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東方全愛記  作者: 神夜 晶
呪い編
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第59話 『河童と桜』

どうも、神夜晶です


今回は、にとりです

数日のブランク?があるので・・・大丈夫かなw?


取り敢えず、どうぞ!

厄神である雛が来てから約1週間が経った

桜は布団に入り料理本を見ていた

その項目とは野菜の項目だった

胡瓜を初めとしキャベツ等の野菜の項目を見ていた

その中で見ていたのが胡瓜だった



「胡瓜の酢のもの、胡瓜と味噌……

色々とありますね

何を作りましょうか?」



桜は胡瓜を主に使うのを考えているが

何を作るか迷っていた

取り敢えず、思い付いたものから作ってみる事にした



「先ずは胡瓜の酢のものを作りましょう!」



桜は胡瓜の酢のものを作っていった

しかし、簡単なので5分と掛からずに終わった

次は普通に丸ごと1本の胡瓜と自家製の味噌を置いて終わり

その次は色々な野菜を切っていき

胡瓜と一緒に盛り合わせたら出来上がった



「胡瓜と野菜の盛り合わせです!

う~ん……胡瓜を主として作るのは良いのですが

少し食卓が寂しい気もしますね

何か良い料理は……」



桜は作るのを中断し料理本を見た

何ページか捲っていくと、桜はあるレシピを見つけた



「……これなんかどうでしょうか?

お肉と胡瓜のサッパリ合え!

……作ってみましょうか」



桜は顎に指を置いて考えた末に作る事を決意した

それから料理本の通りに作っていき、完成させた



「無事に出来ましたね!

後は御飯を入れて食べるだけですね♪」



桜は作ったレシピで何とか満足し

御飯を装った

そして、席に着き食べようとした瞬間に玄関が叩かれた

コン!コン!



「こんにちは~」



「は~い

お昼時に何方でしょうか?」



桜は箸を置いて首を傾げながら玄関へと向かった

玄関を開けると其処には……



「やほ」



「ど、どうも

(不思議な方ですね

帽子にリュックサックに蒲の穂を持ってらっしゃいますね

もしかして、この方は……)」



玄関を開けた先には個性的な格好をした少女が桜に微笑みながら居た

変てこな帽子に大きなリュックサックと個性的だった

桜は少女を見た瞬間に、とある事を思い出した



「君が桜で良いのかな?」



「はい、そうですけど

どちら様でしょうか……?」



「あぁ、ごめんね

数日前くらいにさ厄神の雛から桜の事を聞いてね

ちょっと会ってみたくなってね~

という事で会いに来たんだよ」



「そうでしたか

雛様の、お知り合いでしたか♪」



「そうそう

あ、名前は河城にとりって言うんだ

因みに河童だから、宜しくね」



「にとりさんですね

聞いてらっしゃると思いますが

私の名前は神呪桜と言います

やっぱり河童さんでしたか♪」



少女の名前は「河城にとり」というらしく

妖怪の河童だったらしい

河童と聞いて桜は微笑みながら「やっぱり♪」と言った

にとりは首を傾げていた



「やっぱり?

私の事を知ってたの?」



「にとりさんではないですが

河童さんの事を本で読んだ事があるので知ってたのです(ドヤァ)!」



そう、桜は河童の事を知っていた

どうやって知ったかというと……幻想郷縁紀だ

つまりは稗田阿求から借りた本だ

因みにだが、阿求と桜は友達同士だ

何時出会ったかは、また別の時に語られるだろう



「そっか~

それは嬉しい限りだね」



「ふふ♪

あ、立ち話もなんですから

上がって下さい!」



「うん、分かった

お邪魔しま~す」



「ふふ、どうぞ♪」



「(この子が雛の言ってた子だね……

まだ小さいのに呪われてるなんて可哀想に……

あ、そうだ!

呪いは解けないけど

生活を改善してあげようかな?

うん、そうしよう

住み易い家に改造だ!)」



にとりは桜に連れられてリビングへと歩いて行く

その途中で、にとりは色々と穏やかではない思考の渦に浸かっていた

にとりが思考の渦に浸かっているとリビングへと着いた

リビングへと着くと、にとりの目に入ったのは食卓だった

しかも、胡瓜が沢山使われているので目が輝いていた

そんな、にとりに桜は何時ものように話し掛けた



「あ、お聞きしたいのですが

にとりさんは、お昼御飯は食べられましたか?」



「いや、まだだよ?」



「それでしたら

此処で食べていきませんか?」



「良いの!?」



「は、はい」



「やったー!有り難う!」



「ふふ、椅子に座って御待ち下さい♪」



「うん!」



にとりは食べられると聞いて

桜に詰め寄った

詰め寄られた桜は戸惑いながらも答えた

にとりは良いと言われて騒ぎながら喜んでいた

それを見て桜は微笑んで椅子に座るように言った

桜は米や茶を用意している時に河童について思い出していた

「胡瓜が大好きでしたね」と心の中で呟いていた

それから、にとりの分が用意出来て

二人は「いただきます」をした



「お先に、どうぞ!」



「そう? それじゃ遠慮なく!」



「はい♪」



「あ~む!

……(もぐもぐ)」



「……(ドキドキ)」



「うん、上手い!」



「ふふ、良かったです♪」



「肉もそうだけど

胡瓜にも火が通ってて良いね

これなら肉嫌いでも食べれるよ!」



「満足して頂いて何よりです!

では、私も……(もぐもぐ)」



「私も~!」



にとりは「肉と胡瓜のさっぱり合え」を食べて美味しいと告げた

それに対し桜は薄く微笑んで喜んでいた

桜も食べ、にとりも再び食べ始めた

それから、午後は河童の事や桜自身の事を話した

その日は夕方に、にとりは帰ったのだが

後日に家を河童に改造されたようだ

どうでしたか・・・?


桜の家が河童に改造された!


未来風な家になった(笑)!


現代風な家になった(笑)!


空き巣撃退な家になった(笑)!


という事で、県外で初の投稿になります


これからも、宜しくお願いします><


でわ、また次回に!

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