表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
王の器  作者: アマリリス
旅路
3/12

オスミウム大陸の騎士と大王

世界最大の大陸…オスミウム大陸に存在するパラジウム王国

面積は16,476万平方㎞で、この大陸に暮らす八十%の人は病を持っているが、四人の騎士達と大王の力もあり、病人が暮らしやすい国として有名な所だった。


「リボルド様…実は薬の材料が足らず難儀してるのですが…」


「わかった…リストを伝書バトで王宮に送ってくれ、明日には調達して送ろう」


リボルドは四人の騎士の一人で、実力は四人の中でニ番目に強いが、肺に病を持っているため五分以上全力で戦う事ができない。

優しい性格から、王宮の兵達だけでなく国民からも絶大な信頼を寄せられている。


「あ!リボルド様!戻られたら王室に来るようにと…大王が仰っておりました」


「そうか…伝達役ご苦労だった。もう、休んで良いぞ」


王宮には十五万人の兵士達が暮らし、リボルドは四人の騎士のリーダーでは無いが信頼されている事から、大王から直接仕事を任せられる事が何度かあった。


「リボルドです…大王様今のお時間宜しいでしょうか?」


「あぁ…入ってくれ」


「大王様…お話と言うのは?」


「別に大した事じゃねぇが…俺とリンは暫らく王宮を留守にする…その間この王国を任せたい」


「私で良ければ構いませんが…リン様も連れてどちらへ?」


「な~に…ちょっと洟垂れ体術小僧と話をするだけだ」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ