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見過ごせない景色25
クルミ(理玖十)の声は聞こえたが上手くその場を離
れれずになってた。それに気付いた理玖十は、2人を
引っ張り自分の元まで引き寄せた。
「大丈夫?2人とも!間一髪だったね!最悪な事に、
どうやらバレたみたいだ。まずは、目の前の化け物を
対処しよう」
「この魔物に攻撃なんて当たるんでしょか?上手く原
形をとどめていませんよ」
「ウチの村によく出るスライムとは、かけ離れた見た
目をしてるな!これくらいなら俺でも相手が出来そう
だ」
村人が調子に乗っていると魔物から触手のようなも
が飛びてて、つかみ攻撃しかけた。
「だめです、そんなに距離を詰めたら」
「大丈夫だ!俺は、村の中じゃ強い方だぜ。しかもス
ライムは嫌って思うくらい倒して来たからな!」
次は、見過ごせない景色26 です。




