今日の私(歯編)
君の身近にも、
嗚呼、歯が沁みる。こんな季節にアイスを食うとは。
歯が沁みる...これは歯が沁みているのだろうか。それとも歯に染みているのだろうか。
私の歯はアイスが染みていると考えるならば、これは喜ばしいことなのではないだろうか。
私の歯は、アイスという異物を心から受け入れているのだろう。
しかし、前者の場合はどうだろう。
歯が沁みると言うことは、私の歯はアイスという異物を拒んでいるのだろう。
私は口の無い歯に板挟みにされている。
この場合、選択権はどちらにあるのだろうか...
私は、歯の意思にかなう選択が出来るのだろうか。
私は二つ目のアイスを口に入れた。
なんてことがあるかもしれないね。