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東方全愛記  作者: 神夜 晶
呪い編
65/181

第57話 『豊穣の神と桜』

どうも、神夜晶です


今回は妹偏ですw


芋子・・・げふんげふん

譲子です


でわ、どうぞ

静葉が来てから1日が経った

桜は布団に入り料理の本を読んでいた

最近は少し寒くなって来たのでカーディガンを掛けていた

現在は“芋”に関する項目を見ていた



「お芋のタルト、スイートポテト

ポテトサラダ、ジャガイモの味噌汁……

色々とありますね」



桜は芋の項目で何を作ろうか迷っていた

取り敢えず、目に付いたのを作ろうと決めてリビングに向かった



「時間が掛かるものから作っていきましょう

先ずは、お芋のタルトを……」



桜は最初に芋のタルトを作る事にした

バター、卵、薄力粉、生クリーム等の材料を用意して作り始めた



「先ずはバターと卵を……」



桜は手順通りに作っていった

材料を混ぜるのに苦労したが何とか作り上げた

次にスイートポテトを作り始めた



「バター、グラニュー糖、生クリームを……」



またもや桜は料理本の手順通りに作っていった

これも難なく作り上げた

次に昼食の準備に取り掛かった

先ずはポテトサラダを作っていく



「うんしょ……うんしょ……」



さつま芋を潰していくのだが

結構、力が要るので桜には大変なのだ

その所為で少しだけ汗を掻いたようだ



「ふ~……力がないのでキツイですね

ですが、挫けず頑張りますよ!」



桜は良かれと思うまで潰していった

そして、数十分後に潰し終えて材料を加えていった

マヨネーズや胡瓜などを入れていく



「よいしょ……よいしょ……」



今度は混ぜるので、これまた力が必要だ

声を上げながら混ぜていく

その声は少し色っぽかった

混ぜるのが終わりポテトサラダが完成した

次にジャガイモの味噌汁を作るようだ



「先ずは出汁を取って……

次にジャガイモ、榎、ワカメを入れて……」



桜は順々に作り上げていく

後は適当ではないが

食卓が寂しいので野菜炒めなどを作った



「出来ましたね!

時間は……12時過ぎちゃいましたけど

これだけ出来れば上出来でしょうか……?」



桜は10時過ぎから作ったのだが

果たして、早く出来たのか

それとも、遅く出来たのか

自分には分からなかった

首を傾げて思っていると玄関が叩かれた

コン!コン!



「ごめんくださ~い」



「は~い

何方でしょうか?」



桜は玄関へと向かった

玄関を開けると其処に居たのは……



「こんにちは」



「こんにちは

(昨日の静葉様と似ていますね

それに服も秋をイメージしてらっしゃいますね

静葉様の姉妹の方でしょうか?)」



「初めまして、桜ちゃん

私は秋譲子って言うの

一応、豊穣の神だよ

昨日来た静葉は私の姉だね」



「初めまして、神呪桜と言います♪

矢張り、そうでしたか

容姿と雰囲気が似てましたので

そうかなと思いました(ドヤァ)!」



玄関に居たのは昨日来た静葉の妹の譲子だった

桜は心の中で見事当てたのだった

ドアノブカバーのような帽子にブドウが付いてて

何故か裸足だった



「まぁ、姉妹だからね

似てても可笑しくないよ

今日はお姉ちゃんに会って来いって言われてね

どうかな? お邪魔じゃない?」



「はい、大丈夫ですよ

どうぞ、上がって下さい!」



「お邪魔しま~す」



「ふふ、どうぞ♪」



「(この子がお姉ちゃんの言ってた子だね

普通に可愛いね~

神の呪いに掛かってるか……

誰だか知らないけど

こんな呪いをするなんて神の風上にも置けないね!)」



桜と譲子はリビングへと向かった

譲子は予め静葉から桜の事を聞いていたようだ

呪いがある事も聞いていたようだ

桜に呪いを掛けた神を小馬鹿にしていた

リビングへと向かうと其処には芋関係の昼食が置いてあり

譲子は目を光らせた



「譲子様は、お昼を食べられましたか?」



「まだだけど、良いの?」



「はい!」



「そっか、有り難う!」



「いえいえ♪

では、お茶を用意しますので

座って、お待ち下さい」



「は~い

(芋キタ━━━(゜∀゜)━━━!!!

お芋!お芋!

私の時代が来たようだ!

さて、桜ちゃんは

どんな味にしたのか厳しくチェックだね)」



「ふふ♪」



譲子は表情こそ普通を保っているが

心の中では物凄い程にテンションが上がっていた

そんな事を知らず、桜は茶を沸かしていた

茶が沸くと湯飲みに注ぎ譲子に渡した

そして、桜も座り二人は「いただきます」をした



「それじゃ、私から頂かせてもらうよ!」



「はい、どうぞ!」



「あ~む……(もぐもぐ)!」



「……」



譲子は我先にと食べ始めた

最初は自分の手元にあるポテトサラダから手を付けた

譲子は食べて噛んで飲み込み感想を言った



「美味しい!」



「良かったです!」



「うん、芋の食感も生きてるし

何より食べやすいね」



「それは良かったです!

では、私も……あむ」



「うんうん、皆で食べた方が美味しいからね」



「はい♪」



譲子は一口食べて美味しいと言った

芋好きらしく、芋には五月蝿いのだが

譲子の御目に掛かったらしい

桜も食べ初め、譲子も満面の笑みで食べるのを再開した

二人は見事に完食して、午後は楽しく話し合ったらしい

桜が作った芋のタルトは二人が一カットづつ食べて

残りは譲子が、お持ち帰りしたらしい

桜も微笑みながら「どうぞ♪」と言っていた



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



午後に話し合っていると

桜が気になった事を譲子に聞いた



「譲子様は、どうして裸足なのですか?」



「あ~……

私ってね、靴嫌いなんだよね」



「そ、そうだったのですか……」



「うん、圧迫感?が嫌いでね」



「そうですか……

あ!それなら良い靴がありますよ♪」



「良い靴?」



「はい、少し待っていて下さい」



「うん、良いけど」



桜は譲子に靴を履いて欲しい

そう思い何か考えて策が出たのか

玄関へと向かった

桜が玄関から戻ると桜の手には一つのサンダルのような靴が持たれていた



「これは以前に母が穿いていた靴です

サンダルのように見えますけど

靴らしいのですけど

これなら素足でも大丈夫だと思うのですが……」



「ふ~ん……履いてみて良い?」



「どうぞ」



「うん……良いね!」



「ふふ、気に入ってもらえたようで何よりです!

きっと母も譲子様に履いてもらえて嬉しい筈です♪」



「これ、形見……なんでしょ?

私が貰って良いの?」



譲子が母の形見と聞くと

桜は微笑みながら答えた



「はい、母は神様が大好きでしたから

神様の譲子様に貰って頂いて喜んでますよ♪」



「そっか……

それじゃ、貰おうかな」



「はい!」



「有り難うね!」



「どう致しましてです♪」



譲子はルンルン気分で帰っていった

桜も落ち込むという事はせず

譲子になら上げても良いと本心から思っていた

自分自身で履きたかったが、桜にはサイズが合わないので断念していたのだ

其処に譲子が現れて持ち主が決まって

桜自身も嬉しかったようだ

譲子は帰って静葉に「どうしたの、その靴?」と聞かれていた

「桜に貰った!」と喜んで答えたらしい

どうでしたか・・・?


何か駄文になった。。。。


譲子は東方Wikiで裸足と書かれていたので

サンダルをプレゼントしましたw


でわ、また次回に><

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