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せっかく冒険者になったので9
ギルドマスターは、その場合に到着するとすでに辺り
の魔物は倒されていて死体だけが残っていた。周りを
確認しながら進んで行くと金属が何かにぶつかるよう
な音が聞こえて来た。
「は?魔物が相当死んでやがる、ココに棲みついてる
奴らはちょっとやそっとで死なねはずなのに、この倒
され方的に苦戦はしなかったんだろうな、ここまでや
れるとは俺は完全に手加減されてたって事か。よしこ
こが巣穴だが、どんな様子になってるかな?」
すると目の前から何かがぶつかる音が聞こえた。
「この音は…金属か!って事はまだ生きてる先に進ん
でみるか!」
「おーい、一旦止まれ!」
「おっ!来たか。相変わらず言葉遣いが悪いな!」
急に背後から叫びながら近づいて来た人物はどうやら
冒険者協会の時に要請した時の1人が駆けつけて来た。
「そこそこ遅れたが、まだ大丈夫そうか?」
次は、せっかく冒険者になったので10 です。




