無感情
泣いた。ひたすら泣いた。
一時間たったら、もっと悲しくなって泣いた。
一日たったら、心がかわいたようなきがして泣いた。
一週間たったら、もう泣くのをやめるの?そんな程度だったの?だから泣いた。
一か月たったらいい加減泣くのに飽きてきた。
一年たったら、涙はでない。
で、わ・た・し。
作者不明。
目を閉じて、頭をぼんやりさせて、耳で風の音を感じて・・・。
そして白い部屋を作り上げる。
白い部屋には窓があり、光があたっていた。
その光の眩しさに目を細める。
頭の中にはいつもこの部屋がある。そして自分がいる。
そのうち現実など忘れてしまいそうになるくらい、この白い部屋のいごこちはよかった。
「むしろ、頭の中を現実としてしまおうか。」
つぶやいた言葉はむなしく響いた。
携帯を弄ぶ女子高生、新聞を読みふける中年男性、大声で話しているおばさま方。
つまらない。つまらない。
俺は高校を卒業して大学生になったばかりだ。
大学生になったから、少しは大人になったか。
そんなことはない。
中学生の時から現在に至るまで、世の中に刺激を求め続けている。
なぜ刺激を求めるのか。
人間は自分の持っていないものがほしくなったりするものだ。
だから求めている。
手に入らないからこそほしいのだ。
手にした瞬間、一時の幸福に陥りそして冷める。
そしてもっていなかった自分を懐かしく思う。
まあこういう考えをずっとしていると、いずれの自分の未来を考えてしまいひたすら自害したくなり、涙という塩分のふくまれた液体がでてしまう。
そんな俺を世間はなんというだろうか。
答えは簡単だ。
「平凡」。
顔は自分でいうのはあれだが、良いと思う。




