第82話 『桜と温泉』
どうも、神夜晶です
今回は桜と温泉です!
ちょっと私も行って来ますね(ぇ
まぁ、異変を起こした主達と桜です
紅魔館で言うとレミリアとフランの二人です
文字通りに主達と桜です
でわ、どうぞ~
あ、後ですね
一人、オリキャラっぽいの出ます
これも皆さん出してると思うので余り期待はしない方が良いです><
というか、それメインとなります。。。
こいしの心を開いてから数週間が経った
その間に再び、こいしとさとりが訪れては
桜に姉妹の仲の深さを見せていた
現在、桜はというと博麗神社に居た
居たというよりも、料理を作ってる真っ最中だ
何故、料理を作ってるかと言うと
今夜、各勢力のトップ達で集まって「温泉でも入ろう」と言い出したのだ
故に桜は風呂後の料理を作っているのだ
しかも、一人で
霊夢は全員分の着替えや布団などの用意をしていた
何故、桜を手伝わないのかと言うと
桜、一人の方が効率が良いからである
つまり、桜は真面目モードなのだ
遠くから霊夢が桜の真面目モードを見ては感心していた
「(桜が真面目に料理したら、あんな速度なのね
道理で料理が上手な訳だわ
私がする事は終わったし、このまま眺めておくとしますか)」
霊夢はやる事を終えたので桜を観察していた
桜は真面目モードなので無表情に無口だ
つまり、周りが見えていないと言っても良いだろう
桜は霊夢に気付く事なく料理をしていき
約1時間半後には宴会以上の料理が出来上がった
桜は真面目モードから通常に戻り手で汗を拭った
「ふぅ~……集中すると汗を掻いてしまいますね」
「汗を掻くのは仕方ないわよ」
汗を拭っていると後ろから声が掛けられた
桜は後ろを振り向くと霊夢が居た
「あ、霊夢さん」
「ん、お疲れ様
これだけの料理を作ったんだから
汗を掻いても仕方ないわよ
今すぐに桜を温泉に入れてあげたいけど
あいつ等と入るのを約束したし、来るのを待ちましょうか
(本当に、どうして早く来ないのよ……
あぁ、もう……桜と二人で温泉に入りたいわ!)」
「はい♪」
そもそも、どうしてこうなったかと言うと
地霊殿の異変が起きる前に温泉に入ろうと霊夢が桜に言ったのだが
其処から話が大きくなっていき、遂には全員で入ろうという事になり
どうせなら博麗神社で宴会っぽいのをしようとなったのだ
桜は初めは全員と温泉に入るのは気乗りではなかった
それは恥ずかしさの問題があったからだ
大妖怪には全裸で入る者が多い
桜は女性の裸を見ると恥ずかしさで温泉どころではないだろう
故に桜はバスタオルを巻くという条件で一緒に入る事を許可した
それから、少し経って全員が一緒に来たようだ
「やっと来たみたいね
それじゃ、桜……行きましょうか」
「はい、行きましょう」
この時点で桜は顔が少し赤い
緊張と恥ずかしさもあるのだろう
しかし、桜は約束してしまったので行かない訳にはいかない
桜は重い腰を上げ霊夢の元へと歩いていった
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それから、桜は着物を脱いでいき自身もバスタオルを巻き温泉に入った
勿論、もみ上げを結んでいる紐も外している
入ったは良いものの、誰も居なかった
単純に桜が早すぎたのだ
桜は数分ほど待つと、霊夢達が一斉に入って来た
霊夢が桜を見た瞬間に微笑みながら話し掛けた
「ごめんごめん、色々と話してて遅れたわ
待つ間に冷えなかった?」
「大丈夫ですよ
私も今しがた来た所ですから」
「そう、それなら良いけど」
それから、各々が身体や頭を洗っていき温泉に身体を浸けた
桜も恥ずかしながら身体を洗っていき
何とか温泉に身体を浸けた
桜が隅っこの方で全員を見ていると、文と椛と二人の見知らぬ女性が近づいて来た
「桜さ~ん」
「どうも」
「あ、文さんに椛さん
それと……?」
桜は二人に「こんばんは」と挨拶をした
しかし、知らない二人を見て首を傾げていた
此処で二人の詳細を言うと、片方は茶髪の長髪をした女性
もう片方は黒髪で腰位まである長髪の女性だ
文は桜の様子に気付き「あぁ」と小さく呟くと二人を紹介し始めた
「この二人は私の上司と同じ同期です」
「私の名前は姫海棠はたてよ
文と同期で一緒の鴉天狗よ、宜しくね」
茶髪の女性、はたてが自己紹介をした
はたての次に隣の女性も自己紹介を始めた
「私の名前は天魔だよ、宜しく」
黒髪の女性は天魔と名乗った
文から聞いた上司とは天狗達の長である天魔だった
予想外の名前に桜は慌てていた
「て、天魔様でしたか……
私の名前は神呪桜と言います
宜しくお願いします」
「えぇ、宜しくね」
「うん、宜しく
余り硬くならずに接してくれたら嬉しいかな」
「わ、分かりました」
それから、5人は楽しく話し合いをした
話し合いをしている時に蓮華達も現れた
鬼と天狗は上下関係にあるが
そんな事はどうでも良い雰囲気にあった
元より、そんな事を気にする蓮華と天魔ではなかった
故に仲が良いのだ
蓮華は悪戯っぽく桜の事を天魔に聞いた
「それで、天魔よ
どうじゃ、桜を見た感想は」
「そうだね、良いんじゃないかな
可愛いと思うよ」
「ぁぅ……(カァァァ)」
「はっはっは、そうかそうか
お前も気に入ったのじゃな」
「うん、見た瞬間にビビっと来たね
そう、まるで電撃を喰らったかのように!」
天魔が顔の前で拳を握り熱く語った
それを見て、はたては驚いていたが
文と椛は笑って桜を褒めていた
「あの天魔様が……」
「流石は桜さん、マジ半端ないです」
「流石です、桜さん」
場の雰囲気は更に盛り上がっていった
蓮華と天魔は温泉に浸かりながら酒を飲んでいた
まだ食事時ではないが、気分的に飲んでいるので酔う事もないだろう
それから、桜の元にレミリアを初めとした
今まで異変を起こした者たちが訪れた
約1時間くらい入って桜は先に出た
それに釣られるように全員が出て、お待ちかねの食事となった
全員が食卓に着くと全員で「いただきます」をした
其処から本格的な飲み食いとなりドンちゃん騒ぎとなっていった
桜は霊夢と食べていたが、霊夢に席を離れると告げ気になる相手の所へ向かった
その相手とは……
「天魔様」
「ん? 桜じゃないか
どうしたんだい?」
美味しそうに料理を食べている天魔に話し掛けた
天魔は口を動かしながら桜に返事をした
桜は天魔の姿に微笑みながら料理の感想を聞いた
「お味の方はどうでしょうか?
お口に合いましたか……?」
「うん、とっても美味しいよ」
「ふふ、有り難うございます
頑張って作った甲斐がありました♪」
天魔に褒められ桜は嬉しそうに微笑んでいた
ある事に気付いたのか、天魔は桜に質問をした
「因みに聞くけど……
この料理は……全部、桜が?」
「はい、そうですよ」
「凄いね、作るのに時間掛かったんじゃない?」
「そうですね……約1時間半くらいでしょうか?」
「そんな短時間で……本当に凄いだね」
「そんなに褒めないで下さい
この程度なら、何方でも出来ますよ」
「そ、そうかな?」
「そうですよ」
「そ、そっか
(明らかに1時間半で出来る量じゃないし
美味しさも兼ね備えてるから誰でも出来ないけど
言い続けると泣きそうだし、止めとこう)」
桜は苦笑しながら、そう言った
天魔は心の中では違う考えだったが、桜が泣きそうなので言うのを止めにしたようだ
それから、全員は盛り上がっていったが
途中で桜が眠くなったので
霊夢が、お姫様抱っこをして客間へと連れて行った
それに釣られて眠かった者は一緒に着いていった
桜の隣に誰が寝るかと喧嘩になりかけたが、霊夢が強制的に隣を衣玖にしたようだ
真面目で何もしないだろうという思いから選んだとか
因みに霊夢は反対側の隣だった
どうでしたか・・・?
天魔とはたてが出ました!
ダブルスポイラーは星蓮船の後ですけど
まぁ、良いかなとw
あ、この話は次回も続きます
次話は少し違う話で修羅場です((´∀`))
でわ、また次回に><




