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転生精霊譚~転生したけどなぜユニコーン?  作者: 月のウサギ
第一章 精霊の森
6/10

VS群狼02

俺はあの時二つ失敗した。

一つ目は逃げることに専念し過ぎていたこと。

二つ目は……残りの狼の数を見誤っていたことだ。

つまり、俺は…………


「「「「「ウォォォォォォォォン」」」」


絶賛、あの狼の群れに追いかけられている。ということだ。俺は確かにあの狼たちから逃げていた。なのになんで数がさっきの数十倍になっているんだ!?

「ウォォォォン!」

俺の近くに追いついてきた狼が尻の部分に噛みついてきた。ぐあっ!?くそ、離しやがれ…!尻の部分をふり、噛みついてきた狼を木に叩きつける。

「キャイン!?」

狼は、そのまま口から血を流し絶命した。一体一体の能力はそこまで高くないけど数が多すぎる!


「「「「グルルルルルルル!」」」」


狼たちはまっていましたとばかりに俺の周りをかこむ。こいつら、仲間が死んだのにそれすら利用するのかよ!?いや、勝つためなら手段を選ばないだけか…!


「「「「グオオン!!」」」」

そのまま、周りを囲んだ狼たちは俺に飛びかかってきた。ははっ……。異世界に来て一日も経っていないのに死ぬのか、俺。


…………

…………………

………………………うん?

あれ?なんで俺はまだ立っているんだ?てか、狼たちの動きがすごく遅いな。これなら避けれるか……?いや、体が動かない。どのみち死ぬってことか。


『ユニコーンは精霊である。』


こ、この声は……アロン!?おい、これはどうゆうことだ!?説明しろ!

『精霊は大気中の魔力から生みだされる神に近い存在。いや、ただの現象か。』

無視かよ!?

『故に完全に等しい存在でもあるか。』

これは…まさか、俺が寝ていた時の記憶か…?

『君たちは死んだ。ほんの些細な偶然と不幸によって。』

え…?俺、死んだのか……?いや、それならこの世界にいることの辻褄があう……。

『ほとんどの者たちは人間に転生した。そして、小さなプレゼントとして才能の覚醒と異能をあたえた。』

はあ!?つまり、人間に転生した奴らは異能を使えるのかよ!?なんかずるい!

『だけど人間よりも魔物に近い魂の者もいた。』

そ、そんな奴もいたのか。てか、魔物ってなんだ?

『君もその一人だ。』

ははっ……。まじかよ……。

『魂は体に大きく影響する。その魂を魂のない精霊に加えたらどうなるのだろうか。』

しるかよ。

『精霊は一人一人、自然を操る力をもっている。君の場合は…………、か。かなり強い力だな。いや、強すぎる。彼を守るためにはどうしたらよいだろうか。』

は、はあ!?なんかその力の内容のところだけ聞こえなかったんだが!?

『よし、封印しよう。これならこの力のことは隠すことができる。』

ふ、封印って……。そんなに強いのか?

『解放の条件は『魔物に殺されかけ、絶対絶命の状態になったとき。』にしとこう。これでよし。では、良い人生を。』

良い人生を、じゃない!もう絶対絶命なんだが!?てかこれ、ただの走馬灯じゃないか!?

でも、今の状況はもう死ぬ寸前だし、当然か。あ、もうすぐ狼の犬歯が俺の肌にあたるな。

あーあ。もう、俺は死ぬのか。短い人生だったな。



けど、まだ生きたかったな。


そう思った瞬間、俺は青い光に包みここまれた。

な、なんだ!?これはなんなんだ!?


青い光はすぐに収まり、目に見えたのは


さっきまでいた狼が嘘のように消えていた森だった。





……………………え?





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