3,装備を買おう。
依頼をする前に、ユウは装備を買っていた。まず、やってきたのは武具屋ヘルメット。
「いらっしゃい。私は店長のサカイ。なにがいるのかい。」
サカイは、所謂エルフと言うもので、見た目は20代の男性。
「俺は、ユウです。さっき冒険者登録したばかりです。ナックルは、ありますか。」
「お、俺?・・・まぁ、いいや。さっき冒険者登録したばっかりと言ったな。そして、ナックルがいると。となると、ユウちゃんは拳闘士だな。」
ユウは、サカイの言葉にうなずいた。
「はい、そうです。」
「だったら、ちょうどいい物があるよ。ちょっと、待ってな。」
そう言って、サカイは店の店の奥に行った。2分たって、戻って来た。
「はい、これはどうだい。」
ユウは、目の前に出されたのナックルを見た。
「これは・・・?」
「これは、前に買い取ったものでね、迷宮の宝箱から出たとか言ってたね。」
ユウは、ナックルを鑑定をした。
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魔界の拳 装備条件:固有スキル一つ以上
詳細不明。
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「じゃあ、これにします。」
「じゃあ、俺からのお祝いだ。お金は、取らないよ。」
サカイの言ったことに、ユウは思わず目を見開いた。
「え、いいんですか!」
「いいってことよ。ただし、いつか俺から依頼を出すから受けてくれよ?」
「分かりました。サカイさん」
次にやってきたのは防具屋サーベル。
「いらっしゃい。私は、店長のミラノ。」
ミラノは、20代ぐらいの女性で、頭の癖っ毛が特徴だ。
「はじめまして、ミラノさん。俺はユウと言います。拳闘士の装備は、ありますか。」
ミラノは、ユウの体をじっくりみた。
「ユウさん・・・だっけ。好きな色は、なんだい。」
ユウは、思わず首を傾げた。
「え、なんでそんな事を・・・。」
“聞くのか?”という言葉にミラノは、かぶせた。
「いいから。」
「ええと・・・あ、赤。」
「赤か。ならちょうどあるで。」
ミラノが取り出したのは、赤色の胴着のような物だった。
「これが、拳闘士の装備や。勝手にサイズを調整してくれるんや。」
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拳闘士の胴着(Lv.1) 赤色
拳闘士が愛用している胴着。素材に、ベルンの皮を使用している為、サイズがぴったり。いろんなvrがある。
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拳闘士の靴(Lv.1)
拳闘士の愛用している靴。素材に、ベルンの皮を使用している為、サイズがぴったり。いろんなvrある。
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「じゃあ、これ買います。いくらですか。」
「300コルです。2着目ただですよ。」
ユウは、2着買った。
門番に、仮身分証を渡した。
「おお、姉ちゃんか。身分証作ったんだな。」
門番の言葉に、うなずいた。
「ええ。これが、ギルドカードです。」
門番に、ギルドカードを見せた。
「おお。じゃあ、さっそく依頼か。行ってきな。」
門番に、ギルドカードを返してもらい、依頼に向かった。
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