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白き英雄と黒の聖女  作者: ドラゴンキラー
第1章 聖女の始まり
4/7

1,転生


「・・・・・・うっ、まぶしい。」

目を覚ますと目の前にあるのは、広い海だった。

どうやら、浜辺にいるようだっのた。


「え?・・・どういう事?さっきまで家にいたはず。」

すると、頭に声が聞こえてきた。

〈目が覚めたようですね。ユウさん・・・それとも、櫻山さくらやまゆうとおよびしましょうか?〉

ユウは、深呼吸して、気持ちを落ち着かせた。

「いや、ユウでいいよ。それよりもここはどこ?」


〈分かりました、ユウさん。私のことは、セルシアと呼んでください。

ユウさん、あなたは、剣と魔法が飛び交うこの世界『ガルタ・セイント』に転生しました。〉


ユウは、最初セルシアの言っていることが分からなかった。

「・・・?何を言って・・・て、転生?」

セルシアは、ユウの言葉にうなずいた。

〈はい、ユウさんあなたは転生をしたのです。として。〉


「え、ええぇぇぇぇぇぇ!!」

ユウは、大きな声を出して、驚いた。

その反応に、セルシアは笑った。

〈ふふふ、やっぱりそんな反応ですよね。生前は、ですし。〉

「え?・・・セルシア知ってたの?」

ユウの言葉にうなずいた。

〈ええ、ユウさんの転生を担当したの私ですから。〉


ユウは、思わず大きな声を出した。

「・・・はぁ!?・・・え、ええと。頭整理させて、セルシア。」

〈ええ、わかりした。〉

ユウは、深呼吸をした。

「・・・すぅー・・・はぁー・・・。俺は転生、つまり一回死んだのか。それで、セルシアが転生の担当をしたってわけね。それからこの世界に来たと。」

ユウの言ったことにうなずいた。

〈はい、そういうことです。〉


〈ユウさんには、まず、自分のステータスを見てください。声に出しても、心ので念じても構いません。〉

さっそくユウは、自分のステータスを見た。


ステータス

___________________

名前:ユウ 17歳 女 人間 拳闘士

Lv.1 称号:なし

HP:20 MP:45 攻撃:120 守備:135

瞬発力:162 運:100

スキル:言語理解 鑑定 格闘術 魔装

固有スキル:未来予知さきをみるもの

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

言語理解:あらゆる言葉を理解し、話したり、書くことができる。


鑑定:あらゆるものを詳しく見ることが出来る。しかし、妨害されたり、相手が自分よりも高い場合最低限の情報しか分からない。


格闘術〈中〉:拳や蹴りなどの体が触れる武術。まだまだ、先は遠い。


魔装:体を強化したり、武器を強化したり、魔力を込めた分だけ、APが強くなる。

また、持続時間も長くなる。鎧などにかけると、DPが強化される。


未来予知さきをみるもの:ユウ専用スキル。集中をしていると、たまに、発動する。未来を見ることが出来る。


「・・・だいたい分かったけど、この固有スキルっていう何?」

〈それは、その人しか持っていないスキルのことです。使い方は、慣れてくれば分かるでしょう。〉


ユウは、セントリアに聞いた。

「小説みたいに冒険者ギルドとかあるの?」

〈ありますよ。〉

「近くに街はあるの?そこで、ギルドに入る。」

セルシア少し間を空けてから言った。

〈・・・近くの街は、セントリア王国ですね。街に入るには、少しお金が要りますが、アイテムバックに必要な分が入っているので大丈夫ですね。〉

ユウは、うなずいた。

「・・・そうか。」


「ところで、セルシア。ついて来るんですか。」

セルシアは、思い出したように言った。

〈ああ、神様には、無断で休みを取りましたから。〉


「・・・・・・な、なにやってんのぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」

地獄耳

ユウ:なんで女だったの?

セルシア:ああ、生まれる性別変えることは出来ないでしょ。それと同じ理由です。

ユウ:ああ、なるほど。

セルシア:・・・・・・・・・(ボソッ)本当は、私の趣味で変えたけど

ユウ:おい。セルシア。

セルシア:なんでしょうか?

ユウ:小さい言ったこと聞こえてんだよ!

セルシア:ぎ、ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁ!?

※セルシアの趣味で性別を変えることは出来ません。

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