14/142
見慣れない町5
急に飛び込んできた2人に女性は、何が起きたのが説
明していた。
「何故か、この女の子が、私を見てからずっと騒いで
いまして、私もどうして良いのかわからず、困ってい
まして。」
「んーー、今は落ち着いてくれてるみたいだし、とり
あえず、昨日話し合った予定を実行するとしよう。」
「そうですね、我々2人は、遺跡の探索をしてきます
貴女は、その子の相手をお願いします。」
そう話し合うと、3人は各々行動を開始した。
「よし、私は、この子に言葉を教えないと。」
女性は、身振り手振りで、女の子に、自分のやりたい
ことの意図を伝えた。
「おーい、分かるかな?とりあえず、こっち来てここ
に座ってくれないかなーー!」
女の子は、女性の人がとる行動を読み解き言われるま
まされるがままのように従った。
次は、見慣れない町6 です。




