4,白のモンスター
街を出てすぐ青いモンスターに出合った。
〈ユウさん、あれがブルースライムです。気をつけてください。〉
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ブルースライム 性別:不明 年齢:3歳
Lv.1 称号:なし
HP:15 MP:5 AP:18 DP:17
SP:16 運:25
スキル:なし
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ユウは、ブルースライムに攻撃した。
2分程度でしとめた。
「なんか簡単だったな。」
というユウの言葉にセルシアは言った。
〈初心者冒険者が1人でも狩れるモンスターですからね。〉
「それりゃそうか。」
三匹くらい倒した後、ゲームで言う“レベルアップ”の音がした。
〈ユウさん、レベルアップおめでとうございます。レベルアップの特典について説明させていただきます。まずは、ステータスを見てください。〉
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名前:ユウ 17歳 女 人間 拳闘士
Lv,2 称号:なし
HP:30 MP:52 AP:130 DP:140
SP:180 運:100
スキル:言語理解 鑑定 格闘術 魔装
固有スキル:未来予知
スキルポイント:50
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「スキルポイント・・・?」
〈スキルポイントとは、新たにスキルを獲得したり、スキルのレベルを上げたりすることができるポイントのことです。〉
ユウは、ポイント全て魔装のスキルに使った。
魔装(■■■):第2段階に進化した、魔装。全てのリミッターをはずすことができる。だだし、使用するには■■■■が必要である。※今の状態では、30分が限界と思われる。
ユウは、この説明に戸惑った。
「え?これ・・・どういうこと?セルシア。黒く塗りつぶしたようなところがあるんだけど。」
〈おそらく、ユウさんのレベルでは鑑定できない部分だと思われます。〉
「なるほど。」
もう一つの依頼の方に向かおうとしたとき、後ろから声をかけられた。
「おい、そこの女。」
〈え?ゴブリン!?〉
セルシアは、その姿にびっくりしたようだった。
「あれがゴブリン!?つかゴブリンがしゃべった!?」
ゴブリンは、セルシア《・・・・》に言った。「そこの金髪の女と白髪の女失礼だぞ。」
ユウとセルシアは驚いて、目を見開いた。
〈私のことが見えるの!!〉
セルシアの言葉にゴブリンがうなずいた。
「姿も見えるし声も聞こえるぞ、金髪。」
ユウはゴブリンに言った。
「さっきから失礼だぞ。白髪とか女とか。僕の名前はユウだ。でこっちが・・・」
〈セルシアです。〉
「ああ、すまない。ユウ、セルシア。自己紹介がまだだったな。私の名前は、ガルーダ。ガルーダ・メルシアだ。」
セルシアは、ガルーダに尋ねた。
〈どうして、私のことが見えるの?〉
「その疑問あとだ。夜にお前たちが泊まっている宿屋に行く。」
そう言って、ガルーダは去って行った。
ゴブゴブゴブ・・・・・・・・・・・・ごめんなさい。(泣)
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