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見過ごせない景色37
理玖十は、引っ張っていたドラゴンを戻す事に成功
した。引っ張られたドラゴンは、宙を舞い理玖十がい
る場所に叩き落とされた。
「絶対にこれ以上先には進ませないよ!破壊も今より
させない、悲惨な光景を作らせない。はあー、はぁ
ー、少し疲れたな。そういえば、お前は元々善良なド
ラゴンだったらしいな?会話とか出来ないのか?」
理玖十は、声を出したり、魔法を使って会話を試み
たが何も聞こえることはなかった。どうやら本能のま
まに動いているようだった。
「よく見たら体の一部が腐敗してるな!ほぼ死んでる
ってことか?かわいそすぎる。もう、無理しなくてい
いよ、今、楽にしてあげるから」
ドラゴンは、その言葉に拒否をするように攻撃を仕
掛けてきた。
見過ごせない景色38 です。




