第63話 『土着神の頂点と桜』
どうも、神夜晶です
今回は諏訪子になります
余り面白くないですが。。。
でわ、どうぞ~
神奈子に慰められてから数日が経った
桜は何時も通りに戻っていた
神奈子に言われた通り、桜は悲しい事を言うのは止めにした
それだけ自分の事を気に入ってくれている
桜は神奈子に言われて、今まで会った者達の事を思い出した
慧音、紫、霊夢、魔理沙などの者達の顔や思い出が蘇った
桜は静かな部屋で一人で泣いていた
今まで支えてくれた者達を思い出しながら
それから数日経った、今日の事
桜は何時も以上に毎日が楽しく思えて笑顔だった
現在は料理の本を見ている所だった
「今日は何を作りましょうか……」
今日の昼食のメニューを考えている最中だった
パラ!パラ!と一枚づつページを捲っていくと気になる項目があった
その項目とは……
「こういうのも良いですね
材料はありましたっけ……?
見てみましょうか」
桜は布団から立ち上がり台所へと向かった
材料が置いてある所を見て確認した
「何とかありそうですね
早速、作りましょうか」
そう言い桜は作り始めた
先ずはメインとなる料理の材料である肉を取り出してボウルに入れた
「次は……卵ですね」
桜は料理の本を見て作業を進めていく
その時に肉を捏ねるのだが桜には大変な作業だった
「うんしょ……うんしょ……」
力が余りないので捏ねるのも一苦労なのだ
桜は捏ねていく内に汗だくになるが気にせずに捏ねていく
それから数十分後に捏ねるのが終わったようだ
「ふぅ~……」
桜は着物を捲くってある腕で汗を拭いながら疲れの溜め息を吐く
捏ねた肉を見て桜は薄く微笑んだ
「ふふ、何とか終わりましたね
次は適度に、お肉を取って丸くして空気を抜く……」
桜は適度に肉を手で取り丸くしながら両手を使い
左手に投げては右手に投げ返すようにして空気を抜いていく
料理をする者なら、この段階で分かるだろう
そう……「ハンバーグ」だ
桜は初めて挑戦するが作ってみたいと思いやってみたのだ
「次はフライパンで……」
桜は捏ねた肉が無くなるまで作り
形作った肉をフライパンで焼く事にした
ジュー!という音だけがリビングに響き渡る
桜は中まで火が通るまで待った
「……(じー)」
桜は肉をじーっと見つめて待っていた
途中途中に爪楊枝で真ん中を刺して
焼き具合を見ていた
そして、数分後に焼き上がったので皿に盛り付けていく
「これで主食は完成しましたから
次に色々と栄養のあるものを用意しましょうか」
桜は、そう言って
野菜やら何やらをハンバーグが置いてある皿に盛り付けた
後は御飯を装って終わりだ
「少し食卓が寂しい気持ちもしますが
今日は主食がハンバーグですから
この位が丁度良いでしょうか?」
桜は食卓を見て物足りないと思ったが
ハンバーグの印象が強いので、これ位で良いと納得した
桜は茶を沸かし食べようとした
しかし、その時……
コン!コン!
「すいませ~ん!」
「は~い
あれ? 確か、この声は……」
誰かが来たようだ
発せられた声を聞く限り桜は聞いた事があるようだ
桜は椅子から立ち上がり玄関へ向かった
玄関に着いてから、桜は扉を開けた
其処に居たのは……
「やっ!」
「諏訪子様!
こんにちは♪」
「うんうん、元気そうだね」
「はい!」
桜の家に来たのは諏訪子だった
諏訪子は桜が神奈子の一件から落ち込んでないか見に来たのだ
神奈子が様子を見てきてくれと頼んだのもあるのだが
一度、桜の家に来たかったのもあるようだ
「今日は遊びに来たんだ
上がっても良いかな?」
「はい、どうぞ!」
「有り難う、お邪魔しま~す」
「はい♪」
桜と諏訪子は家の中に入りリビングへ向かった
リビングに着くと諏訪子が喋り出した
「あれ、御飯中だった?
というよりも、食べる前だった?」
「はい、食べる前でした」
「ごめんね、間が悪い時に来て」
「いえ、大丈夫ですよ
諏訪子様は、お昼御飯は食べられましたか?」
「ううん、まだだよ」
「御一緒にどうでしょうか?」
「良いのかな?」
桜が「一緒にどうですか」と聞くと
諏訪子が首を傾げながら聞いて来た
桜は微笑んで頷いた
「はい」
「それじゃ、貰おうかな~」
「分かりました
用意しますので、少し御待ち下さい!」
「うん、分かったよ」
桜は諏訪子の分の茶碗と湯飲みを出して用意した
数十秒後に用意が出来て二人は席に着いた
そして、二人で「いただきます」をした
「お先に食べてみてもらっても良いでしょうか?」
「うん、良いよ
それじゃ、メインのハンバーグからいこうかな」
「はい!(ドキドキ)」
諏訪子がハンバーグを箸で割って食べる
その光景を桜は心臓をドキドキさせながら見ていた
諏訪子はハンバーグを飲み込んだ後に口を開いた
「……(もぐもぐ)
うん、美味しい!」
「ほ、本当ですか!」
「本当本当
箸で楽に切れるし
何より中まで火が通ってて美味しいよ
肉もジューシーというか何というか
美味しいの一言に限るね」
「ふふ、それは何よりです」
諏訪子は元気そうに答えて
それを見て桜は、まるで自分の事のように嬉しそうに微笑んでいた
桜も一緒になって食べ初めた
それから、昼食が終わり二人は他愛も無い話をしていた
「それでさ、神奈子ってば酷いんだよ?
私の神社なのに……(ブツブツ)」
「ふふ、そうですか」
「あ~う~
ちゃんと話を聞いてくれるのは桜だけだよ~」
「ひゃっ!?」
時には諏訪子が桜に抱き着いたりしていた
頬擦りをしたりもしていたが
流石にキスまではいかなかった
二人は夕方まで話し込んでは笑い合っていた
夕方になると諏訪子は笑顔で別れを告げて帰っていった
どうでしたか・・・?
何か・・・不調ですね;;
最近は何故か頭も痛いし咳も出るしで。。。
次回は・・・何にしようw?
取り敢えず、また次回に><




