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白き英雄と黒の聖女  作者: ドラゴンキラー
第1章 聖女の始まり
5/7

2,冒険者ギルド


セントリア王国には、東西にそれぞれ出入り口あるようだ。

門番に近づくた。転生して初めての接触だ。

門番は、おじさんというよりおっちゃんという感じである。

「ん?よう、姉ちゃん。ギルドカードか身分証を見せてもらえねぇか?」

「辺境の小さな村の出身で、身分証を持ってないんです。」


門番のおっちゃんは、笑った。

「ははは、なんだ姉ちゃん。ここが初めてか?まぁ、あとでこの王国ことをおしえてやるよ。20コル払えば、入れるぜ。身分証かギルドカードを作ったら、門番にしらせな。まぁ、義務だしな。」


事前にセルシアから、言われた通りに対応する。身分証を持ってない者が多く、中規模の街や、王国規模の街では身分証の発行も行っている。

仮身分証の発行を終えて、目的のギルドに向かう。


セントリア王国を見たとき、ユウは見とれた。セントリア王国は、世界一美しい国と言われている。

舗装された道も、石畳なのにまるで芸術のようだ。

「・・・き、きれい。」

〈ユウ、ギルドに行きますよ。〉

ユウはセルシア言われギルドに向かった。


ユウは、ギルドを目の前にしてその大きさに驚いた。

「で、でかい。こんなにでかいの?冒険者ギルドって。」

セルシアは少し微笑んだ。

〈ふふふ、本部はもっと大きいですよ。〉

ギルドの中にはいると、二階建てになっていた。

一階は、受付カウンター、依頼書が張ってある掲示板?がある。

二階には、どうやら、酒場があるようだ。


カウンターの列に並び、ユウの番がやってきた。

「こんにちは、今日はどのような御用件でしょうか。」

獣人のショートカットの女の子が、挨拶をした。猫耳?の女の子は、オッドアイのようだ。右の目は赤で、左は青だ。

胸のプレートに、サナと書かれいる。


「冒険者の登録に来ました。」

「分かりました。ギルドの登録ですね。

髪の毛を一本を貰ってもいいですか?」

ユウは、自分の赤い髪を一歩抜いた。

「ありがとうございます。少々お待ちください。」

サナは、水晶に髪の毛を近づけると、数秒でカードが出来上がった。


「名前は・・・ユウ様ですね。ギルドカードが出来上がりました。どうぞ、ご確認ください。」

彼女から、ギルドカードが渡される。

カードには、たかが描かれており、自分の名前と、依頼を受けた回数と成功した回数、失敗した回数そしてランクが描かれてある。

「ギルドのシステムについて説明させて頂きます。」


サナは、一枚の紙を見せてくれた。

「冒険者には、8つのランクがあり下から

Fランク←ユウ

Eランク

Dランク

Cランク

Bランク

Aランク

Sランク

SSダブルエスランク

となっております。

依頼をある程度成功させると、ランクが上がります。Cランクからは、昇格試験がありますので注意してください。

依頼は、一つ上のランクの依頼までなら受けられます。ただし、失敗すると違約金が発生しますので注意してください。

また、ギルドカードを紛失すると、再発行には、高額なお金がかかりますので、お気をつけてください。」

ユウは、うなずいた。

「分かりました。」

「依頼には、討伐、採取、護衛、特殊の4種類があります。討伐の依頼は、モンスターの一部が討伐した証になりますので、かならず持ってきてください。」


サナは、三枚の依頼書を見せた。

「ユウ様には、初心者ですしこのような依頼は、いかがでしょうか。」


ブルースライムの討伐×3

成功条件:スライムの核

失敗の条件:なし

報酬:120コル


薬草の採取×5

成功条件:薬草5つ納品

失敗の条件:なし

報酬:90コル


教会の孤児の面倒をみること

成功条件:1日の孤児の面倒

失敗条件:なし

報酬:100コル


ユウは、依頼を2つ取った。

「じゃあ、この2つの依頼を受けます。」

「ブルースライムの討伐と、薬草の採取ですね。分かりました。それと、初心者の冒険者にお渡ししている、冒険者セットです。中には、回復薬3つ、状態異常を回復するアイテム1つずつ入っています。」

サナは、深呼吸をした。

「ようこそ、冒険の世界へ。どうぞ、お気をつけてください。」


間違い、感想などあればお寄せください。

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