50/142
独り旅13
3人は、ついに、町から旅立つ事になった。
「リクトちゃん、これから1人で行動する事になるけど
大丈夫かな?って言っても嫌って言えないよね、ごめ
んね変な質問して、気にしないで!」
「変じゃないです!出会ってから助けてもらってばか
りだし、何をすればいいのか分からない私に生きる術
も教えてくれてありがたいです。だから、胸を張って
元気よく旅をしてほしいです」
「分かったわ!それじゃあそろそろ行きましょうか、
あ!忘れてました、リクトちゃん。私達から渡す物が
あるんでした。はい、この袋に入っているものになり
ます、受け取って下さい。」
「え!、想像より大きな袋ですね?ありがとうござい
ます」
「では、私達は、もう行きますね。もしまた会うこと
があれば、私達は貴方を歓迎します」
「リクトさん、これから苦難が起こることがあるでし
ょう、ですが貴方が得た知識をもちえれば、苦難と言
う壁をこえる事ができるでしょう」
「特に俺から言うことはねぇー、じゃあな!」
「皆さん、お元気でー!さようならーーー!」
次は、独り旅14 です。




