第49話 『死神と桜』
どうも、神夜晶です
今回は小町です
どんな風にしようかな。。。
でわ、どうぞ~
幽香が来てから1週間が経った
その間の桜は普通の日常を過ごしていた
今日は紫から貰った料理本の違う項目を見ていた
その項目とは……
「お酒に合う料理ですか……
宴会をされる時に、お酒を飲まれる方が大勢居ますから
何か覚えておくと良いでしょうか?
そうと決まれば、早速見ていきましょう!」
酒のつまみ的な料理に目を向けていた
焼き鳥は勿論
イカやタコなどの料理等が描かれていた
定番の唐揚げや秋刀魚なども描かれていた
桜は簡単なものから作ってみる事にした
「幸い、お昼までは時間はありますし
色々と試しながら作っていきましょう!」
イカ焼きにタコの刺身を作っていった
それから少し難易度の高いものなどに挑戦していき
数時間が経った
「これ位で良いでしょうか……?
……良く見ましたら作り過ぎましたね
何方か呼ぶにも手段が無いですし
困りましたね……」
作り過ぎて一人では食べられない
幸い、何故か酒があるので
酒を飲んでも良いので桜は来て欲しかった
それ程までに料理を作り過ぎてしまったのだ
桜は顎に手を添えて首を傾げながら考えていた
そんな時だった
誰かに玄関が叩かれて開けられた
コン!コン!
ガチャ!
「ちょいと、お邪魔するよ~」
「何方でしょうか?
私から迎えに行く前に来てしまいましたね……」
突然の来客者は玄関で靴を脱いでリビングへと来てしまった
その来客者の正体とは……
「やぁ、突然押し掛けて悪いね」
「い、いえ
貴方は……閻魔様と一緒に居られた死神様ですね?」
「あぁ、そうさ
覚えててくれたんだね、嬉しいよ
改めて自己紹介をしようか
あたいは小野塚小町
見ての通りの死神さ
まぁ、死人を四季様の所に運ぶ役目だけどね」
突然の来客者は映姫の隣に居た
死神の「小野塚小町」だった
桜は小町が所持している大きな鎌を見て思い出したのだ
「いえいえ、今日はどうされたのですか?
それでも、死神様は凄いと思いますよ!
では、私も改めて自己紹介を
神呪桜と申します、宜しくお願いします♪」
「あぁ、ちょっと人里に用事があって来たんだけど
ちょうど人里に来た事だし
四季様に気に入られてる、アンタに会いに来たのさ
おう、宜しく!」
「私が閻魔様にですか……?
ふふ、嬉しいですね
あ、もしですけど
お昼がまだでしたら、御一緒にどうですか?」
「お、良いのかい?」
「はい、少し作り過ぎてしまいまして……
もし、小町さんが飲まれるのでしたら
お酒も出しますよ?」
「いや、止めとくよ
今は勤務中だしね
でも、昼はまだだったし
頂こうかね?」
「はい♪」
小町は桜の誘いに甘えて昼食を食べる事にした
今日の小町は本当に昼休憩中で人里に来ても問題は無かった
故に誰からも文句は言われずに桜の料理を食べる事が出来るのだ
桜は湯飲みに茶を二人分入れて
片方を小町に、もう片方は自分の手元に置いた
二人は手を合わせ「いただきます」をした
「何から食べようかな」
「お好きなのを食べて下さい!
少し作り過ぎましたので
お腹一杯になるまで食べて下さいね♪」
「それじゃ、そうさせてもらおうかね
このメニューから見ると……
殆どが酒のつまみだね
宴会か何かかい?」
「いえ、次に宴会をした時に
私が、お酒のおつまみを作れればと思いまして
今日、練習を兼ねて作ってみたんです」
「ふ~ん……
良い心掛けだよ
次の宴会は楽しみが増えたね~」
「ふふ、そう言って頂けると
頑張って作った甲斐があるというものです♪」
「はは、そうかい」
「はい!」
「早速、頂こうかね」
「どうぞどうぞ!」
小町は話してて箸が止まったが
会話が一区切りした事で箸を進め
自分の皿に取った焼きイカにかぶりついた
「……(もぐもぐ)
ふむ……悪くないね
冷めてるけど火加減も申し分なし
ちゃんと中まで焼かれてるし
歯ごたえも十分だ」
「ふふ、気に入って頂いて何よりです
では、私も」
「おう、桜も食べないと駄目だぞ
私に気にせずに食べとくれ」
「はい♪」
小町は焼きイカを食べて感想を言った
その感想に桜は嬉しそうに微笑んでいた
小町は「自分に気にせず食べろ」と告げ桜を観察し始めた
「……(四季様には何も言われてないけど
個人的に少し興味があったから来たけど……
今まで見て来た中で本当に綺麗な魂だ
一遍の濁りなしの真っ白な魂……
四季様は、この子の逝く末を見ていた
そう、死んだ後の逝く末を……
この子に死後なんてない可能性がある……天国でも地獄でもない
永遠の無か魂が消されるように術式が組み込まれている可能性も……
まだハッキリと分かっていないけどね……
この子自身には罪が無いのに
呪いを掛けた神も酷な事をするものだ……
人里で此処の場所を聞いたけど
あんな態度は初めてだよ
どうでも良い雰囲気と言葉で教えられて
この子が何をしたって言うんだい?
人里で嫌われていたとしても
せめて私達、人外が傍に居てやらなきゃね……)」
小町は桜を見て悲しそうな表情をしていた
桜の死後は分からないと呟いていた
最悪な場合は魂ごと消される可能性もあるようだ……
そんな事が起きた場合は幻想郷が地獄と化すだろう
そうならない為にも映姫や小町が少しづつ動いているようだ
「タコのお刺身も良いものですね♪」
「あぁ、そうだね
(全く、こっちが心配してるって言うのに
こんな眩しい笑顔を見せてくれちゃって
これは本気で頑張らなきゃいけないようだね)」
小町の心配を無視する訳ではないが
桜は自身の危機を分かっていなかった
それを見て小町は苦笑しながら溜め息を吐いていたが
桜の笑顔を見て頑張ろうという気持ちになっていた
それから小町は昼食を食べて仕事に戻っていった
桜は少し残念だが「仕事では仕方ありませんね」と苦笑して見送った
その後に小町は真剣に仕事をしていたらしく
映姫から「何か悪いものでも食べましたか?」と言われたらしい
それを小町が反論していたようだ
どうでしたか・・・?
今回は小町ですけど
何か口調が。。。
仕事をする小町さんです!
ちょっとシリアス挟みましたけど
まぁ、後ほど分かるので。。。
でわ、また次回に><




