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王の器  作者: アマリリス
旅路
2/12

黒マント

戦争が始まり数百年…。

決着が着かず永遠に続くと言われた戦争も一人の戦士の手によって終戦を迎えた。

闘いが終わると、二人の王は姿を消し、戦いを挑んだ王は世界を統括する軍隊の元帥となり、世界の秩序を守る役に付いた。


終戦して数百年…。


「すっっごいな~!ホントに草木一本生えてない!」


「三人の国王が数百年前に闘った場所だね…威圧感が未だに残ってるよ」


三人が闘った場所は世界遺産に認定され、今となっては観光名所となっていた。

しかし、その威圧感から気絶する者が後を経たず、入る前に誓約書を書く事が義務付られる程の場所になっていた。


「クレーターみたいな地形に焼け焦げた土…底が見えない地割れ、当時の闘いの凄まじさが伝わって来るね」


「俺達は何とか耐えてるけど、やっぱり何人かは気絶してる人もいるな」


「大丈夫かな?私達もそろそろ行こうか?」


「そうだな」


二人は気絶してる人達に気を向けながらゲートへと歩く。


「ん?どうかしたの?」


「いや…今すれ違った黒いコート着てる人が…」


「どうかしたの?」


「いや…やっぱり何でも無い」


二人はその場を後にした。

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