第86話 『桜と饗宴』
どうも、神夜晶です
今回は星蓮船の宴会です
もしかしたら、口調が合ってないキャラが居るかもしれませんが・・・
暖かい目で見てやって下さい;;
でわ、どうぞ~
あれから、二人は博麗神社へと向かった
今回、桜は呪いによる影響が何も無かったので
宴会の準備を手伝う事にした
前回の温泉の時と同様に桜が料理全般を担当し
霊夢が外にシートなどを敷いていた
「ハァ~……
(今回の異変で最後か……
長いようで短かったわね
今まで色々な事があったけど
それでも、私は桜の事が……好き)」
霊夢はシートを敷きながらも桜への思いを募らせていた
シートを敷き終り霊夢は台所へと向かう
台所へと着き、桜の様子を見た
桜は真面目モードになっており、物凄い速さで料理が完成されていく
「(この前も見たけど、本当に凄いわね
どうやったら、あんな速度が出せるのよ……
というか、前も見て思ってたけど
具材が一瞬にして切れるって可笑しいでしょ
もう、流石は桜としか言えないわね
ん? 一瞬にして切れるって事は速いって事よね……
これだわ!速度を出して威力も保ちつつ祓い棒での攻撃を試してみましょ)」
霊夢は桜を見て感心しつつも、桜からヒントを得て新しい力を手に入れようとしていた
それから、霊夢は桜を料理が終わるまで眺めていた
桜も数十分後には料理が完成し、宴会には良い時間となっていた
それぞれの面子が揃い、宴会の準備が整った
『乾杯!』
全員が同時に乾杯し、宴会が始まった
最初に魔理沙が気になっていた事を桜に聞いた
「桜、今回は大丈夫だったか?」
「はい、大丈夫でしたよ
前回の異変で何もしないと言われましたので」
「そうか、無事なら良かった」
「心配して下さって、有り難うございます♪」
「まぁ、今更だな」
「今更ね」
「確かに、今更ね」
「ぁぅ……(カァァァ)」
魔理沙の返しとレミリアと霊夢の追撃に桜は赤面していた
それから、桜と親しき者達は
桜の元を訪れて話していた
そんな中で桜の知らない者達が訪れた
桜は首を傾げて「?」となっていたが
霊夢と魔理沙は「あー……」となっていた
しかし、切りがないので霊夢が最初に口を開いた
「あー……桜
今回の異変……って訳じゃないけど
噂の原因が、こいつらよ
つまり、宝船の噂の原因ね」
「そうですか……(じー)」
『(視線が……)』
霊夢に説明され、桜は異変の主達を見つめた
見つめられた、異変の主達は悶えていた
しかし、数秒後に桜の方から話し始めた
「初めまして、神呪桜と申します
どうぞ、宜しくお願いしますね♪」
『(何て……何て眩しい笑顔)』
「?」
桜の挨拶は異変の主達には物凄い眩しかった
異変の主達が桜を見て黙ってると、桜が首を傾げて不思議そうな表情をした
しかし、異変の主達を代表して一人の女性が返事をした
「いえ、何でもありません
私の名前は聖 白蓮と言います
此方こそ宜しくお願いしますね」
「はい!」
「ほら、貴方達も」
「分かりました
私の名前は寅丸 星と言います
宜しくお願いします」
「私の名前は雲居一輪です、宜しくお願いします」
「私の名前は村紗 水蜜だよ、宜しく!
気軽に村紗って呼んでね~」
「私の名前はナズーリンだよ
主共々、宜しく」
「私の名前は封獣ぬえだよ、宜しく」
「私の名前は多々良小傘だよ!
宜しくね~!」
「はい♪
皆さん、宜しくお願いします」
異変の主達、もとい聖家一向は桜と雑談に入った
聖は桜と異変の事について話していた
それ以外は料理を食べたり話したりしていた
「それで、あの子達は私の為に異変を起こしたのです
本当に申し訳ありません……」
「いえ、そういう理由ですし
仕方ないと思いますよ?
それに……家族の為に行動するって素晴らしい事だと思うんです(ドヤァ)!」
「桜ちゃん……
(ドヤ顔って言うのかしら? 可愛いわ
でも、本当に優しい子ね
私達の所為で、この子が……)」
桜はドヤ顔で言い切った
それを見て聖は可愛いと思っていた
しかし、自分達の所為で桜の呪いが進行されると思うと胸が痛い聖だった
そんな、聖を見て桜は微笑みながら声を掛けた
「ふふ、大丈夫ですよ」
「え?」
「私は聖さん達の所為だと思ってませんし、攻めるつもりもありません
今、言いましたように家族の為なら仕方ないと思うんです
私は早くに母を失ったので、その気持ちが良く分かるんです……
なので、自分を余り攻めないで下さいね」
「……」
「聖さん……」
「ごめんなさい……」
聖は桜の優しさに包まれ、涙が静かに頬を伝った
それを見て、桜は途惑っていた
聖は桜の様子を見てなのか、先に謝ってから桜を抱き寄せた
「ひ、聖さん!?」
『っ!?』
突然の事で顔を赤らめながら困惑していた
周りも突然の事に驚いていた
しかし、聖の身体が震えている事に桜は気付いた
桜は聖の背中に手を回し擦りながら、優しく語り掛けた
「辛ければ、泣いても良いんですよ?
例え弱さを見せられないとしても……私は聖さんの全てを受け入れます
大丈夫です、私は拒絶なんて絶対にしませんから……」
「ぅぅぅ……あり……がとう……」
「……」
聖は我慢していた弱さを全て桜に見せた
桜は薄く微笑みながら聖が落ち着くまで背中を擦っていた
周りも最初は桜に抱き着いた事で嫉妬したが
こういう場面なので嫉妬は消えていた
それから、数分後に聖が泣き止み目を赤くしながら桜に話し掛けた
「ごめんなさい、宴会の途中なのに……」
「いえ、大丈夫ですよ
それに聖さんの事を知れたので嬉しかったです」
「ふふふ、有り難う
今度、命蓮寺に遊びに来てね」
「分かりました
是非、行かせて頂きますね♪」
「えぇ♪」
聖は自然な振る舞いで遊びに来るように桜を誘っていた
桜も嬉しそうに行くと約束した
その様子を見ていた者達は嫉妬していたんだとか
こうして、桜は新しい者達との出会いを終えた
どうでしたか・・・?
微妙ですね。。。
というか、聖以外の口調が合ってるのかが分からないですね・・・
でわ、また次回に><




