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独り旅37
相手は理玖十に面倒だなぁっと思いながら教えてくれ
るのだった。
「それじゃあ、「ランク」についてだ!まぁ分かりや
すく簡単に言えば、冒険者がクエストを受けれるレベ
ルをさすものだ!他にも色々あるがとりあえず今は、
これだけは覚えておけ」
「そんなに圧をかけなくても分かりますよww」
「笑い事じゃない!私はお前がこのようなことを知ら
ない事に驚愕してるんだ、他にも言われたら、もうな
んと言うか?とにかく無理だぞ!」
すると扉の奥からコンコンっと音がした。
「すみません、どうすれば良いのか変わらなかったの
ですが、とりあえずアレを持って来ました。」
「お!多分あの事かな?入って来て大丈夫だ!」
部屋に入ってきた人物は、何かを渡して退室して行っ
た。
「なんだかんだで丁度良いタイミングで届いたな。よ
し、嬢ちゃんにコレを渡しておこう。それは、冒険者
になった証だ!」
次は、独り旅38 です。




