればラノベ読んでたね…
僕はそこまででは無いけどラノベは好きだね。
「なぁ?透波瑠…俺の目は狂っちまったのかな?」
次に、目の異常なのかを問いかけてきたのは、同じクラスの幼馴染みの一人の千草 良太だ。
こいつは、親友ってやつさ!
ま、幼馴染み全員が親友なんですけど!
…パワーワードじゃない!?幼馴染み全員が親友なんですけどって!だよね!?そうだよね!?
あと、このクラスには4人くらい幼馴染みはいるけど話しかけてこないため説明はしないよ!
ん?説明ってなんのことだろ?
自分がラノベの主人公になった気がするね。
「とりあえず落ち着こうか…な?」
「「りょうかい…ふぅぅ……」」
「どう?落ち着いた?」
「「うん!(あぁ!)落ち着いたよ!(落ち着いたぜ!)」」
「………」
「なんで、言葉を重ねてくるのかな?」
「そっちこそなんで言葉を重ねてくるんだ?」
この二人の言い争いを諫めなにゃいけなくなった…
ねぇ…喧嘩しないでくれない?
なんで、こんな神殿みたいで綺麗なところで喧嘩するの?
馬鹿なの?
馬鹿だよね?
やっぱり僕の幼馴染み達って変な人たちだよね?
そんな事を紹介している間に女の人?が来た。
その人はこの国 王国ラルバンの第2王女
ララ=オリラド=ラルバンらしい。
って、本人が言っていたけど、偽名を使っていたり、本人じゃない可能性ってないのかな?
でも、見た目は普通に金髪碧眼の美人さんだ。
そして、胸が大きい…Eカップくらいありそう…
ついつい、目が胸と顔にいってしまうような人だ。
これまた、本人が言うには14歳らしい…
ロリ属性だと!?
その身長で!?
その胸で!?
中2ぐらいの歳だと!?
ば、バカな!?
僕の知っている女の子は、小六の時なんてAカップで周りの子がとても大きくなってきてるのに自分が大きくなってなくて泣いていたんだぞ!?
ちなみに何故知っているかと言うと、家が隣でさらに、部屋の高さと位置?が同じで壁二枚を挟んで部屋があるのでそう言う声も普通に聞こえてくるのだ。
でも、その時の深海はすんごい可愛かった。
だって、僕の方を見ては胸の方を見る。
僕の方を見ては胸の方を見る。
を繰り返してたんだもん。
可愛すぎでしょ…
でも、そんな深海ちゃんの可愛い悩みは中学生で消えて今は、まだ成長中のCカップ…
あれ?なんか、寒気を感じる気が…
え?なんで知ってるかって?
それは本人が(ry
とてつもなく嫌な予感がしたので、そんな事は置いておきましょうか…
ララ王女は、僕たちが何故この世界に呼ばれたのかを端的に話してくれた。
まあ、それを要約すると…
『超危険な魔王が現れたから、上位魔法使いとやらが30人ほどによってやっと行える異世界からの勇者召喚をした結果、その勇者として呼ばれたのが僕ら』らしい…
…え?神様が呼んだとかじゃないの?
それか、宗教に関わってるとかじゃないの?
とか思っていたら、すぐに身体能力検査とかいうのが始まった。
うーん…名前からステータスを確認するのかな?
『ステータス』って言ったらステータス出てこないかな?
まぁ、それはラノベの世界だし…
僕は現実世界の住人だからね!
現実はそんな甘くないんだよ!
などと、考えていると…
「(透波瑠!ステータスチェックだって!ステータスチェック!すごくない!?異世界って感じがビンビンするね!)」
「(王女様綺麗だな…まぁ、俺らの幼馴染み軍団に同じように綺麗なのもいるけどさ…あいつくっそ腹黒いじゃん…ってことはあの王女様も腹の中は真っ黒なんじゃ?)」
テンションの差がすごいね君ら…もうそこまで来るとわざとでしょ。
ってか、くーたんのことすごい悪く言うじゃん。
まぁ、僕らにくーたんって呼ばせてる時点で結構腹黒だよね。
深海もあんまり好きじゃないみたいだし。
ま、あいつも幼馴染みの前でなら本音で話せるって喜んでたけどね。
「(ほえぇぇぇ…なんでそんなこというのぉ〜)」
そんな自分の腹黒幼馴染みの声が聞こえた気がした。
それから、僕は横から小声で話しかけてくる幼馴染み達を無視した。
なんか喧嘩が始まって居る気もするが、そんなものは僕には見えないのである。