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見慣れない町3
自分に起きたいろいろな出来事で、再び眠りに落ちて
しまった、理玖十が目を覚ました。
「ん、あれ?ここはーー、あ、そっか、3人組の人た
ちに連れられて移動したんだった。ん?なんか手にあ
たった、ふぇ?」
理玖十の手に触れたのは、女の人だった。そして薄着
で、横に寝ている。理玖十は、その女性が隣にいる事
に動揺を隠せないでいた。
「ななな、何で、この人が隣で俺にくっつくように寝
ているんだ?しかも、さっき俺が触れたのって!あば
ばばば」
理玖十が、驚き騒いでいたら、女の人が目を覚まし
た。
「んー、なんか騒がしいー。そろそろ起きないと、は
ぁー〜、あれ?お!君も起きたんだー、おはよう、
あ、でも言葉分からないんだっけ?」
目の前の女性が起きても、しばらく理玖十は、騒ぎ続
けたままだった。
次は、見慣れない町4 です




