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せっかく冒険者になったので21
1人で待っていると、ようやく人が近づいて来た。どう
やらずっと名前を呼んでいたらしくなかなか来ないの
で目の前まで来てくれたらしい。
「あのー、クルミさん。大丈夫ですか?先程から上の
空みたいですけど。あ、もしかして身体のどこかがま
だ痛むんですか?」
「あ、いえ大丈夫です(そうだった、そういえば、こ
んな名を名乗ったっけ?呼ばれなさすぎて忘れてた)
すみません、少しボーっとしてただけなので」
「それなら良かったです。では、コチラヘどうぞ!」
そう言われるれ、カウンターに向かって説明をうけ
ることになった。
「まず、貴女は今回の事でランクアップされていま
す。そして、我々からの謝罪を込めて報酬を上げてい
ます。そして後でギルドマスターのところに行ってく
ださい。」
「え?あ、分かりました」
次は、せっかく冒険者になったので22 です。




