7/142
言葉の壁
俺は、奥から聞こえる足音に恐怖で体が震えてしまっ
ていた。
「本当にこの場所で合ってるんだよなー」
「はい、合ってます。ここで魔力の乱れが発生し今も
私たちは魔力が使えなくなってしまっています。」
「なぁ、俺の感だとこの階段を上がりきったら悪魔み
たいのが居るぞ!」
3人は階段を上がりきったが、目の前にいる人物が想
像と違い立ち止まってしまった。なぜなら3人は、禍
々しい人間とは言えないものをイメージしていたの
に、見たものは、なぜか服を着ていない、かよわい女
の子だったからだ。
「ねぇ君の名前は何て言うの?何でここにいるの?」
「まず、質問する前に服か何か着せてやれよ、俺らは
目のやりばに困る!」
目の前の子が喋りだすが、3人が聞いたことのない言
葉で話した事にびっくりしてしまい。話し合いで解決
させる事が不可能だと感じた。
次は、言葉の壁2 です




