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未知への誘い2
2人は、校舎に入り靴を履き替えて、教室に向かった
朝礼の準備をすませて、先生が来るまで雑談をするこ
とにした。「なぁ、理玖十、日食が来るのが楽しみだ
なー、と思ってたらさぁ、まさかの3時間目の授業の
前に数学と国語だぜ!嫌過ぎるだろー」
「確かに陣川は嫌だろねー、でも俺は国語大丈夫だ」
「いや国語だけじゃん!」
「数学だって、残念だったな、俺は寝る」
そんな時、2人の会話止めるように先生が入ってきて
朝礼が始まる。そしてあっという間に3時間目がやっ
てきて、徐々にあたりが暗くなっていくが、教室だけ
は、明るいままいや、どんどん明るさが増していく。
「な、なんだこれ、教室の床が眩しい、理玖十!理玖
十、大丈夫か?」
「陣川くん?俺はここだよ、陣川くんこそ大丈夫?」
声を掛け合いながら2人は近づいていく、すると次の
瞬間より明るくなったと思ったら何事もなかったかの
ように教室が暗くなったうえに、教室からも誰もいな
くなった。
前回の続きです。誤字脱字があるかもしれません。よければ読んでください。
次回は、召喚主と召喚者、です。