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君は誰
謎の人物は、理玖十に触れると何かを感じ取り微笑む
「ほぉー、なるほど私の召喚陣が欠陥だったわけでは
無いみたいだな!しかもコイツは、私の夢の実現に有
益そうだな、よしあの場所に連れてってやるか!」
理玖十は、なにを話しているか分からないまま意識を
保つことができず、身体が浮き上がる感覚を最後に眠
りについた。
「ここの泉ならこんなにボロボロでも助かるだろう。
こいつが生きたとしてこのままでは私の夢の実現が難
しいな、そうだ!こいつに私の所まで自分の力で辿り
着いて力をつけてもらおう。」
理玖十が泉に放置されて2日がすぎた。
「う、うーん、あれ?俺寝てた?え、冷た!水があ
る?そういえば何だか声がいつもより高く聞こえる、
髪の毛も長い?」
全身を見るといつもと違い、叫んでしまった。
「胸元にあるもののせいで足元が全く見えない?だっ
たら股のものは?な、無い!お、俺女の子になって
る!」
次は、君は誰2 です




