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第一話 後藤弥八郎


 その男がふと気が付くと、そこは知らない天井の部屋だった。

 (なんだ?何処だここは・・・?俺はバイトが終わった後すぐに帰宅して、

明日の休日で久々に軽くハイキングに行こうと思って早めに就寝したはず・・・)

と、考えているとなにやら着物を着た『巨大な』女が寄ってきていた。


 (なんじゃありゃああああ!?俺は180㎝はあるんだぞ!アレじゃあ3mクラスの化け物じゃねえか!)

男は取り乱して「寄るな!来るな!」と叫んだが口から出てきたのは言葉とは言えぬただのわめき声であった。


 「ばうわ!ううあ!」(???どういう事だ!?言葉が喋れない!そんなバカな!)


 『巨大』な女はこちらを見て微笑むと、

「こんなに朝早くから元気ですね。弥八郎は。でもあまりに声が大きすぎると

隣で寝ている弥七が起きてしまいますから。少し静かにね。」

まるで聞き分けの無い「赤子」や「幼子」をあやすかのように女は言う。

(赤子・・・?俺は今赤ん坊になっているのか?どうして・・・?っていうか弥八郎って誰?ここはどこなんだ・・・)

色んな情報が押し寄せ、誰に問い合わせているのかも分からない状況に陥った瞬間、

その男は急激に眠気に襲われたかのように気を失った。


 次に男が気が付いた時には、女の傍に大男が居た。

 (状況的に考えて、この女が今の俺の母で、隣に居るのが父なんだろうな。

それにしても威厳があるというか頑固親父っぽい雰囲気だなあ。前世?の俺の親父とは似ても似つかんな。)


 「朝早くに大きな声で泣いたかと思えば、その後は夕刻まで眠るとは豪気な性格をしておるの。

まあ次男である以上、わが後藤家の跡取りにはなれぬが、家を支えられるような「もののふ」となってくれるじゃろう。楽しみじゃ!」

大男はこちらを見おろしながら言うと豪快に笑いながら言い放った。


 (後藤家?確か俺の名前は弥八郎って言ったよな・・・?後藤弥八郎?うーん?

ダメだ全然出てこない・・・時代的には戦国時代っぽいけど後藤と言えば又兵衛だよなあ・・・

あ、ダメだ、また、眠気、が・・・)


男は悩みに悩むと先ほどのように眠気に襲われて目の前が真っ暗になった。

久々に小説投稿(諸事情により過去投稿作品は削除済み)

なんかいろいろ読んでたりゲームやってたりしてたら書きたくなったんでやっちまいました(笑)

構想はあるけど字に起こすとやっぱ難しい。

一応失踪予定なんでまあ・・・次回にご期待ください!

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