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オカルト麻雀対戦記vol29 春日エース、ニュージェネリーグ。襟川麻衣子プロ、対局編

作者: 櫛引 祐二


2023年、3月24日。

春日にある麻雀エースへ。


今日のゲストは、日本プロ麻雀連盟、襟川麻衣子プロ。


オカルト麻雀対戦記、2度目の登場になるかあ、、。


リトライ編、となります。

前回、コテンパンにやられているからな。



襟川麻衣子プロは、明るくて好きだ。

なんか、人として底知れぬパワーがある。元気を貰える。

そして、襟川プロゲストの時は知り合いに会えるから良い。


noteの方のオカルト麻雀対戦記で登場した、アマチュアの、田中さんやトゥーカンクルーさん等々、、。




店に入って受付を済ます櫛引祐二。


やはり、もう、いらっしゃる田中さん。


田中さんが何やら他のお客さんと熱心に語ってらっしゃるので、挨拶だけ済まして、他の空いている卓に座り、摸打の練習を始める櫛引祐二。



摸打も、だいぶ上手くなったな。

緊張さえしていなければ、もう、どんな切り方だって出来る。常々、強打にならないような切り方を、

力の入れ具合を、、、。



動作を反復しながら、目を閉じ、


思いに耽る、櫛引祐二・・・・・。









        ーーーーーーーーーー








 人様に見られて恥ずかしくない麻雀を打っていきたい、

ではなく、

自身の心に問いかけて、常に納得のいく麻雀を、

ということ。



 麻雀界の中心で活躍し続ける、ではなく、

一般社会の中心で麻雀という文化が、たくさんたくさん花開くことを夢見て、たとえどんな立場であれ、

各々がそれぞれに頑張る、ということ。




 金を稼げない奴に価値なんてないよ、ではなく、

その基準だけで人や事象を判断し、分別してしまう了見の狭さ、度量の狭さが、価値のあるものを無いものとして見落としてしまう原因そのものであるということ。





多井、、




























人によって価値観は違う。


何に重きを置いているか。


また、人によって、その価値の、

心の中の置き場所も違う。










価値は自らの手で創造する。


誰にも真似できない、真似しない、価値。


0円で生み出す価値。


だからこそ、生まれる、語り継がれる価値。


目には映らない、値段の付けられない、、、、、







       ーーーーーーーーーー








1半荘目、誰も知り合いと同卓せず。


最近、田中さんと同卓しないなあ。前は同じ空間に居たら、これでもかってくらい毎回同卓したのになあ、、。笑笑




同卓の運命の妙ってヤツも、不思議な縁、

面白いもんだよなあ。


つーか前もこのセリフ、書いた気がする。笑

オカルト麻雀対戦記 vol4の、楢原和人さんの時だ。。。


しれっと宣伝をする、櫛引祐二。笑笑







1半荘目




東2局 西家 ドラ6ソウ



櫛引祐二、あがり形、、



 23466778⑤⑥⑦⑧⑧


⑤は赤牌。



イーペーコーの付く高目8ソウで、下家から出あがり。

ダマテンあがり。

局の中終盤だったが、テンパってすぐに出た。

タンピンイーペーコー、赤、ドラドラ。ハネマン。


櫛引祐二、12000点の加点。



この、静かな、静かな、手応え。


タイミングもバッチシ合った。

これは、、





南2局 西家 ドラ、中


流局時、対面親の女性の、テンパイ形、、



 八八南南  七五六チー 四五六チー 一一一ポン

             (赤五)



この対面女性、可憐だけど、声の発声が気持ち良すぎて、めちゃくちゃ攻めっ気が強くて、何だか怖い。笑


対面女性の3フーロ後、結果、割と早い段階から櫛引祐二は降りてしまった。そうしたら次々に手出し入って、全然テンパっていない状態で、ハイテイ間際に、まだ手出し入って、やっとこさ対面女性はテンパイを入れたようだった。


計画通りの親番継続、か?


下家の断トツラスの方は、ピンズの鳴き一色手で、めちゃくちゃマンズも字牌も切り倒しての、流局2人テンパイだった。



このテンパイノーテン差で、

櫛引祐二のトップ目を僅かにかわし、

対面可憐女性が、トップ目に、、。






ふっふっふっ。

これが敗着になることだって沢山あるだろう。

まさにそれも人生。



結局どこまで行っても惚れた腫れたの勝負世界。


抗えない相性の善し悪しもありゃあ、達人が牌を握りたての初心者に、手も足も出ないストーリーを演じたりする。





さあ、俺の大勢はどうなる?


今日の俺、、、櫛引祐二は、、






南3局 2本場 南家 ドラ七萬



 ③④⑤⑦⑧⑨99白白七八九


⑤は赤牌。


この形で先制リーチの櫛引祐二。

入り目は9ソウ。準入り目は、白。


もう場のアヤは分からない。だが、何でもかんでもリーチに行かなきゃいけない、気がした。


リーチ後、己が河に6ソウが通って、9ソウが筋になって、僅差トップ目の対面女性から9ソウを撃ち取り。嬉しい直取り。


リーチ、赤、ドラ1。5200は5800点の収入。


これにより、櫛引祐二がまた少し離れたトップ目に。






オーラス、親番 ドラ②ピン


対面女性のあがり形。



 ④⑥⑥⑦⑧567四五六八八


五は赤牌。


局のかなり終盤、上家からのリーチ宣言牌で、赤⑤ピンでの撃ち取り。


タンヤオ、赤赤。5200点。


対面女性、トップ目櫛引祐二を、ギリギリまくれず。



この局、実は、櫛引祐二も鳴きタンヤオ②ピンドラドラ雀頭のテンパイを入れていた。


テンパっていたところに、②ピン持って来て雀頭振り替わりで黒⑤ピンをスライドさせて切って、その⑤ピンでも対面女性はあがれていたけど、2600じゃ直取りでもまくれないから、トップ目から敢えて見逃して泳がして、その山越し後に3着目がリーチで赤⑤ピンを切って来たもんだから、仕方なく対面女性はあがったのであった。(感想戦、談。)



櫛引祐二、37300点持ち、1着。+57.3ポイント。








2半荘目



東家 襟川麻衣子プロ (圧倒的人気女流)



南家 櫛引祐二 (圧倒的オカルトぉ? ・・)



西家 写真家っぽいオジサン。



北家 ポアンハヤシ (激つよアマチュア麻雀爺)









東1局 南家 ドラ6ソウ




櫛引祐二、配牌、、



  ──  三三四②②④⑥⑨2248東  ──



さて皆さん、配牌から読み取る今局のアヤ筋、

アガリ牌読みです、、、。



やりましょう、何でしょうか? 問題です。



これは、レベル100段階中、レベル97です。


むずっ。

櫛引祐二は一瞬でしたけど。





今回は、理由は書きません。

いいか、包み込むように捉えるんだ、感じるんだ、

敢えて牌理をぼかしたようにして、掴まえにいくんだ。



ある意味、このアヤ筋読みって、考えてチャレンジしてみることこそが、それがそのまま正解なのです。










この東1局は、下家の写真家さんが、鳴きタンヤオドラドラで、四萬をツモりあがっての終局でした。






東2局 親番 ドラ⑦ピン


親番の櫛引祐二が、対面ポアンハヤシさんに、

リーチ一発目で満貫放銃。



あがり形、、


 34578三三五六七⑥⑦⑧


五は赤牌。




櫛引祐二、9ソウでの振り込み。

メンピン一発、赤、ドラ。


8ソウ対子での、場に4枚目になる9ソウの対子落とし中に、見事に間に合わされて、当たってしまう。


ポアンハヤシさんの河が、絶妙に強かった。

櫛引祐二の手牌の恵まれ的に、いきなり降りるという選択肢は無かった。ふうっ~。麻雀スタイル。。






相当これまでの対戦成績で、相性の悪い襟川プロとポアンハヤシさんが同卓の半荘、、、


また、どうにもならない麻雀を打つ羽目になってしまうのか・・。








南2局 親番 ドラ七萬



ジリ貧もジリ貧。これまであがり無しの、櫛引祐二。

何とか持ち点はあまり減らさずに、一万点台をキープしてはいるが。いやしかし、このポアンハヤシ爺さん、マジで強いな。


また速攻の怪しい仕掛けを入れている、ポアンハヤシ爺。


この親番が流れたら、この半荘は終わりだろう。

明らかに。




だが、櫛引祐二が先制リーチにたどり着く。


「リーチっ!!」



 東東南南白白中中88八九九



何だか勿体ないように感じてしまう、

リーチ、チートイイツの手。笑笑


ドラ表示牌の六萬を切って、リーチ。

ドラ跨ぎの、八萬単騎リーチ。

関係ない! どこでも、258(リャンウーパー)の待ち取りにしようと思っていた。


ポアンハヤシ爺が、ドラ七萬を切って来る。五萬を切って来る。めちゃくちゃ、死ぬほど押してくる!




しばらくして、下家の写真家オジサンから八萬がこぼれて、

櫛引祐二のあがり。

リーチ、チートイイツ、裏ドラ8ソウが乗って、

万感の、12000点獲得!





ポアンハヤシ爺は、“2”の、三色同刻トイトイのテンパイだったそうです。


恐ろしい、、、。巡目が、早すぎますって。笑








南2局 親番 1本場


再び加点する、櫛引祐二。

襟川プロからリーチが入っていたが、いい感じで躱す。


あがり形、、


 ④⑤⑥3335四五六六七八


5は赤牌。


4ソウのツモ。タンヤオ、ツモ、赤1。

2000は2100オール。




親番2本場でも加点し、

一躍トップ目までに浮上する、櫛引祐二。










オーラス 西家 ドラ9ソウ


櫛引祐二、先制リーチ。




 23344999二二五六七




リーチ、ドラ3。25ソウ待ち。




終盤、襟川プロから、仕上がりました感満載の、

3ソウ切っての追いかけリーチ!



襟川プロ手牌、、



 11255①①⑧⑧南南白白



5の1枚は赤牌。



待ちをしっかり合わせて来たのは、さすがか。

ソウズが結果的に怪しい感じで、高い場況になっていた。

襟川プロはソウズのホンイツまであるんじゃない?

という、河。



襟川プロのリーチ後、すぐに5ソウをツモって櫛引祐二のあがり。

リーチ、ツモ、ドラ3。満貫あがり。

 

 

何だか襟川プロとぶつかって躱すあがりが後半多かった。


俺があがる度に、

襟川プロのチョップが肩や手に飛んできた。笑

ごめんなさい。



48100点持ち、1着。+68.1ポイント。










3半荘目、別卓、別メンツ。



オーラス南4局 西家 2本場 ドラ⑨ピン



配牌、、




    東白白112279①③⑨四





前局、めちゃくちゃ僅差の全員集合状態で、それでも櫛引祐二は一応トップ目で、鳴きタンヤオのみで、テンパってもいたのだけれど、これまで厳しい位置にいたラス親の方に、2軒リーチの末に、九萬と⑨ピンのシャンポン一発ツモ赤1で、親満貫をあがられ、アタマ一つ抜けた状態にされてしまった。対面ラス親のトップを捲るにはハネツモ条件。それか、満貫直撃。



櫛引祐二、この配牌から、2着終了良しの、2着終了良しの、親の第1打イーソーを、閃きポン!

ある意味もう、対面親の、

キマッてしまったような流れを断ち切る、比較的得意としているような、鳴き。





櫛引祐二、最終形、あがり形、



 白白白2267  789チー 111ポン




対面トップ目親の、局のド終盤での、

追いかけリーチの宣言牌、場に3枚目の8ソウでの、

直撃打ち取り。

白、ホンイツ。5200は5800点のリーチ棒付き。




櫛引祐二、トップに、2000点ほど足らず。




途中、まだこの形でテンパる前に、7ソウをチー出来る前に、白の4枚目を持って来て、アンカンテンパネさせて、

満貫8000点にする手順があった。


だが、しなかった。



う~ん、、。

どうせ他家にあがられたら、ドラ表2枚めくれてようがいまいが、大方、2着陥落の可能性は高いし、



思い切ってだったかぁ、、、?





まさかまさかまさか、対面親が、このド終盤に攻めてくるとは思わなかった。ソウズを切ってくるとは、思わなかった。


明らかな俺のテンパイ気配も、なのに、、。



打牌の切り方、攻めタイプの人だとは思っていたけど。




う~ん、麻雀って、、





櫛引祐二、29300点持ち、2着終了。+9.3ポイント。





今回の成績です。


1着 +57.3


1着 +68.1


2着 +9.3


合計= +134.7ポイント、となりました。




前回、教訓無しだったので、今回は二つ。










教訓1



自分の麻雀の常識で、

相手の闘牌を推し量って、決め付けてはいけない。


どんな相手なのか、、、注意深く見よ!





教訓1



その放銃が悪い放銃ではない理由を、

できるだけ多く述べよ。


その数の多さが、即ち、あなたの雀力の高さである。


























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