31/36
対比の詩
ヒロとのメールのやりとりが再開された。
しかし、かなり危険
どうしてこうなっちゃうのかなと昨夜は苦しかった。
今朝の私の気持ち
あなたは現実を追う
私は夢を追う
あなたは理解することから始める
私はそのままを鵜呑みにして始める
あなたは理性で進める
私は感性で進める
あなたの軌跡は守るもので大きい
私はいつでもスタート地点
あなたは慎重に歩み
私は無謀に駆ける
――それでも、出会う場所はきっと同じ
――昨夜、久しぶりに返事があった。
「君のことは理解できない」と。
大概、最初はみんなそう言う。
けれど数年経てば、必ず笑ってこう言うのだ。
「本当にあんたは天然だね。裏表がないっていうか、駆け引きができない」
私はそう返した。
すると今度は「それはわがままで頑固ってことじゃないですか」と。
そして最後に投げられた言葉――「計算高い」。
胸に突き刺さって、悔しさで熱くなる。
だから、そのままぶつけた。
「ひどい」と。
真反対の二人。
生き方も、考え方も、捉え方も違う。
だからこそ、きっと共鳴はしない。
けれど背中合わせで、互いに違う景色を見ながら、
同じ温もりを分け合える。
背中でくっついている。
それだけで――十分
これからどうなることやら




