64/68
独り旅27
理玖十は、目前の景色に唖然とするしかなかった。
「ただ、いろいろな情報やお金えるためにこの場に来
たのに何でこんな面倒そうな事になったんだ。本当、
なんでギルマスさんと手合わせしないといけないん
だ?」
「そー嫌がらなくても良いじゃないか、そこまでやる
気がないならやる気が出るようにしてやろう!、そう
だなぁ〜、俺に勝ったら最初から高いランクにしてや
ろう。な!これでやる気が出たんじゃないか」
「ランク?何それ?(もしかして、アニメやゲーム
に出てくる、クエストを受けるための条件のやつ
か?)」
「まじか、知らないのか、後で教えてやるからまず
は、戦おうぜ」
「(多分、俺の予想が正しいなら損は無いはず。しか
たない、ここはこの人のされるがままでいいだろう)
分かりました、仕方ないので手合わせに付き合います
よ」
次は、独り旅28 です。