28/139
生き抜く技術6
3人は考え考えて考えてみた結果、3人で、教えるより
実戦の方が身に付きやすくていいのでは?と、なり冒
険者協会に行ってみることにした。しかし道中で、理
玖十は、不思議な話を耳にした。
「コレとアレちょうだい」
「はい、まいどあり。あ!そう奥さん最近大丈夫?」
「大丈夫って?何がかしら?」
「何がって?じゃなくて、最近急に魔法が使えなくな
ったじゃない!」
「あら、そうだったわね!」
「もうーー不便で不便で仕方がないわ!」
理玖十は、その会話になぜか、既視感を感じたが、会
話の中で気になった言葉をアンナに聞いてみた。
「ネエ マホウッテ ナニ?」
「そうだねー、改めて言われると説明しにくいなぁ〜
簡単に言えば、魔力があれば使える力かな?」
「マリョクガアレバツカエル」
「(あれか?アニメや漫画に出てくる物と同じって事
なのか?だったら自分にもあるかも!)」
そう思い理玖十は、魔力が自分にあるか確認してみる
事にした。
次は、生き抜く技術7 です。




