第九十七話 試される理性
第九十七話 試される理性
「海だぁあああ!!」
「いやまだ早いまだ早い!?確かに海だけれども!?」
エリックさんが誘拐されかけた、3日後。遂に旅行の日がやってきた。
7月も遂に中旬となった事で、気温も夏と断言できるものになっている。空は青く澄み渡り、太陽の光が海に反射して眩しい。
なお、現在地は港である。確かに海だが、その台詞は浜辺とかで言うものだと思うの。
「まったくぅ。エリナ君は少々はしゃぎ過ぎだよ。HAHAHA!」
「浮き輪とシュノーケル装備しながら言われましても」
何やってんだこの残念女子大生。つうかいつの間に出したその浮き輪。服装もアロハシャツだし。
「まあ姉さん達が浮かれるのもわかります。こうして家族で旅行なんて、何年ぶりかわかりませんから……」
「ミーアさん……」
白と青で彩られたシャツワンピース姿のミーアさんが、海風に金髪を躍らせながら苦笑する。
たしかに、アイラさん達は年単位で姉妹仲を拗らせていた。こうして姉妹が旅行へ出かける事が出来るのは、自分が思っている以上の意味があるのかもしれない。
だが、それはそれとして。
「見て見てパイセン!おっきなタンカーが見えるよ!映画でよく爆発するやつ!」
「待ってくれエリナ君。タンカーと映画と言えばサメか銃撃戦だ。という事でこの花火を使って銃撃戦を再現してみないかね!」
「それは危ないからダメだよパイセン!」
「それもそうだね!じゃあ口で効果音を言うだけにしよう!BANBAN!」
「忍法、バリアーの術!無敵バリアーの術!」
「あ、ずるいぞエリナ君!?ではこちらも抜かねば無作法というもの……くらえ、絶対殺すビーム!」
「ぐぅわあああああ!?やーらーれーたー!」
「……あれははしゃぎ過ぎでは?」
「姉さん……!」
小学生レベルの遊びをする残念美女2名を指差すが、ミーアさんは見たくないとばかりに顔を両手で覆ってしまう。
向き合わなきゃ、現実と。アレが貴女の姉と従姉妹やぞ。
「何を我関せずという顔をしているのだね京ちゃん君&ミーア!さあ、既に殺し合いは始まっているぞ!武器をとれ!さもなければ死、あるのみだ!」
「あ、シーちゃん達も来たみたい。おーい!」
「ぴぇ」
瞬時に浮き輪とシュノーケルを外し、こちらに押し付けたアイラさん。彼女はそのまま流れる様に自分の背へと隠れた。
普段の運動音痴っぷりが嘘みたいな早業である。
残念女子大生はともかく、視線をエリナさんが指さす方へ。
そこには、キャリーケースを引く麦わら帽子と白いワンピース姿の毒島さんと、ボストンバッグを肩にかけたTシャツにハーフパンツ姿の大山さんが歩いていた。
「お待たせしました。本日は呼んでいただきありがとうございます」
「待たせた。色々よろしくな」
「待ってないよ、今来たところ!さっきまでパイセンと銃撃戦ごっこしてたんだ!」
「エリナ君……それは言わないで……!」
アイラさんがこちらの背に隠れたまま、蚊の鳴く様な声で懇願する。
身内だけの空間で悪ふざけしていたのを、他人に知られるのって地味に辛いよね。わかる……。
「それは、その……仲がよろしいのですね」
「お前高校生にもなって何やってんだよ……」
「楽しければそれが正義!古事記にもそう書いてある」
「書いてねぇよ、たぶん」
大山さん、そこは断言してあげて。古事記書いた人がそろそろ泣くと思う。
まあ自分も『古事記にも』って聞き過ぎて、逆にどれが本当に載っている事だっけ?と混乱する時があるが。
クラスメイトが前に『女装すれば大抵の事は解決する。古事記にもそう書いてある』とか言っていたのを思い出す。大抵ではないが、暗殺とかで有効だったのは実際書いてあったしなぁ……。
「それはそうと、そちらの方々が」
「うん!先輩とパイセンだよ!」
「いや分かりづれぇよ」
毒島さん達の視線がこちらを、正確には隣のミーアさんと背後のアイラさんに向く。
「初めまして。三好ミーアです。エリナさんからは私の方が『先輩』と呼ばれていますね。そしてこちらが『パイセン』こと有栖川アイラ。私の姉です」
「ど、どうも……」
自分が横にずれ、ミーアさんがアイラさんの腕をガッシリ掴む。
逃げ場がなくなり、流石の彼女も向き合わざるを得なくなった。しかし、いつものハイテンションはなりを潜め、挙動不審な様子で視線を彷徨わせている。
「お久しぶりです、アイラさん。そして初めましてミーアさん。エリナさんの友人の毒島愛花です。本日はお招きいただきありがとうございます」
「うっす。大山雫です」
「はい。こちらこそ、貴女達に会えて嬉しいです。一緒に夏を楽しみましょね!」
「ぉぅ……」
視線を逸らし続けるアイラさんを片手で拘束したまま、笑顔で挨拶をするミーアさん。
流石妹。姉の扱いに慣れている。数年のブランクを感じさせない手綱の握りっぷりだ。
「それじゃあババ様が船で待っているから、早速皆で行こう!そして海で遊ぼうね!」
「はい!」
「まあ、ほどほどにな」
「ほら、行きましょう姉さん」
「やっぱり帰る……」
「諦めてください。ほら、荷物は持ちますから」
アイラさんの分の荷物も持ち、後ろを歩く。
というか、どんだけ持って行くんだこの人。エリナさんのアイテムボックスに預けた分も含めると、かなりの量だぞ。
幸い今の自分なら苦とはならないが、せめて自力で運べる量にしてほしいものである。
「アイラさん。この荷物って何が入っているんですか?」
「皆で遊べるテレビゲームとか、ツイスターとか、コスプレグッズとか、縄跳びとか、水着とか……」
「なるほど。任せてください。僕が責任を持って運搬します」
絶対に必要な荷物であった。これを削るなどとんでもない。
気を引き締め直し、彼女らの後に続く。
さてはて。どんな夏になるのやら。
* * *
船で2時間ほど行った所にある、小さな島。
大部分を木々が埋め尽くし、それと砂浜の間に2階建てのロッジがある。
普段から管理が行き届いている様で、まるで貸し切りの高級宿みたいだ。エリックさん達が偶に商談や交友関係を広げる為に使うらしいが、今回は自分達だけである。
ちなみに船は教授が雇った家政婦さんが運転しており、一旦港の方へと帰った。よく知らない人だが、多芸な方らしい。
だが、今はそんな事重要ではないのだ。大切な事は、もっと別にある。
「白い砂浜……青い海……照りつける太陽……!」
エリナさんの澄んだ声に、段々と熱が溢れてくる。
そして、それを笑顔と共に弾けさせて。
「海だぁぁぁあああああああ!!」
「う、海だぁあああ……!」
「だー」
そう言って、水着姿でジャンプするエリナさんと毒島さん、そして大山さん。揺れるッッ!!
掛け声に不満があったのか、ツインテールを揺らしてエリナさんが友人2名に振り返る。
「テンション低いよ2人とも!?もっとテンションブチ上がりタピオカみたいな感じじゃないと!」
「すみません。流石に恥ずかしかったので……あと今知らない日本語がありませんでしたか?」
「タピオカって有名じゃない?」
「有名ですけど若干古い気が……あとテンションの上げ下げには関係ないかと」
「つうかめんどい」
「身もふたもないよシーちゃん!?」
「いいだろ別に。矢川もこのバカに何か言って……矢川?」
こちらにその三白眼を向けてくる大山さんから、そっと目を逸らす。
性別もあって先に水着へ着替え終わり、ビーチパラソル等を用意していたわけだが……。
ここに来て、本当に良かった……!
まず大山さん。身長に反してメロンの様に大きなお胸様を赤いクロスホルダーなビキニで覆い、下半身はまさかのローライズ。
髪の色とマッチした水着で、とても似合っている。水着のトップスから覗く谷間がとても深い……!
意外と割れた腹筋の下、かなり危ういところまで攻めているローライズも素晴らしいとしか表現できない。小柄な事以外、健康的なエロすと言うべきだろう。
だが小柄な事は決してマイナスにはならない。むしろ健康的なエッチさと合わさる事で、絶妙なアンバランス感を発揮している……!
次に毒島さん。大山さんとは逆にスラリとした体躯で、普段は遊ばせている長い黒髪を後頭部で丸めており印象がかなり違う。
着ているのはオフショルダーのワンピース水着で、遮る物が一切ない白く華奢な肩がとても眩しい。胸元や二の腕は白いフリルがふんだんに施され、水着本体は色白な彼女の肌を強調する様に深めの紺色をしている。
普段お胸様信仰の自分だが、それ以外に興味がないわけではない。毒島さんのスラリとしたボディラインや、ハイレグ気味の水着から伸びる美脚にもノックアウト寸前である。
だが、何よりもエリナさんの水着が凄かった。
黒いフリル付きのリボンで結ばれたツインテール。ここまでは良い。
リボンの色に合わせるかのように、まさかの黒い『三角ビキニ』……!
黒地に金色が縁どられ、白人系の肌との境目が作られている。胸の大部分が露出し、激しく動いたらこぼれてしまいそうだ。
柔らかな曲線も、大山さん以上に深い谷間も丸見えである。彼女が少し動く度に『たゆん』、『ふるん』と震え、自然と目が追いかけそうになった。
綺麗にくびれた腰や、薄っすらと腹筋が浮いたお腹。そしてガッツリハイレグなビキニショーツ。すらりと長い足ながら、太腿にはしっかりと肉がついている。その右の太腿には髪を結っているリボンに似たデザインのリボンが巻かれていた。
なんだこの全身スケベ人間。本人が気にした様子もなく着こなしているが、もしもずれたらその瞬間お胸様の先端とか乙女の秘所とか見えてしまうのではないか?これは予測だが、後ろから見たらTバックだと思う……!
きっと選んだのはアイラさんだろう。ありがとう……!本当にありがとう……!
「おい矢川」
「は、はいぃ!」
「見惚れるのはいいが、せめて感想ぐらい言えよ」
いつの間にか近くに来ていた大山さんが、ニヤニヤと笑っていた。
そっと砂浜に敷く用のシートを腰の前に保持しながら、どうにか答える。
「え、えっと、3人とも、よく似合っているかと……!」
「それだけか?随分と長い間無言だったわりに、短くし過ぎだろ」
「もう、雫さん。あんまり、その……そういうのは、ダメですよ?」
追撃してくる大山さんを、毒島さんは頬を染めながらやんわりと諫める。
その横で、全身スケベな自称忍者がこちらの身体を上から下まで眺めてきた。
「え、えっと……?」
「京ちゃんも水着似合っているね、って言おうと思ったけどシートで見えないや。ちょっとどかして?」
「 」
「エリナさん!?」
「待て待て待て!」
毒島さんと大山さんが、慌てた様子でエリナさんの腕を左右から掴み自分から距離を取らせる。
そして、何やら小声で話し始めた。
「エリナさん、流石にそれは今後顔を合わせる時に気まずくなるので……!」
「お前。いくらアタシでも見て見ぬふりをしてやったのに……!」
「ほえ?どういう事?」
「い、いえ。その、恐らく生理現象がですね……」
「おい。察しろ。頼むから察しろ。アタシだって友達にぼ、ぼっ……説明できるか!」
すみません、お2人とも。ガッツリ聞こえています。そして僕のメンタルがゴリゴリと削られています。
同級生の女子達にさぁ!生理現象が起きている事を察せられるのはさぁ!地味に辛いんですけどぉ!?
やべぇ。ちょっと泣きたくなってきた。
だ、だが!おかげで少しは頭も冷えてきた。これなら普段通りに行動が可能なはず!
そう希望を見出した所へ、最近聞き慣れてきた声が耳に届いた。
「お、お待たせしました……!」
この空気を換えてくれる救いの天使か、はたまたより気まずい空気を作る悪魔か。
ミーアさんがロッジからやってきた。
──あ、これ悪魔だわ。というか淫魔。
金ビキニである。まごう事無き金ビキニである。
エッチな漫画でしか見ないあの水着を、エッチな漫画に出てきそうな身体の美女が来ていた。
細い肩に、くびれた腰。その肩と腰でどうやって支えているのかと聞きたくなる、メートル級バスト。そして、逆にその爆乳に相応しいデカ尻。いや、デッッカ尻。
手足はすらっとしているはずなのに、いやらしさが凄い。長い耳の先まで顔を赤くしながら、ミーアさんが白いサンダルで砂を踏み、右手で左手を抱きながら歩いて来る。
右腕に持ち上げられた爆乳がむにゅぅ……と形を変えていた。なんだあれ。世にも奇妙な柔らかい大玉スイカか?
大山さんと互角のローライズなビキニショーツも相まって、もはや全身モザイクをかけるべきか悩む姿である。
「ああ、矢川さんが凄い速度でシートを敷いて体育座りに!」
「くっ、完全にたっちまったか!」
「座ってるよ?」
やめて、実況しないで。あとエリナさんはそのままの貴女でいてください。
全身ドスケベ自称忍者のドスケベ従姉妹が、顔を真っ赤にしながら小さく震えている。
それに合わせてオッパイ様。否、デカパイ様も微かに揺れておられた。大迫力である。正にお乳の遊園地。
自分は何を言っているのだろう。いや、口には出していないが。内心が垂れ流しになったが最後、社会的に死ぬのは確実である。
「こ、これはですね。姉さんがどうしてもって言うから……!」
「おー。本当に着たのかミーア。エッチさんだな!」
「姉さん!?」
後からやってきた残念女子大生が、平然と梯子をはずす。
なお、そう言う彼女は水着の上からダボッとした白い大きめのTシャツを着ており、肉感的な足以外をしっかり隠していた。
まさに外道……!
というか、待ってほしい。その手に持っているのは。
「って、姉さん!?こんな昼間から、それも学生の前で飲んでいるんですか!?」
「はっはっは。これはね、必要な事だったんだよ」
そう言って、こちらの方まで歩いて来るアイラさん。そして流れる様にシートの上に置かれたクーラーボックスを開け、中から缶ビールを取り出した。
いや、それは正確には……。
「いや、ミーアさん。これ『ノンアル』みたいです」
「やめろ京ちゃん君!私の自己催眠を解こうとするんじゃない!酔わなきゃ吐くんだぞこっちは!マーライオンになってやろうか!?今からここはシンガポールになるぞ!!ああん!?」
「なんでこっちが脅迫されているんだ……」
それはそうと、至近距離にアイラさんの生足があって落ち着かない。この人はこの人で、足長いんだよな……。むっちりした太腿だが、手足のバランスが取れているというか。均整の取れた体つきというか。
本当に、見た目だけは完璧な美女である。盛大にノンアルビールを一気飲みしていなければ、見惚れていたかもしれない。
「改めてアーちゃん君!シーちゃん君!よろしくなぁ!」
「あ、はい」
「お前の従姉妹。前も思ったけどやべーな」
「うん!面白いパイセンだよ!」
「姉さんぇ……」
1人を除いてドン引きされていても、決してめげない酔っ払いメンタル。
でもこれ、実際は素面だから……絶対後で己の記憶に苦しめられるやつでは?
「これはお酒これはお酒……!くっ、ババ様!自己暗示が解けそうだ!ストゼ▢を要求する!」
「それ無しでもいい加減普通に喋られる様になりなさい。元々、今はお酒も効かない体質でしょう」
最後にロッジからやってきたのは、有栖川教授であった。
緑色のスポーツブラみたいな水着のトップスに、同じく緑色のビキニショーツ。彼女の全体的に華奢な体つきによく合っており、この中で一番の美脚が眩しい。
珍しい事に教授は少しだけ頬を赤くして、髪の毛を指で弄る。
「それより。水着選びは全てアイラに任せましたが……私の年齢で着るには少々派手ではありませんか?」
「そうは言うがねババ様。ババ様に任せるとボーダー柄の全身覆うやつを選んだだろう?あんなギャグマンガでしか見ない水着、身内に着られては恥ずかしいじゃないか」
「ですが、70過ぎてビキニを着る方が恥ずかしいのでは?」
「良いじゃないか、見た目は20代なのだし。はい、似合っていると思う者は手をあげて!」
「はい!」
アイラさんの呼びかけに、教授以外の全員が手をあげる。
あの、エリナさん。そんな元気よく手をあげますと、綺麗な脇は丸見えだし、勢いでお胸様が揺れるし。何より横乳が気になってしょうがないのですが……!
「ほら、賛成多数だ。日本は民主主義なわけだし、従ってもらうぞババ様」
「はぁ……まったく」
「有栖川教授」
「はい?なんでしょうか」
呆れた様子でため息を吐く教授に、毒島さんが歩み寄る。
それはもう綺麗な笑顔で。まるで、宇宙人だらけの空間に来て初めて同じ地球人に出会えたかの様な喜びようだった。
「貴女がいて、本当に良かった……!」
「……そうですか」
教授の胸を見ながら、手を固く握る毒島さん。2人の胸は……うん。
曖昧な笑みを浮かべる有栖川教授は気にしていない様だが、毒島さんが仲間を見つけられた様で何よりである。
「よーし!全員揃ったし遊ぼう!ビーチバレーにする?それとも遠泳?」
「待て、エリナ。お前その格好で運動する気か……!?」
「そうだよ?先輩とパイセンもあそぼーよ!水鉄砲なら人数分用意したし!」
「うぇ!?わ、私もあんまり動くと、その、紐が……!今からでも着替えてきたいので、それからにさせてください……!」
「私は運動とかパスだ。パラソルの下でくつろいでいるよ」
「教授。貴女ほどの知恵者なら、水平線を山に変える可能性について何か知っているのではないでしょうか……!その叡智を、あの乳魔人どもを孫に持つ貴女の叡智を私にお授けください……!」
「専門外です。孫達は勝手に育ちました」
「京ちゃん京ちゃん!」
駆け寄ってきたエリナさんが、膝に手を付いて前かがみとなりこちらを見てくる。
エメラルド色の瞳が、海に負けないきらめきを放っていた。
「何して遊ぶ!?ここには私達だけだから、何でもできるよ!」
目の前で左右から腕で圧迫され、谷間を強調する巨乳。
自分は、きっと静かに微笑んだのだと思う。顔真っ赤なままだけど。
「僕はその辺の貝殻だと思って、放っておいてください……」
「なんでぇ!?」
固有スキル、『賢者の心核』。
それを持ちながら、自分は賢者の様な心を得る事は出来なかった。
この夏、僕の理性は最大の試練に遭遇している……!!
社会的な死か、生か!正にデッド、オア、アライブッ!!
もっと話が進むはずだったのに、ほぼ水着の描写だけで1話終わった、だと……!?
読んでいただきありがとうございます。
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シナリオ部長
「デッドオアアライブが御所望と聞いて」
シリアス先輩
「タスケテ」