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東方全愛記  作者: 神夜 晶
呪い編
68/181

第60話 『桜と白狼天狗』

どうも、神夜晶です


今回は文なのですが

まぁ、文は以前に1回やったので

椛にします


どんなネタにしようかな・・・


取り敢えず、どうぞ!

にとりが来てから数日が経った

桜の自宅は、にとりによる計らいで住み易い家になっていた

例えば風呂だ

蛇口を捻れば御湯が出るという仕組みになった

現代では、これが普通なのだが

今までは薪で風呂を沸かしていたのだ

当然、桜には斧を持つ腕力と握力も無い

其処は桜に知られないように皆がやっていたのだ



以前に霊夢が、桜が薪割りをしている所を見たのだが

その光景は、とてもじゃないが見れるものでは無かった

手は血だらけで涙目になりながらも必死にやる桜が居た

それを見て霊夢は思った

「私達で薪を割っておこう」と

それを全員に聞かせて、やる事にした

当然、皆がやればどうなるのか?

結果は火を見るより明らかだった

その行動に出た翌朝に桜は薪の所を見てみると……

山積みになった薪が置かれていた

それを見た桜は……



「え!? 一体誰が……はっ!?

もしかして、これは……神様からの贈り物なんですね!

有り難うございます!」



と桜は自己解釈していた

その場面を見た霊夢達は「あら(ズルッ)」と転びそうだったが

桜の笑顔を見る為に頑張ったので良しとした

何が言いたいかというと

桜は、にとりに泣いて礼を言ったのだ

今まで血だらけになるまでに大変だったのが

蛇口を捻るだけで御湯が出るのだから

泣いて喜ばずには居られなかった

その時の様子がコレだ



「これで風呂は蛇口を捻るだけで御湯が出るよ!」



「ほ、本当ですか!?」



「うん、やってみなよ」



「は、はい」



桜は蛇口を捻り流れる水に手を当ててみる

すると、桜は数秒で蛇口を捻り戻した



「どう? ちゃんと出たでしょ?」



「はい、これは凄いですね!」



「でしょでしょ?

しかも、河童に技術は世界一だからね

ガスも要らないから

そういう装置が組み込まれてるし

洗面台もだし、台所にも御湯が出るようにしておいたよ」



「……」



「うん? どうしたの?」



「え、えっと……」



「え、何で泣くの?

もしかして、嫌だった……?」



「い、いえ……そうではなくて

余りの嬉しさに泣いてしまって」



「ふ~ん、泣く程に嬉しかったんだ

そうなら、早くに言ってくれれば

直ぐにでも変えたのに」



「ふふ、有り難うございます」



「どう致しまして

あ、後ね

この家全体は電気だから」



「はい……?」



「だから、家全体に電気を作る装置を嵌め込んだのさ

つまり、夜中でも電気が付くし

此処のボタンがあるでしょ?

このボタン一つで御湯が出て風呂を沸かしてくれるんだよ

台所にも変なスイッチあったでしょ?

あれが、こっちと繋がってて遠隔操作で入れてくれるよ」



「そ、そんなに便利になったのですか……

本当に感謝しても仕切れませんね」



「別に良いさ

また来て料理(胡瓜メイン)を食べさせてくれるならね」



「はい、それでしたら

何時でもいらっしゃって下さいね♪」



「うん!」



そういう場面があったのだ

つまり桜の自宅は人里の中で一番現代に近い家に改造されたのだ



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



今、私は人里を歩いている

何故、私が人里に居るのかと言うと

上司である文様に人里に使いを頼まれたからだ

どうやら、1日掛けて使いをして来て欲しいとの事だ

こういう時間を貰えるのは嬉しいのだが

少しでも強くなりたいので修行がしたい

今日は修行禁止と文様に言われたので出来ないが……

しかし……人間の目が痛いな

早く着かないだろうか?

それにしても、手紙一通で1日掛けてとは珍しい気もする

気にしてても仕方ないか……

どうやら、私が色々と思っている内に着いたようだ



「あ、これですかね?

文様の紹介状から見ると人里で一番大きな家って書かれてますけど

どんだけ大きいんですか……

まぁ、家主に会ってみますか

御免下さい!」



「は~い」



私は家の玄関をノックした

此処に来る人達は全員ノックするようだ

しない者は妖怪の賢者にスキマ送りにされるらしい

……うん、絶対にしよう

そう言えば、家主の声は何処かで聞いたような……?

私が、そう思ってると家主が玄関を開けた

ガチャ!



「こ、こんにちは

(お、思い出しました!

博麗の巫女が可愛がっている子でした!

何かしたら、今度こそ殺される!

そ、粗相の無い様にしなくては……)」



「こんにちは♪」



「か、可愛い……」



私が博麗の巫女の恐怖に慌てているのが分かったのか

家主の子は優しく微笑んで挨拶をしてくれた

私は、その微笑みを見て無意識に可愛いと呟いてしまった

家主の子は初心なのか

白かった顔から、気付けば真っ赤に染まっていた



「ぇ!? あ、あの……

行き成り可愛いと申されましても……(カァァァ)」



「え!? こ、声に出てました……?」



「は、はい……」



「ご、ごめんなさい!」



「あ、謝らないで下さい

恥ずかしかっただけですから

気にしてないので、大丈夫ですよ」



「ほ、本当ですか?

博麗の巫女に言い付けたりしませんか!?」



「は、はい

霊夢さんに言い付けたりしませんので、安心して下さい♪」



「よ、良かった……」



家主の子は優しくて可愛いかった

まだ1回しか会ってないのに、私の事を守ってくれた

宴会で一度見たけど、本当に可愛いと思う

確か文様が「男の娘だけど可愛いわよ」と言ってた気がする

これで男か……自信を失くす……



「えっと……

私に何か御用でしょうか?」



私が項垂れていると家主の子が声を掛けてきた

おっと、頼まれていた使いを果たさなくては

私は懐から文様に頼まれた手紙を出して、家主の事に渡した



「あ、そうでした

コレを文様から頼まれました」



「文様……?

あ、射命丸文さんですね

手紙ですか……」



「はい、貴方に渡して欲しいと

先程、使いを頼まれまして」



「そうだったのですか

あ、宜しければ中へ入りませんか?

お昼ですし、人里の方達の目もありますし……」



「そうですね

では、お邪魔しますね」



「はい♪」



家主の子に微笑みながら誘われた

くっ……反則的な笑顔だ

私は家主の子に言われて中へ入る

大きな屋敷とあって中も立派だ

しかも、埃が一つも無いなんて……

この子には親が居ないと聞くけど

一体誰が……?

やっぱり、この子が掃除をしているのだろうか?

だとすると、凄いと思う

こんな広い家を一人で掃除するのだから

私は家主の子に呼ばれてリビングに行くと

其処には御飯が用意されていた

お昼時に来てしまったようだ……申し訳ない

私が考えていると声を掛けられた



「えっと……」



「?」



「その……」



家主の子の言葉は歯切れが悪かった

何かあったのだろうか?と首を傾げていると

私は一つの言葉が思い浮かんだ

自己紹介してなかったぁぁぁああ……

私は慌てて自己紹介をした



「す、すみません

自己紹介がまだでしたね

私の名前は犬走椛と言います

宜しくお願いします」



「あ、はい!

私の名前は神呪桜と言います

此方こそ宜しくお願いします♪」



「はい!」



何て礼儀正しいのだろうか

文様にも見習わせたい



ーーー後で覚えてなさいよーーー



ゾクッ!?

何処からか文様の声が聞こえて来たような……

私が少し怯えてると桜が声を掛けてきた



「椛さんは、お昼御飯は食べられました?」



「いえ、まだですけど」



「そうですか

それでしたら、御一緒にどうですか?

勿論、お金は要りませんので!」



「え、良いんですか?」



「はい!

それに、一人より誰かと食べた方が美味しいですからね♪」



「そうですか……

それでは、お言葉に甘えて頂きますね」



「はい♪

椅子に掛けて、御待ち下さい!」



「分かりました!」



何て良い子なんだろう

気を使って御飯も食べさせてくれるなんて……

しかも、タダでだ

普通の人間なら「金寄越せ」とか言ってくるのだが

しかも、対応が手馴れてるのか

私に何もさせないように配慮している

本当に良い子だ……

私が桜の事を考えていると御飯と御茶を用意してくれた

そして、桜も椅子に座り

私達は同時に「いただきます」をした



「椛さんから、お先にどうぞ♪」



「良いですか?

では、コレを!」



「はい♪」



私は先に食べて良いと言われたので食べる

手を付けたのは私の大好きな肉だ

しかも、野菜を取れる様にと一緒に巻いてある

これは肉巻き野菜というべきなのだろうか?

取り敢えず、食べてみる事にした



「あむ! ……(もぐもぐ)」



「……(ドキドキ)」



「お、美味しい……」



「ふふ、喜んで頂いたようで何よりです♪」



本当に美味しかった

野菜の食感も残っていて

しかも、肉の食感もある

食べた瞬間に広がる肉の風味が溜まらなく食欲が増していく

物凄い美味しい……今まで食べた事が無い位に美味しかった

それから、私は一心不乱に食べていた

それを見て桜は薄く微笑んでるだけだったが

思い出すと恥ずかしい

私達は食事を終えて小休憩みたいな感じだった

桜は私から渡された手紙を読んでいた



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



桜は昼に来た椛に渡された手紙を読んでいた

手紙の封を開けて読んでみると、こういう内容だった



『桜さんへ


どうも~!

清く正しい射命丸文です!

実はですね

急で申し訳ないのですが

私の部下の犬走椛を今日だけで良いので1日見てやってくれませんか?

どうやら、この前の異変で本気の霊夢さんにコテンパンにされて

自信を失くしたらしく、最近は特に落ち込んでいるので向かわせました

本当に急で申し訳ないのですが

どうか、椛を元気付けてやって下さい

お礼なら、また今度するので!

                         射命丸 文より』



という内容だった

それを見て桜は椛の方を気付かれずにチラッと見た

桜が見たら、そうでもないのだが

心の病というのは、本人以外には何も出来ない

桜は椛から手紙に目を戻して

薄く微笑みながら折り目に沿って折り畳んだ

桜は手紙を封に戻して、椛に声を掛けた



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



私は辺りをキョロキョロと見渡していた

本当に綺麗なリビングだと思う

そんな事を思っていると桜が声を掛けてきた



「椛さん」



「はい?」



「最近、何か悩んでる事があるのですか?」



「え? どうして分かったんですか?」



「ふふ、それはですね……」



「そ、それは……」



何で分かったのだろうか?

はっ!? まさか、予知能力?

とにかく、桜の答えを聞いてみる事にした



「ひ・み・つです♪」



「は……?」



「秘密です♪」



「そ、そうですか」



「はい!」



か、可愛いなんてものじゃない!

破壊力があり過ぎる!?

というか、教えてくれないのか……

まぁ、良いのだが

……どうしようか?

此処で話しても良いのだろうか

私は悩んでいたのだが

聞いて欲しいと心の何処かで思っていたらしく

口が勝手に動いていた



「私は……この前の異変で博麗の巫女に倒されました

別段、何か深い傷とかある訳じゃないんですが

殺気だけで倒されて

私は、こんなにも弱いのかと思って……

それに相手の力量が測れずに突っ込んで負けて

惨めですよね……あはは……」



私は知らない間にポツポツと呟いていた

しかし、最後には下を向いてしまい情けなくて涙を流してしまった

桜も私を呆れて見捨てるだろう

そう、私は弱いのだから……

ギュッ!



「え……?」



桜は不意に私を後ろから抱き締めた

私が桜の方を見ると優しさに満ちた表情で微笑んでいた

桜は私に口を開き呟いた



「大丈夫ですよ……椛さんは決して弱くなんかありません

本当に弱ければ負けを認められない方で

涙も見せない方だと私は思います

ですが、椛さんは自分が弱いと分かるじゃないですか

それに悔しいと思うからこそ泣けるのですよね?

泣けるからこそ、悔しいと思うからこそ

生きる人達、全てが強くなれると私は思うのです

霊夢さんは博麗の巫女で幻想郷の全てを背負ってますから

負けるのも無理は無いです

私も戦う事は出来ませんから弱いですよ?

でも、皆さんは強いって言ってくれます

何でかな? と私は思うのですけどね」



桜の言葉によって、今まで溜まっていた感情が溢れ出して来た

恐らく、いや……確実に私は顔が酷いだろう

シワくちゃに顔を歪ませる寸前だろう



「うぅぅぅぅ……わ、私は……」



「我慢しないで下さい……

妖怪でも関係ありません

泣きたい時に泣いて良いんです……」



もう駄目だ……泣いてしまう

泣いても良い……

私は桜の腰に手を回して

顔を下に向けて思いっ切り泣いた



「うわあああああああああああん!!!

あああああああああああああ!!!」



「ふふ……

これで、また……強くなれましたね♪」



桜が何かを呟いたが、泣くのに夢中な私には聞こえなかった

私は今までの涙が嘘みたいに泣いた

泣いて泣いて、泣き抜いた



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



椛は泣き疲れたのか、桜に抱き着いたまま寝てしまった

桜は、どうにかしようとしたのだが

力が無く運べないので、テーブルに伏せさせて毛布を掛けた

それから、桜は文に宛てる手紙を書いた



「こんな内容で良いでしょうか?

余り凝った内容でも駄目ですし

これで良しとしましょうか……

それにしても……良く寝てらっしゃいますね

当分は起きないと思いますし

今の内に晩御飯の準備をしておきましょう♪」



桜は起こさない為に物音を立てずに立ち上がった

晩飯の準備に取り掛かった



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



トントントントントン!

リビングに包丁の音が部屋に響き渡る

私は何事かと思い目を開けた

どうやら、私は泣き疲れて寝てしまったらしい

毛布も掛けてくれたようだ……本当に優しい子だ

辺りを見渡してみると、もう夜だった

数時間は寝ていたらしい

それよりも、目覚めの音の原因を見てみると

桜が包丁で料理を作ってる最中だった

私が桜を見ていると向こうも気が付いたようで

微笑みながら声を掛けて来た



「起きられたんですね

今、お夕飯を作ってますので

少し御待ち下さい♪」



「あ、はい

良いんですか?」



「はい、大丈夫ですよ!」



「そうですか……

何から何まで、お世話になりっぱなしで」



「ふふ、そんな事ないですよ

私も椛さんから大切なものを貰ってますから」



「大切なもの?」



「はい♪

何とは恥ずかしくて言えませんけどね……(カァァァ)

と、とにかくです

もう少しで出来ますので、暫しお待ちを!」



「は、はい」



大切なものとは何なのだろうか?

まさか金目の物?

いや、桜に限って絶対に有り得ないな

一体なんだろうか?

後で、しつこく聞いてみるとしよう……

それから、数分後に料理が出来て食卓に運ばれた

私達は昼のように「いただきます」をした

目の前に並んだのは、親子丼と呼ばれるものだった



「初めて作ったので、お口に合うと良いのですが……」



「大丈夫です、不味くても食べます!」



「不味かったら、言って下さいね!?」



「冗談です!」



「もう、椛さんは……」



私が冗談を言うと顔を真っ赤にして頬を膨らませていた

なんと可愛いのだろうか

桜を見ていたら切りが無いので

温かい内に食べる事にしよう

私は先に食べると告げて口にした



「あむ……(もぐもぐ)」



「どうでしょうか?」



「……美味しいです」



「ふふ、良かったです♪」



卵と鶏肉の相性が抜群で

口の中に広がる海苔の風味と合ってて物凄く美味しい

卵もトロトロで鶏肉も脂身はあるが、脂身と感じる程のものではなかった

桜が先程言っていた、強いという部分が少し分かった気がする

それから、私達は食事を終えて

私は帰る事にした



「それでは、また

今日は有り難うございました!」



「いえいえ、此方こそ楽しかったですよ!」



「そうですか、こんな私との時間で楽しめてもらえたなら良かった

では、行きますね!」



「はい!」



空中に浮かんでいき妖怪の山へと飛ぼうとした瞬間に、ある事を思い出した

私は浮かぶのを少し止めて桜に呟いた



「桜さん、先程言った

私から貰った大切なものって何ですか?

ずっと気になってて……」



「あ、それは……

どうしても聞きたいです……?」



「はい、出来れば」



桜は顔を真っ赤にしているが、どうしたのだろうか?

私から大切なものを上げた覚えは無いが……

桜は何やら悩んでいたが、決心したようで話し出した



「椛さんから貰った、大切なものは……」



「大切なものは……?」



「それは椛さんと居る“時間”です」



桜が言った、大切なものとは時間だった

時間とは、どういう事だろうか?

私は首を傾げて聞いてみた



「時間?」



「はい、文さんから聞かれたと思いますが……

私は、この家では一人なんです」



「あ……」



桜は苦笑しながらも、私に説明した

興味本位で聞いてはいけない事を聞いてしまったようだ……

そうだ、この子は私達と違って

正真正銘の人間で幼いんだ

こんな幼い子が朝、昼、晩、ずっと孤独を味わってるとなると

誰かが恋しいのも頷ける

どうして、此処まで頭が回らなかったのだろうか

私が悲しそうな表情をすると桜が苦笑しながらも言葉を続けた



「ふふ、大丈夫ですよ

これでも、一人暮らしは5年間もしているのですよ?

大丈夫です♪

それに、偶にですけど

霊夢さん達が遊びに来てくれますから♪」



「そう……ですか……

あの! 私も偶に来て良いですか……?」



「椛さん……はい!

何時でも遊びに来て下さいね♪」



「はい!」



私は桜に偶に来て良いと言われて嬉しかった

それから私は妖怪の山へと帰っていった

家に着くと明かりが付いていて誰かな?と思い入ってみると……



「お帰り、椛」



「文様……」



「どうだった?」



「え?」



「少しは気分が晴れたんじゃない?」



「はい、心の中の霧が晴れたみたいです」



「そう、なら良かった」



「あ、これ

桜さんから預かった手紙です」



「何をしてるのよ

早く出せ」



「は、はい」



今までの雰囲気がぶち壊しだ……

文様は現金な方だと思った

手紙を見て文様は微笑んでいた

どんな内容だったのだろうか? 教えて欲しい……

手紙を読むのを止めて私に声を掛けて来た



「まぁ、とにかく!」



「はい?」



「何か困った事があったら相談しなさい」



「文様……はい!」



「それじゃ、私は帰るわ

明日からは物の見方が変わってくると思うから

張り切り過ぎないようにね」



「え?」



「それじゃね」



「あ、ちょっと!?

行ってしまいました……

どういう事でしょうか?」



今の私には分からなかった

翌朝に天狗の仕事をしていると

心が軽く、剣も軽く、盾も軽かった

そして、自分は強くなれると心の其処から思えていた

私は……戦いも出来ない子に負けていたと思った

あの子は誰もが勝てない

桜は……本当の意味で強いのだと私は思った

どうでしたか。。。?


咄嗟で思いついた無いようなので駄文でw


ヤバイ・・・www

椛視点になってるww


今日は趣向を変えてみました・・・

ごめんなさい、ただの思い付きです。。。


桜視点も、もうちょっと書かけば良かった。。。(゜Д゜)


取り敢えず、明日は遂に暴走娘(早苗)です


どんな風に暴走させるか・・・考え中

やって欲しい暴走とかありますw?


でわ、また明日!

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