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見過ごせない景色23
3人は、いろんな可能性について話し合っていると目
的地の村についた。
「お!そろそろーー。よし着いたな!2人とも村につ
いたぞ!!」
「シー、シーーー。」「シーー」
「なんだよ2人揃って、変なことするくらいなら口が
あるだから声に出して喋ればいいだろ」
「今、ここで大声を出したら!」
理玖十は、急いで村人の前に行き口を手で押さえた。
「まずいよ!多分俺らが異変に勘付いた事にあっちも
気づいてるだろうし、今場所がバレたら命を落とす事
になるかもしれない」
すると、3人から離れた物陰からゴトゴトと音が聞
こえ身構えた。
「ほらー、大声を出すから何かが出たじゃないです
か、どうしてくれるんですか!私、まだ死にたくない
ですーー。」
次は、見過ごせない景色24 です。




