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生き抜く技術13
理玖十は、アンナに言われるがままに、武器を手に取
った。
「まずは、目の前にいるスライムに対して攻撃をして
どう来るのか、考えながら動いてみてください。」
「(多分相手がスライムだからだと言う事で、こんな
事を言っているんだろうけど、結構鬼畜そうな事言っ
てるよなー)」
「ほら、早くしないと逃げていきますよ」
「えーい、どうにでもなれ」
すると持っていたナイフは、弾かれてそのまま、しり
もちをついてしまった。その瞬間、理玖十にスライム
が攻撃してきだして、身体に付着し剥がれなくなっ
た。
「は!取れない!顔に来た、息が…ごぼぼぼ!」
見守っていた3人は、予想していた事と違うことが起
きて反応が遅れてしまい救出する事が出来なかった
次は、生き抜く技術14 です。




