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せっかく冒険者になったので8
冒険者協会では、ギルドマスターを中心にして救出、
もしくは救援への準備がされ、その場合に出向いて行
こうとしていた。
「俺の装備を整えるのに意外と時間がかかったな〜、
まだ生きていればいいが!なぁ、要請してた奴はどう
なった。」
「1人は、遅くなるけど一応来れるそうです。もう1人
は、まだ連絡が届いていません。」
「1人は良いとして、ヤツから連絡来ないのはいつもの
事だから気にすんな!とりあえず先に俺1人で行く、後
から来るやつには場所を教えてやってくれ。じゃあま
た後で!」
そう言うと、建物の隣にある厩舎から一頭連れ出して
またがり急いで現場に向かった。しばらくして目的地
に着いたが目の前の光景に驚きが隠せなかった。
「は?何で、こんなにこのレベルの魔物の残骸が転が
ってるんだ?」
次は、せっかく冒険者になったので9 です。




