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見慣れない町9
4人は、夜が明け目を覚ました。2人は女子部屋に移動
して、今日の予定を話し合った。
「はい、これ、買い物リストね、多分ここに書いてる
ので足りると思うから買ってきて、お願いします
ね。」
「はぁ!多くないか?本当にこんなにいるのか?」
「女子は、なかなかに大変なんですよ。なので、普通
です。」
「分かりました、私たちは、このメモに書いてあるも
のを買ってきます。こいつが文句を言おうが無理やり
にでも連れていきますので。」
「すみません。お願いしますね、私は再びこの子に言
葉を教えますので。」
理玖十は、会話の内容が理解できたので、気持ちを声
に出して伝えた。
「スミマセン メイワク デモ アリガトウ」
次は、見慣れない町10 です




