第四十六話 予想外の成果
第四十六話 予想外の成果
大山さんに『木蓮』を渡したり、毒島さんが中二病だと判明した翌日。
憂鬱な月曜日がやってきた。
「はぁ……」
誰にも聞こえない声量で、ため息を吐く。
休み時間になり、スマホを弄る自分に話しかけてくる人なんていない。今日も今日とて、1人である。
これを『†孤高†』だなどと取り繕う余裕もなかった。純粋に寂しいし、いたたまれない。
周りが友達とわいわいがやがや楽しそうに話す中、自分だけが無言なのだ。己が異物であるという空気が、ヒシヒシと伝わってくる。
誰か、話しかけてきてくれないだろうか?自分から声をかけに行く勇気は……まだ、当分出そうもない。
そんな後ろ向きな考えが通じたのか、こっちに近づいて来る男子生徒がいる。
『精霊眼』の広い視野で捉え、どうにか驚きで出そうになった声を堪えた。
え、マジで話しかけてくれるの?ど、どうしよう。どう返事すればいい?いや、まずどんな内容を話しかけられるのか……。
なんて、考えていたら。
───パン!
突然、その男子生徒が自分の顔の近くで大きく手を叩いた。
その動きをハッキリと目で追えていたので、特に驚く事はない。だが、行動の意図が読めず身構える。
「え、えっと……」
「あ、ごめん。虫が飛んでたから!」
そう言って、そそくさと自分のグループに戻ってしまうその男子生徒。たしか、伊藤君だっけ……?
彼は友人だろう生徒達の輪に入り、小声で話し出した。どうにか聞き取ろうと、耳を澄ませる。
幸いな事に、教室は彼が手を叩いた瞬間何故か少し静かになっていた。
「なんだよすぐ戻って来て、ビビってんの?」
「ビビッてねぇし!この程度の『罰ゲーム』ちょれぇよ」
「そうかもな。冒険者らしいけど、さっき矢川の奴手の音にビビッてたよな」
「やっぱし?案外覚醒者とかって、大した事ねぇんじゃねえの?」
……ああ。そういう事か。
再び喧噪が戻った教室。心なしか、向けられる視線が増えた気がする。
『精霊眼』が、無駄に広い視野と動体視力で捉えてしまうそれらの瞳。
そのどれもが、恐怖と好奇心、そして警戒が混じったものだった。
……毒島さんは『私が恐いか?この呪いの力が……!』なんて言っていたけど、覚醒者というだけで恐がられるのはよくある事だ。
そう、よくある事なんだよ。
度胸試しの対象にされ、勝手に恐れられたかと思えば侮られて。居心地がいいはずなんてない。
ここで、小粋なジョークでも言えたら打ち解ける事が出来たのだろうか?
それとも、エリナさん達みたいに覚醒者で集まる事が出来たら『住み分け』が上手くいくのだろうか?
どちらにせよ、自分には酷く難しい事である。
チャイムが鳴って、皆がそれぞれの席につく。授業を真面目に聞いて、ノートもとって。
板書をしただけで少しだけ達成感を覚えながら、またチャイムが鳴って昼休み。
「京ちゃん京ちゃん!今日もお昼一緒に食べよ!!」
隣のクラスからやってきたエリナさんの誘いに、少し迷ってから頷く。
こうして彼女らと一緒にいる度に、周りからの視線が苦しくなってくるけれど。
それでも、誰かと一緒にいたかったから。
* * *
「ダンジョンだー!」
「エリナさん。あまり騒ぐと周りに迷惑がかかりますよ?」
「うん」
「つっても、アタシら以外に冒険者はいないみたいだがな」
「いや、その……ストアの人達もいるので」
放課後。また、レッサートレントのダンジョンストアに4人でやってきた。
前回より呼吸がしやすくなった気がする。エリナさんだけじゃなく、毒島さんも未知の存在でなくなったからだろうか?
大山さんも『今どきの女子高生』って雰囲気でもないから、一緒にいてそこまで恐くない。
……いっそ、彼女らと同じクラスだったらなぁ。
男女で分かれて更衣室に行き、支度を済ませる。先にドアの近くで待っていれば、エリナさん達と木蓮が出てきた。どうやら、中で起動を済ませたらしい。
専用ボディがあると、こういう点も便利である。ダンジョンへ入る前に起動できるから、かなり安全度が上がるので。
「じゃあ、今日も張り切っていこー」
「お、おー」
毒島さんからの注意が効いたのか、小声で掛け声を上げるエリナさんに、自分も小さめの声で答える。
そうして、2度目のレベル上げが始まった。
……と言っても、語る事など序盤にはない。
前回同様にやってきたレッサートレントを2体まで減らしたら、毒島さんに剣を貸して彼女らに自分が吊るしているモンスターを攻撃してもらうだけである。
ダンジョンに入って約30分。遂に、依頼されていた『LV:5』に毒島さん達が到達した。
『スキルで確認した。彼女らは目標のレベルに到達したよ』
「やったー!おめでとう、アーちゃん!シーちゃん!!」
「おめでとうございます」
「ど、どうも……?」
「……おう」
エリナさんが万歳をし、自分も一応周囲を見回してから小さく拍手をする。
しかし、当の本人達は微妙な表情だ。はて?そんなに疲れているのだろうか。
「どーしたの2人とも。嬉しくないの?」
「いえ。嬉しくはあるのですが」
「想定の数倍速いレベルアップで、思考が追い付かん」
エリナさんの問いに、毒島さんが苦笑を、大山さんが仏頂面で答えた。
なるほど。確かに2日で『5』まで上がるのは、かなりのハイペースだ。自分ももう少しかかった気がするし。
体感時間としては長く感じたが、冷静に振り返るととんでもない速度である。毒島さん達が困惑するのも無理はない。
そうなると、自分が考案したレベリング方法は正しかったのだなと、自画自賛する。
……まあ、自分自身に行う術は思いつかないのだが。この方法。術というか、伝手?
「なるほどなー。でも、ここからが大変だよ?もう『F』でレベルを上げるのは大変だから、『E』に昇格しないとだし。それに、今後は京ちゃんがグワシー!ってやってくれないからね!」
「ええ。承知しております」
「元々、そのつもりだ」
「その意気や良し!ちょうど3体こっちに向かって来ているから、早速試してみよう!」
「っ!は、はい!」
「おう……!」
毒島さんが剣をこちらに渡し、すぐにクロスボウを取り出す。
彼女が弦を張りボルトを装填したのと、レッサートレント達の姿が見えてきたのがほぼ同時。
『ギギ!』
『ギ!ギ!!』
洞の様な目をつり上げたモンスター達に、毒島さんが狙いを定めようとする。
だが、動く相手に撃つのは初めてらしい。放たれた矢は、壁に当たって軽い音と共に床へ転がった。
「木蓮、前に出ろ!」
大山さんの声に従い、木蓮が盾を構えて前進。
3体のうち2体がゴーレムに槍の様な鋭い腕で攻撃し、脇をすり抜ける様にして残りの1体が大山さんに襲い掛かる。
「こ、のぉ!」
それを、彼女は上段からの大ぶりで迎撃。空ぶって床を叩くも、後退はさせられた。ウォーハンマーと石の床で火花が散る。
その間にエリナさんと共に後ろへさがり、戦闘を見守る。いざとなれば、割って入らなければならない。
「───『呪火』!」
盾を構える木蓮を滅多打ちにする2体の内、片方が燃え上がった。黒色の炎が切り株の様な体を包み、少しずつ萎ませていく。
その個体は脱力した様に後ろへ転がった。
『ギ、ギギ……!?』
「そらぁ!」
大山さんはウォーハンマーのつるはし型のスパイクでレッサートレントの右足に引っ掛けると、力づくで引っ張って転倒させた。
尻もちをついたモンスターはすぐに立ち上がろうとしたが、それより先に彼女の振り下ろしが入る。
メキリ、という音と共にハンマーがレッサートレントを叩き割った。木片が散らばるが1撃は耐えたらしい。しかし、続く2撃目で今度こそ沈黙。
黒い炎に飲まれた個体は倒れたまま動かず、砕かれた個体は既に塩へと変化している。
残るは1体。木蓮はガードを固めたまま、じりじりと相手に近づいていた。間合いが近すぎて鋭い腕で突く事が出来ず、奴は叩く様にしか振れていない。
それでは鋼の盾と鎧を貫く事ができず、隙をついて横合いから大山さんが最後の個体を転倒させる。
後は、先ほどと同じ様にハンマーがレッサートレントを木片に変えた。
呪いに蝕まれていた個体も塩に変わり、毒島さん達が息を吐き出す。その光景に、自分もまた胸を撫で下ろした。
思ったより安定感がある。このダンジョンで4体同時に遭遇した事はないので、彼女らなら十分やっていけるはずだ。
……それでも、まだ少し危なっかしいと思うのは傲慢なのだろうか?
「うん!2人ともお疲れ様!上手に倒せたね!」
「おう」
「ええ。これも貴女方の協力のおかげです」
ウォーハンマーを肩に担ぐ大山さんと、ボルトとコインを回収した毒島さんが微笑む。
それに『うんうん』と頷いたエリナさんが、視線を毒島さんのクロスボウに向けた。
「でもアーちゃん。その武器はやっぱり攻撃力不足だと思うよ?片手でも扱えるけど、普通の人でも殺すのは大変なのにモンスター相手は厳しいかなって」
さらっと恐い事言ったな、この人。
若干エリナさんに引くも、言っている事は同意見である。あのクロスボウ、威力はマジで低い。
その分携帯性や弦を引く時間が短い等の利点はあるものの、アレでは相性の比較的良いゴブリン相手でも大した攻撃力は期待できないだろう。牽制が限界だ。
「やっぱりそうでしょうか……」
「呪い1本でいくか、スリングに切り替えるのもありじゃないかな!もしくは、矢に何か細工をするとか?弩を大きくするのは……取り回しが大変かも?」
「……考えておきます」
毒島さんが弦を外し、ドロップ品と一緒にリュックへクロスボウをしまった。
それを視界の端に納めつつ、顔ごと目を動かして周囲の警戒をしておく。エリナさんが何も言わない辺り、まだ敵は来ていないと思うが……。
「それで、どうしよっか?今日はもう帰る?」
「そうですね。私はもう良いのですが……」
「最後に、お前の大手裏剣のテストをしたらどうだ?」
大山さんが、その三白眼でエリナさんを見上げる。
「ちょうどアタシもいるし、きちんと使えるか確認しておいた方が良いだろう」
「んー……いいの?」
「構わん」
「私も大丈夫です」
「……あの……僕も時間的にはいいんだけど、もう完成したの?あの手裏剣」
素材を渡したのは昨日だ。まさか、一晩で作業を終えたのか?
そう疑問符を浮かべていれば、大山さんが『むん』と胸を張った。
革のベスト越しに、彼女の巨乳が強調される。背が低いのにでかい……!
「1カ月前ぐらいから作り始めて、後は最後の『素材』を融合させるだけだったからな。それに、あんな良質な素材を前にして作業せずにいられるか。徹夜したに決まってんだろ」
「いや。徹夜明けにダンジョンへ来るのは流石にどうかと」
「安心しろ。授業中に寝た」
「安心できませんよ?後でノートは見せますけど、授業はちゃんと受けましょうね?」
「……おう」
毒島さんが笑顔で大山さんの肩を掴むが、目が笑っていない。
まだ短い付き合いだが、なんとなくこの2人の関係が見えてきた気がする。
考える前に動くし『動ける』タイプの大山さんと、考えてから動けるし『そうしないと動けない』毒島さん。
どっちが優れているとかではなく、支え合える間柄なのだと思う。
今日のお昼の時ちらっと聞いたが、彼女らは小学校からの付き合いだとか。
いいなぁ。僕も昔からの友達とかが同じ学校にいたらなぁ……!
「ふっふっふ。ではお言葉に甘えて……この『大車輪丸』のお披露目だよ!!」
エリナさんがドヤ顔で巨大手裏剣をアイテムボックスから引っ張り出す。
なお、名前に関しては自分とアイラさんが後々追加で夕方に1時間ぐらいかけて説得した。
危なかった……エリナさんの好きにさせていたら、『DX京ちゃん型巨大手裏剣アーちゃんシーちゃんエリナスペシャル』という、頭の痛くなる名前になっていただろう。
いやほんと、何がどうしてその名前にしようとしたのか。
ちなみに。説得に1時間もかかった原因の1つにアイラさんが『私の名前は入れてくれないのか……』とかほざいたのもある。これのせいで、エリナさんが更なる謎ネーミングをし始めたのだから。
閑話休題。ダンジョンに思考を戻す。
「ようし。レッサートレントを探して投げつけよう。今宵の『大車輪丸』は血に飢えておるわぁ!!」
「今夕方だし、相手血は流れないけどね」
「京ちゃんシャラップ!ウーロン茶の刑に処すよ!」
「なんて?」
ウーロン茶の刑ってなんじゃい。タオル顔に被せてウーロン茶でもかけるのだろうか……。
いや、この人の場合十中八九何も考えずに言っているのだろうけども。エリナさんって偶に脊髄で会話するから。
「見つけた!次の角を曲がって、少し行った先!突撃ー!」
巨大手裏剣……『大車輪丸』を手に、エリナさんが意気揚々と歩き出した。
毒島さん達と顔を見合わせた後、彼女の後に続く。
流石エリナさんというか、索敵は見事成功していたらしく言った通りの場所にレッサートレントが2体いた。
『ギ!ギギ!』
当然、レッサートレント側もこちらに気づく。枝が擦れる様な声をあげて、自分達に走り出した。
普段なら自分が前に出て剣を抜く所だが、今回は『大車輪丸』の実験。取りあえず静観しよう。
「林崎流、秘伝!」
エリナさんが、手裏剣を振りかぶりながら右足を大きく上げた。
I字バランスかと言いたくなるほど綺麗に爪先まで伸びており、思わず白い太腿やチラリと見えるインナーの股部分に視線が吸い寄せられる。
この人恥じらいとかないんか!?ありがとうございます!?
「1本だたら投法ぉおおお!!」
いやそれ絶対林崎さんの家関係ない。どっかの野球選手がやったやつのパクリだろ。
そんなツッコミが浮かぶも、発言する余裕はなかった。
別に、エリナさんのおみ足やインナーに集中していたからではない。この『精霊眼』は、その為に高い視力や視野を持っているわけではないのである。
───ダンジョンに流れる魔力の向きが、変わったのだ。
「!?」
ずるり、と。凄まじい速さで魔力がレッサートレントの周囲で渦巻きだす。
それが何を意味するのかを理解するより速く、もう1つの変化が発生。
───ギュォッ……!
『大車輪丸』は4枚の刃から風を放出し加速するのだが、レッサートレント達にぶつかる直前。空中で渦巻く魔力を『絡め取った』のである。
『概念干渉』
大山さんによって『魔力変換』と共に『大車輪丸』へ融合させられたのだろうスキルが、魔力による『守り』に反応しオートで発動。手裏剣は空中で追加の加速を行った。
結果。
───グォオオオオオオオ!!
「ほへ?」
小規模な竜巻でも発生したのかという暴風を伴い、『大車輪丸』は2体のレッサートレントを纏めて両断。
それだけでは勢いが止まらず、ギャリギャリと音をたてて壁を生えている根や蔦ごと切り裂きながら進んで行く。
10メートル以上離れた所で、ようやく止まったらしい。快音をたてて、床に突き立った。
刃が通り過ぎた壁には、バックリと切れ目が入っている。
両断されたレッサートレント達が塩に変わるのを見届けた後、自分、エリナさん、毒島さんが勢いよく大山さんに振り返った。
いやこれどういう事!?
「え、なにこれ知らん。こわ……」
作り手、まさかの困惑。
ドン引きする大山さんに、彼女も事情がわからないと判断しイヤリングへ話しかける。
「アイラさん、見ていましたか?」
『ああ……見ていたが、何もわからなかった。私では『鑑定』しようにも動体視力が追い付かん。逆に君はその眼で何か読み取る事は出来なかったのか?』
「一応、エリナさんが手裏剣を投擲した瞬間ダンジョン内の魔力の流れが変化したのは視認しました。また、そうして大気中を渦巻いていた魔力を手裏剣に組み込まれた『概念干渉』が巻き込み、速度と破壊力を上昇させた様に見えました」
『……なぜ、ダンジョンに流れる魔力の向きが変化したんだ?』
「わかりません。レッサートレントが何かをした様には見えませんでしたが……」
『これは、何も言えんな。謎が多すぎる。後日、検証する他あるまい』
「了解」
アイラさんとの念話を終えた所で、エリナさんが『大車輪丸』とコインを回収して戻って来る。
「京ちゃん京ちゃん!今の見た!?凄い!凄いよ!あれたぶん京ちゃんの素材のおかげだよね!?」
「た、たぶん……?でも、大山さんのスキルが何か働いた可能性も……」
「どっちにしろ凄いんだよ!やったー!私の『大車輪丸』は天下無敵だぜー!」
原理はさっぱりだが、取りあえずエリナさんの『攻撃力不足』は解消されそうである。
ただ、この威力と射程は使い所を考えないといけないな。この通路が直線で長かったから良いものの、狭い所で使ったら最悪跳ね返ってくる。そもそも、魔力の流れが変わった原因もわからないし。
そんな事を考えていると、腰布を誰かにがっしりと掴まれた。
何事かと視線を向ければ、大山さんと目が合う。
なんか、びっくりするほど笑顔だった。
「矢川」
「は、はい?」
「今度からお前の爪はアタシが切ってやる。切らせろ」
ろ、露骨ぅ……!
瞳をキラキラとさせてこちらを見上げる大山さん。そして、自然と上から見下ろす形になってしまう彼女の巨乳。
……まったく、困ったお人だ。まさか、自分がそんな見え見えの素材採集に引っかかるとでも?
「よろしくお願いします!」
教訓。メンタルぼろぼろな時に色仕掛けされると、たとえ相手が無自覚でも簡単に引っかかるものである。
脊髄で会話しちゃうって、こういう感覚なんだなぁ。いや、それ脳と繋がってんの脊髄とは別のもんだろって?神経はだいたい脊髄通っているからセーフ。
この後、エリナさんと毒島さんが割って入って一旦この話は流れる事になった。
……もしや僕って、凄まじくチョロい奴なのでは……?
少しだけ、自分自身が恐くなった。
読んでいただきありがとうございます。
感想、評価、ブックマーク。励みになっております。どうか今後ともよろしくお願いいたします。
Q.どうしてクラスメイトは危険生物(京太)相手になめたまねし出したの?
A.慣れですね。
ただ無害であり続けた結果、彼という『脅威』にクラスメイトは良くも悪くも慣れてきました。
結果、『檻(法律)に囲まれたクマや虎』程度の認識に一部で変わってきたのかもしれません。
動物園で、馬鹿なグループがクマとか虎の檻の前にギリギリまで近づいて度胸試しする……みたいな?