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東方全愛記  作者: 神夜 晶
呪い編
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第4話 『慧音と桜』

どうも、神夜晶です


今回は・・・ぼのぼの?ちょっとシリアス?

入るかもです


あ、時期的には紅魔郷前です


でわ、どうぞ


それとですね、この小説の慧音は・・・

魔理沙と出会ってから数ヶ月が経った

あれから、度々二人は訪ねて来て

御飯を集りに来ていた

今の季節は夏で7月下旬だ

桜家も衣替えされて、涼しそうな雰囲気だった

当然の事ながら、桜も衣替えをしていた

何故か女物の着物を着ていた



「良く考えたら私は母にコレを着なさいって言われて

コレしか持ってなかったですね……

今までは忙しかったので深くは考えてませんけど

これで外に出た日には……噂されそうですね」



等と、独り言を言っていた(赤面しながら)

そんな時に玄関のドアが開けられた

ガチャ!



「お邪魔するぞ、桜」



「あ、慧音さん!」



「あぁ、久しぶりだな

そろそろ、食材が無くなる頃だと思ってな

買出しをして来たぞ」



「何時も何時も、有り難うございます」



「そんな畏まって礼を言われる事はしてないさ

私にとって桜は“娘”の様なものだ

大切にするに決まっているさ」



「ふふ、ママと、御呼びした方が♪?」



慧音は桜を娘の様だと言った

それに対して桜は冗談なのか

笑顔でママと呼ぶ?と言った

慧音は顔を俯かせてフルフルと震えていた

桜は『何事!?』と思い声を掛けてみたら



「うん、ママと呼ぼうか

いや、呼べ」



「え!?」



慧音は桜の冗談を本気にしていた

その証拠に鼻血をツーっと垂れ流しにして

桜の肩を掴み笑顔で迫っていた



「どうした? 呼んでくれるんだろう?」



「ぁぅぁぅ……(カァァァ)」



「ん? まさか嘘じゃないだろうな?

桜ともあろう者が嘘を吐かないよな?」



「わ、分かりました……

呼びますので少し待って下さい」



「うむ、良いぞ(計算通り!)」



慧音は心の中で叫んでいた

桜は恥ずかしい故に深呼吸をして

気持ちを落ち着かせていた

深呼吸を2~3回、繰り返し

意を決して慧音にママと呼ぶ事にした(上目遣いで)



「マ……ママ……」



「ぶっ!?」



「えぇ!? だ、大丈夫ですか?」



「か……可愛かったぞ桜……(ガクッ)」



「慧音さ~ん!」



慧音は桜にママと呼ばれ鼻血を出して倒れた

それを桜が叫んで揺すっていた

~5分後~



「すまない、取り乱した」



「いえ、大丈夫ですよ」



「それより、此処数ヶ月で

変わった事とかはないか?

不安な事とかあったら

何でも言って良いんだぞ」



「変わったと言うより

お友達が出来ました!」



「ほぅ、友達が出来たのか?

どんな友達なんだ?」



「はい!博麗の巫女の霊夢さんです(ドヤァ)!」



桜は友達が出来て嬉しそうに言った

しかも、霊夢の名前に普段しない、超貴重な桜のドヤ顔で



「何……? 博麗の巫女だと……?

(あぁ、桜のドヤ顔が可愛い過ぎる!)」



慧音は機嫌悪そうな顔をする

それを見た桜は泣きそうな顔で聞いた



「あ、あの……

駄目でしたか……?」



「い、いや、駄目じゃないぞ(涙目も可愛いな!)

博麗の巫女とは何を話したりするんだ?」



「妖怪の事とか、料理の事

そして、呪いの事を……」



「……そうか

博麗の巫女に話したのか」



「はい……

でも、霊夢さんは私の事を思って

御先祖様の事を怒ってました

『何で末裔にまで先祖の失態を受け継がせるのかしらね』って」



「ふむ……

(博麗の巫女が、そんな事を……

噂では賽銭を上げないと相手をしないと聞いたが

どんな理由か知らないが、桜を気に入ったのだな

まぁ、こんなにも可愛い桜を嫌いになる訳がない!

もし、嫌いになったら……ふふふふふ……)」



「だから、嬉しかったんです

私の事を思って怒ってくれて

この呪いとアルビノの身体を気味がらずに受け入れてくれて

本当に嬉しかったんです

今までは慧音さん以外に頼れる人が居なくて

慧音さん、紫さん、霊夢さんと繋がっていって

本当に感謝しています」



「桜……」



「ごめんなさい、泣いてしまって」



桜は笑いながらも一粒の涙を両目から流した

それを見て慧音は「ふっ」と笑い桜を抱き締めた

桜も慧音の事を笑顔で抱き締め返した



「良いんだ、桜

私も、これからは寺子屋が無い日は

出来るだけ桜に会いに来る事にしよう

だから、寂しい事を言ってくれるな

言っただろう? 娘の様に思ってると

これからは出来るだけ会いに来る

もう寂しい思いをさせないぞ!」



「慧音さん……

ふふ、本当に私は幸せ者ですね」



「いいや、まだまださ

これから、もっと幸せになる権利はあるんだ

桜には幸せになる権利がある」



「そう……でしょうか?」



「あぁ、あるとも

神様は目に見えていなくても

桜の行動を確りと見守ってくれているさ」



「でしたら、良いのですが」



「あぁ、きっとそうさ」



「はい♪」



「うん、宜しい」



「ん……」



慧音は少しだけポジティブに考えた桜を撫でた

それに抗う事なく桜は撫でるのを受け入れた



「あー……

もう、可愛いな!」



「ぴゃっ!?」



慧音は我慢出来ずに桜を抱き締めた

それを桜は吃驚したが赤面しながらも

なすがままに抱き締められていた

それから、二人は昼食を食べ始めた

その際に霊夢が初めて会った日に

桜に「御飯を毎日食べたいわ」と

プロポーズ紛いの事を桜が話したら



「ちょっと……用事を思い出した……」



「え? そうですか……」



「あ、すまない……

御飯を食べてから行くとしよう」



「はい!」



「矢張り、桜には笑顔が似合うな

(博麗の巫女……覚悟しておけよ♪

私の娘は簡単にはやらないぞ!)」



「煽てても、何も出ませんよ?」



「煽ててないさ、本当の事だよ」



「もう慧音さんってば……

本当に、お世辞が上手なんですから」



「ふふ、すまないな」



それから、他愛も無い話をしていき

昼食を食べ終えた

桜は食器を片付けて何時通りに読書をしていた

それからの慧音は博麗神社に行く姿を目撃したと

人里の者が言っていたとかないとか

超が付く程に桜を過保護に心配しています

キャラ崩壊かも。。。w


如何でしたか・・・?


駄文ですね。。。


次回は紅魔異変になります


でわ、また次回に><

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