永劫回帰
流れていく
まるで海の波のように
まるで聞きたくない言葉のように
消えていく
まるで欠けていく月のように
まるで思い出のように
零れていく
まるで手のひらですくった砂のように
まるであの子の涙のように
見る
見えなくなったものを見る
海に帰った波を
発された言葉を
太陽に隠れた月を
記憶の端にある顔を
砂浜に戻る砂を
笑うあの子を
全てが幻だったのかと錯覚する
まるで愛することのように
流れぬように、消えぬように、零れぬように
全てを抱きしめる
私に戻れと願いながら
詩を投稿するサイトが知らず、ここに投稿しています。
調べる気は無いです。