第百十二話 現代冒険者ライフ
第百十二話 現代冒険者ライフ
『君は橋の下で拾われて来たのかね?』
「剣と拳、どっちが良いですか?」
『すみませんでした!冗談です!』
両親が覚醒した日の夜。残念女子大生の無神経すぎる発言に、こめかみに血管が浮かぶのを自覚する。
「世の中にはですね、言って良い冗談とダメな冗談があるんですよ」
『はい……』
「そういうのはマジで笑えませんからね。最悪リアルファイトですから」
『はい……』
「あと貴女がそういうのを言うと、こっちもどこまで怒って良いのかわからなくなるので勘弁してください」
『はい、反省します……』
有栖川アイラは不義の子である!母親の不倫で産まれた、妹とは種違いの関係だ!
実の両親は心中し、母親からの遺書には『お前も死ね』と書かれていたぞ!
ついでにこの人のコミュ障は、『両親から自分は愛されていない』というコンプレックスが原因だぜ!
……過去が重ぉい!!
誰が言っても良くない冗談だが、この人が言うと洒落にならねぇ……。
『姉さん。流石に今のは私でも引きますよ……?』
『す、すまん。だが、京ちゃん君とご両親で、ステータスもスキルも差があり過ぎてなぁ』
本日めでたく覚醒した両親の『鑑定』を、アイラさんにはお願いしていた。
その結果は、
『2人ともステータスは平々凡々。スキルもそれぞれ父君が『魔力変換・風』、母君が『千里眼』の1つずつ。なんで『C』2人から君みたいな『SSR』が産まれたのか、不思議でならん』
「人の親を最低レアで例えんな」
ハッキリ言って、両親ともあんまり強くなかった。
父さんの方は中世の一般兵士みたいな『魔装』で、スキルは魔力変換のみの一発屋。魔力量から見て、スキルを連発できない。
母さんの『魔装』は黒の上下にこげ茶をした毛皮のマントと、同じく皮で出来た籠手に帽子。武器はクロスボウの狙撃型。
『千里眼』というスキルがどういうものか調べたところ、視力が非常に良くなるらしい。更には高い空間把握能力が備わるとか。
どちらのスキルも強いは強いけど、単品であっても『そこそこ』止まりだ。ステータス的にもスキル的にも、『Fランク』だと思う。
しかしまあ、大事なのは覚醒できた事だ。
平均的な能力という事は、頑張れば冒険者試験を合格できるという事。後はレベル上げさえすれば、多少は自衛できるはずだ。
「こっちはむしろ、親との血の繋がりを強く感じましたよ」
『ああ、例の覚醒方法の事だね。山寺氏は現在、修行者達から君は次いつ来るのかと質問攻めにされているそうだよ』
「そう言われましても……山寺さんの修行で元々魔力が流れやすくなっていたのはありますが、たぶん、あんなにスッと覚醒したのは血の繋がりあってこそですから。他の人だとあまり上手くいきませんでしたし」
魔力の器……『魂』に近い部分。
それに干渉するのは、そう難しい事ではない。前提として魔力の流れを正確に把握し、他人のものだろうとその流れを少しだけ変える術をもつのなら、だけど。
だが、器そのものに大きな力を加えるのはとても困難である。
肉の器に守られ、更にその奥で精神の壁に守られた魂。器を押して魔力を吐き出させるのは、酷く神経をすり減らす作業だった。数人程度ならともかく、10人を超えるとマジできつい。あの日は何周もしたから、本当に疲れた。
その中で、両親だけはあんなにも簡単だったのはやはり魔力の性質が近いからだろう。
他の人にも同じ事をしたが、誰も覚醒はしなかった。まあ、何十回、何百回とやっていけばそのうち覚醒するかもしれないが。それなら、今まで通りの修行法で良いだろう。
『だろうね。君とご両親の血縁関係を本気で疑うつもりはない。更に、君は覚醒してから2年間。ご両親と同じ家に住み同じ食事をとっていた。覚醒した例の1つに、素質の高い覚醒者と長時間共に過ごすというのもある。恐らく、複合的な理由で今回は上手くいったのだろうね』
「と、おおよその理屈は浮かびますが」
『それで皆が皆納得できるのなら、世の中喧嘩も殺し合いも戦争も起きはしないねぇ!』
「ですよねー」
うん、決めた。暫く山寺さんの所には行かない様にしよう。
元々精子提供がどうのと、あまり関わりたくない人だし。何が悲しくて、爺の口からそんな事を囁かれなければならないのか。
……『エッチなお店に連れてってやるから!』という誘いには一瞬心がぐらついたけど!
なお、そう発言した直後生臭坊主は教授からガチ目に怒られていた。こちらにも『そういうお店に未成年が興味をもつな』と、飛び火したぐらいである。
閑話休題。あのマッド爺の事はどうでもいい。両親の覚醒修行をしてくれていた事には感謝するが、それはそれ。これはこれ。
「両親は今の所、健康である。という事で良いんですね?」
『うむ。ステータスには特にこれと言っておかしな所はなかった。山寺氏には医学の心得があるが、彼も何も言っていなかったのだろう?そして君の眼から見ても問題ないのなら、ご両親は健康体であると判断できるね』
「そうですか……良かった……」
『京ちゃん、その辺りずっと気にしていたけど、何がそんなに心配だったの?』
お嬢様モードもとっくに解除されたエリナさんに、小さく咳払いしてから答える。
こちらもそろそろ切り替えないと、どもってしまいそうだったので。
「あまり例はないんだけど、スキルの中には副作用がある物も確認されているんだ。例えば、『暴れ食い』ってスキルとか」
『え、なにそのスキル』
「なんでも、顎が限界以上に開くし、咀嚼能力、嚥下能力、そして消化器官もかなり強化されるらしい。それこそ、分厚い鉄板をバリバリ食べられるとか。普通の覚醒者より毒や呪いにも強くなるそうで、食あたりの心配もない」
『おー。漫画に出てくるみたい!』
『それ、モンスター相手には使っちゃダメな能力ですよね……?』
「はい。しかもこのスキル、持っている人は全員『異常な食欲』に悩まされているらしく……。元々は拒食症だった人さえ、四六時中何かを食べている状態だそうです」
スキルに体と精神が引っ張られる、とでも言えばいいのか。
オカルトじみた話になるが、どの道『覚醒の日』以降は日常がオカルトである。
現在仮説として有力なのは、『スキルとは魂に宿るものであり、魂が肉体と精神を上書きしかけている』という説。
魂の『形』は肉体や精神から影響を受ける事もあるが、魂の『力』は肉体も精神も凌駕する。
正直、自分にはさっぱりな話だ。本質を理解できる気がしない。しかし、『事象』や『結果』ならば受け入れられる。
「もしも両親が変なスキルを引き当てて、大変な事になったらどうしようかと……」
『うむ。スキルだけじゃなく、『種族事故』なんて言葉も最近はあるぐらいだからな。ウサギ獣人になった人とか大変らしいぞ。不貞とか親権とか』
また、この人が言うとリアクションに困る話が……。
『覚醒したらそれだけで順風満帆、とはいきませんね』
『当たり前と言えば当たり前だけどね!でもそっか。それなら京ちゃんが心配するのも納得かも』
「ええ。それでも、今の世の中だと覚醒はした方が良いと思いましたが」
変なスキルを発現してしまう確率と、氾濫に遭遇する確率。どちらが高いのか不明だが、両親は既に2回もモンスターが原因で死にかけている。
リスクがあろうと、力は必要だった。
『そう言えば、君のご両親の容姿はどれぐらい変わったんだい?種族は変わっていないから、劇的な変化とはいっていないだろうが。私は以前1度あったぐらいで、それほど違いがわからん』
「ああ、そうですね。肌艶とか髪質は良くなりましたよ。母さんは『シミがなくなった』って喜んでいましたし」
パッと見だと、5歳ぐらい若返ったかな?自分が小学校の頃家族旅行に行った時の写真がリビングに飾ってあるので、それと見比べたらかなり近かったし。
父さんの中年太りしていたお腹も、だいぶ引っ込んだ。まだ少し油断した腹回りだが、健康診断で怒られる事も減るだろう。
『ふむふむ。いっそ身も心も若返って、君の妹か弟を量産してほしいのだがな。そうすれば京ちゃん君みたいな『SSR』が恒常で排出されるのか、それとも突然変異みたいなものなのかがわかるし』
「人の親でガチャをやるんじゃねぇ。というか嫌だよ、この歳で弟や妹が出来るの」
そんな事になったら、真面目に1人暮らし検討するわ。何が悲しくて、両親の『夜の運動会』が開催されている家に住まねばならんのじゃい。
……でも、自分が家を離れたらまた近所で氾濫が起きた時不安だな。
「……その時は、ひたすら部屋の防音を強化します。あと耳栓とかイヤホンも高いやつ買わないと……」
せめて……せめて2人が、きちんと自衛できるレベルまで待たなければ……!
『お、落ち着いてください京太君!まだそうなると決まったわけじゃありませんから!』
『京ちゃんが死にそうな声を出してる……!きっと今お顔がしわしわになっているね!』
『よし。スッポン鍋のセットを君の家に送るか。あとはウナギと、牡蠣と』
「殺すぞ」
『どうどうどう』
無駄に金と実行力のある残念女子大生に釘を刺しつつ、エリナさんとミーアさんの言葉に頷く。
そうだよな。いくら仲良し夫婦かつ、覚醒して若返ったかの様な体になろうとも。そこまでハッスルする事はないだろう!
ないと!信じたい!!
* * *
両親が覚醒した、翌日。
「アーちゃんとシーちゃんの『Dランク』昇格を祝して、カンパーイ!」
「かんぱーい!」
有栖川邸に集まり、仲間内のみでちょっとしたパーティーをすることに。
理由は今しがたエリナさんが言った通り。毒島さん達が昇格したのだ。
「あの……大丈夫ですか?矢川君」
「え、何が?」
「何というか、お疲れの様ですけど」
「ははは。いやぁ、全然大丈夫ですよ」
毒島さんが心配そうに話しかけてくる。
昨夜、両親が『運動会』しないか心配で中々眠る事ができなかっただけだ。この体はやたら頑丈なので、1日2日徹夜したところでどうともないはず。どうにも、精神的に疲れてしまった様だ。
とはいえ、主役の1人にそんな事を心配させるわけにはいかない。
「やあ京ちゃん!昨夜はお楽しみだったかね!ご両親が!」
「はーい、アイラさんタバスコのタバスコ和えですよー」
「それはただのタバスコだねぇ!?」
タバスコの瓶を片手に、残念女子大生へとにじり寄る。
大丈夫。覚醒者なら一気飲みしても暫く喉が痛くて喋る事ができないだけだ。そういう馬鹿な動画をあげる覚醒者がいたので、知っている。
なので問題ない。さあ飲め、残念女子大生……!
「ジョーク、ジョークだよ京ちゃん君……!」
「言って良い冗談と悪い冗談がですね……これ昨日も言ったな。処すか」
「ストぉぉぉップ!助けてくれミーア、暴漢に襲われる!」
「人聞きが悪い」
「姉さん」
「はい」
「素直に謝りましょうね?」
「はい。ごめんなさい」
「許す」
ただし次はない。次変な事を言ったら、その持っている酒瓶とタバスコを入れ替えてやる。
というか、未成年だらけの場所で酒は……あ、ノンアルか。
「なんだね京ちゃん君。私が女子高生どもの前で、素面のまま立っていられるとでも?酒瓶を取り上げようものなら、床でダンゴムシになる所存だが?」
「どういう脅しですか」
「ふっふっふ……私のコミュ力は『コンマ5』だ。もちろん全力だから、安心してくれ」
「どこに安心要素が?せめて『1』は超えていてくださいよ」
「私に1人前のコミュ力があるとでも?」
「……すみません」
自分でも酷い事を言ったと、心から反省する。
そっと机の上にタバスコを置き、目を伏せた。
「自虐とは言えショックだなそのリアクション。あと何でわざわざタバスコを持ち込んだのだ、君は」
「どうせアイラさんが無神経な事を言うと思って……」
「私の発言が予測されていた……!?」
そう驚かれても、どれだけの付き合いだと思っているのか。
……4カ月ぐらいだった。思ったより短い事に、内心で驚く。
かなり濃い経験をここまでしてきた上に、良くも悪くもこの人の残念な、よく言えば親しみをもてる部分を見ているせいで長い付き合いに思えてならない。
「それでも、姉さんのコミュ障はだいぶ改善したんですよ?」
「ミーアさん」
ジュースの入ったグラスを手に、ミーアさんが話に加わる。
フリルつきの青いシャツに黒いジーパン姿で、そのスタイルの良さもあり大人びた雰囲気だ。
正直、偶にこの姉妹のどっちが姉でどっちが妹かわからなくなる。アイラさん、今はパーカーと短パンだが普段はジャージだし。いや、パーカー姿も大概ラフだが。
「今は同じ研究室の人を相手に、10種類以上の単語を言えるんです!これは素晴らしい成長ですよ!」
「おいおいやめてくれミーア。照れるじゃないか」
「今までそれ未満だったの……?」
あと10種類は喜んでいいのか。成長の兆しが見えただけで奇跡、ってこと?
「それでよく大学生活やってこられましたね。たしか、大学生って横や縦の繋がりがないとレポートとか大変って聞きますけど」
「うん?そんなもの、普段の授業を半分ぐらい真面目に聞いていれば余裕だろう。それ以外の事も成果で黙らせればいい。ババ様の力は借りていないと、胸を張って断言するぞ」
むしろ力を借りる先が有栖川教授以外にいないのか……。
容姿端麗、スタイル抜群。学業優秀で実家も太い。普通これだけのスペックなら、そこら中から手が伸びてきそうだが。
それ全部回避するか引っ込めさせている辺り、筋金入りである。
「大学生活は人間関係以外で苦労する事などないよ。なあ、ミーア」
「うるせえ殺すぞ」
「ミーア!?」
いけない、ミーアさんがキャラ崩壊するレベルでぶち切れている!
どうやら残念女子大生の発言が彼女の逆鱗に触れたらしい。
「み、ミーア?どうした?お姉ちゃんの事が嫌いになってしまったのか?」
「今だけはそうなりそうです。下着を口につめてやりましょうか」
「なんで下着を口に!?」
「よくあるんですよ」
「落ち着け!それは二次元だけだ!」
じりじりと間合いを詰めるミーアさんと、両手を前に出して後退するアイラさん。
巻き込まれては面倒なので、本日の主役である毒島さんの方に移動する。
「何というか、すみません。あの残念姉妹が」
「いえいえ。人のじゃれ合いを見るのも楽しいですから」
コロコロと笑う毒島さん。すみません、あれじゃれ合いで済まないかもしれないっす。
もしも『R18G』な事になりそうなら力尽くで止めよう。『R18』の場合は、全力でこの場から離脱しようと誓った。
……最初から最後まで観察したいという欲求は、理性でねじ伏せる!
「矢川ぁ……」
「っ!?」
背後から聞こえたおどろおどろしい声に、びくりと肩を跳ねさせる。
振り返れば、大山さんがその三白眼をいつも以上に吊り上げてこちらを睨みつけていた。
「お前、エリナから聞いたぞぉ……」
「え、なにを?あ、昇格おめでとうございます」
「おう、ありがとう」
「ありがとうございます」
一瞬だけ素に戻った大山さんと、友人の様子を気にした様子もない毒島さん。
なんなの?平常運転なの?
「お前、どこの馬の骨とも知らねぇ爺に『精子出せ』って迫られたそうだな、おい……!」
「ぶほっ」
あ、平常運転だわ。
代わりに、毒島さんとミーアさんは噴き出して硬直したけど。その隙にアイラさんがエリナさんの背中に隠れる。
「ふざけるな。アタシにはいつまで経っても提出しないくせに、爺には渡す気か?お前とアタシの絆はそんなもんか?」
「どちらにも渡す予定はありませんが?」
「お前の精子で武器を作るのは……アタシだと思っていた……!」
「まず年頃の娘さんがせい……その、男性のアレを連呼するのはやめましょう」
聞いているこっちが変な気分になりそうだ。大山さんは可愛い顔だちだし、胸もでかい。
正直、そういう話題を出されると目のやり場に困る。ただでさえ、ここに男は自分しかいないのに。
……やめよう。男女比率考えると、部屋の隅で縮こまりたくなるから。
「雫さん!そ、そういう事を大声で言ってはいけません!」
「そ、そうですよ!破廉恥です!きょ、京太君の精子だなんて!せめてそういう発言は夜だけにしましょう!」
「ミーアさん。酔ってないよね?ミーアさん」
いつの間にかアイラさんのノンアルビールを強奪していたミーアさんから、数歩距離をとる。
「というかエリナさん。なんでそういう事話しちゃうの」
「良かれと思って!」
腰に手を当てて胸を張る、どや顔の自称忍者。
着物越しでも強い存在感を放つお胸様が、『たゆん』と揺れた。
くっ、これは許すしかない……!
「お、おほん。話は変わりますが、お2人はどうやってゴブリンのダンジョンを踏破したんですか?たしか今でも、それが昇格の条件でしたよね?」
「は、はい。そこは『木蓮』……矢川君から物々交換でいただいたゴーレムに、ひたすら罠を踏み抜いてもらって……」
良かった、ミーアさんはまだ酔ってないらしい。
比較的まとも枠な2人が、どうにか話題を変えてくれる。
「いわゆる漢気解除ってやつだな。まあ、代わりに鎧の修理が必要になったが」
「なるほど。ですが、探知系がいないのならそういう解除方法は必要ですね。場合によっては、ゴーレムをもう1体持った方が良いのでは?」
「それだと、魔力供給の問題が出てきまして……」
「同好会のマギバッテリーってのが、手に入れば良いんだけどな。流石に無理だ」
真面目な話に移るのを見て、ほっと胸を撫で下ろした。
だがしかし、『ダンジョン』とか『モンスター』という単語が出てくる話が『真面目な話』というのも違和感がある。
2年前であれば、ゲームや漫画の話だった。それが、今や国会やら国連やらで、スーツを着たお偉いさん達が真剣に会議を開く内容である。
何ともまあ、世の中変わってしまったものだ。
手に持ったグラスを傾け、口の中をオレンジジュースで潤す。
両親が冒険者試験に受かったら、レベル上げ手伝わないと。それと並行して、自分もダンジョンでお金と経験値を稼がねば。
これに学校も加わるのだから、地味に大変である。
「京ちゃん、京ちゃん!」
「はい?」
アイラさんを背中に引っ付けたままのエリナさんが、いつも通り太陽みたいな笑顔でこちらに近寄ってくる。
「そろそろ文化祭の準備も本格的にしようね!具体的には、京ちゃんの衣装の選定とか!」
自分でもわかるぐらい、渋面になる。
マジかぁ……マジでやるんかぁ……。
読んでいただきありがとうございます。
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