第44話 『桜と看病と激痛』
どうも、神夜晶です
今日は休みをもらえましたけど
朝から用事だったので本編を書きます;;
でわ、どうぞ~
あれから桜は布団に寝たまま動かなくなってしまった
今の所は大丈夫だが
何かあった時の為に永琳と妹紅が傍に着いていた
そんな中で桜は動かない身体を無理矢理にでも動かして
何とか腕だけを天上へと伸ばした
それに気付き二人は「どうしたの!?」と聞いた
そして、桜は辛そうな表情をしながらも微笑みを見せて言った
「台所に……今朝作りました……
桜餅が……ありますので……
お二人に……食べてもらいたくて……作りました……」
「「っ!?」」
「お二人の……喜ぶ……お顔が……見たくて……
一生懸命……作りました……ので……
どうか……食べて……下さい……ませんか……?」
二人は目を見開き驚愕した
身体を動かした事に驚いたのではなく
こんなボロボロの身体になってまで
二人に伝えたかった事
それが「喜ぶ表情が見たくて」という心の底からの気持ちを
自分自身がボロボロな状況でも伝えたかったのだ
その気持ちを二人は桜が言った瞬間に理解出来てしまった
それを聞き二人は苦笑しながらも涙は見せず桜に思いを告げた
「えぇ、分かったわ
桜の手作りの桜餅
美味しく頂かせてもらうから
今は休みなさい?」
「そうよ、桜は優し過ぎるのよ
大丈夫、後で皆で食べましょ?
今は一刻も早く元気になってね」
「永琳さん……妹紅さん……
ふふ……そうですね……
分かりました……少し休み……ますね……?」
「えぇ、少し寝なさい」
「うん、そうした方が良いわよ
起きたら、きっと治ってるわ」
「は……い……っ!?
ああっあぁぁぁぁぁあああっぁぁあぁぁぁあああああああ!!???」
「「っ!?」」
「ぁぁぁぁぁぁぁあぁぁあぁぁぁぁあっぁ!!!
ああああぁぁぁあっぁっぁぁっぁぁぁぁあっ!!!!???」
二人が桜を安心させて寝させようとした時だった
桜が急に叫び出した
二人は急な事なので戸惑っていた
しかし、自分に渇を入れて桜に声を掛けた
「桜、大丈夫!?」
「どうしたの!?
何処か痛むの!?」
「ぁぁっぁぁぁあぁぁぁぁあ!!
全身がぁぁぁぁあああああ!!!」
「全身……!?」
「様子から見るに全身に
激痛が走ってるんじゃないかしら……?」
桜は激痛になりながらも
二人に何とか答えていた
桜は寝転がったままで激痛に耐えていたのだ
手で押さえる事も出来ずに激痛に耐えていた
それを二人で見守りながら声を掛けていた
「頑張れ、桜!」と声を掛けていた
桜は叫ぶだけで聞いてるか分からないが
それでも桜は激痛を耐えていた
激痛が走って1時間後だった
桜は喉が少し掠れて来て喋れなくなってしまった
しかし、現在進行形も痛みに耐えていた
桜の表情で激痛に耐えていると分かるのだ
「……っっ……っっっ……っっっ!?」
先程よりも痛みは治まったようだが
それでも激痛には変わりなかった
看病をしている二人は定期的に桜の汗を拭いたりしていた
それしか看病の方法が無かったからだ
他にもあればしていただろう
しかし、永琳が
「激痛の根源が分からない事には何も出来ない」と告げたのだ
それを聞いて妹紅は
「目の前で大切な人が苦しんでいるのに
私達は何も出来ないなんて……」
拳を強く握り締めて泣いていた
それも血が出る程にだ
永琳は落ち着いた対応で妹紅に話し掛けた
「確かに歯痒いわね
でも、見守るだけしか出来ないのよ
私達が居るだけで桜は安心してくれるみたいだから
そんなんじゃ、桜は頑張れないわよ?」
「そうよね……
ごめん、貴方だって辛いのに……」
「良いわよ
私も永い時を生きてる
だから、人が死ぬ所を何度も見てるわ
けど、桜の場合は違う
大切だからこそ許せないわ
自分と呪いを掛けた神に……」
「そうね……
何処の誰だか知らないけど
殺してやりたい程に憎いわ」
「えぇ、私もよ?
まぁ、今はするべき事をしましょ」
「えぇ……」
永琳は妹紅を落ち着かせて
再び桜の隣に座り手を握ったり頭を撫でたり汗を拭いたりしていた
勿論、邪な考えは一切無かった
よって、服を脱がせて拭くという事もしていた
それを桜は激痛に耐えながらも羞恥心と戦っていた
そして、4時間後……
ドタ!ドタ!ドタ!ドタ!
ガラッ!
「桜!」
「「静かに」」
「あ、ごめんなさい……桜は?」
霊夢がやって来たのだ
大声を上げて来て二人に怒られていた
霊夢は謝りながらも詳細を聞き桜の隣に座った
二人は今まで起きた事を霊夢に話した
「そう……全身の激痛ね
今回も初めての呪いなのね……」
「えぇ、そうね
今しがた、桜は疲れて寝たわ
激痛に耐えていた時に喉をやられたみたいで
数時間は喋れないけど
心配しなくても元に戻るわ」
「良かった……」
「でも、桜の事を考えるなら……
次に、この呪いが起きれば
確実に喉は潰れるし、ショック死する事も考えられる
というよりも、桜は何時死んでも可笑しくないわよ
それを私達、皆と一分一秒でも長く居たいから耐えてる
そう言うしかないわね」
「……っ!?
そうね……だったら、やる事は一つね」
「えぇ、分かってるみたいなら安心したわ」
「霊夢」
「何?」
「桜の事を頼んだわよ
私に出来る事なら何でも協力するわ
だから……こんな呪いを掛けた神をボコボコにしてやってね!」
「えぇ、分かってるわ
私達を怒らせた事を後悔させてやるわ
その為にも神探しをしなきゃね」
「私も出来る限り手伝うわ
何かあったら言って頂戴」
「分かったわ
今日は有り難う
また後でね」
「「えぇ、また後で」」
ガチャ!
バタン!
二人は霊夢に後を任せて帰って行った
霊夢は桜の頭を数分間、撫で続けていた
「ごめんね、桜……
桜餅は今夜の宴会で食べましょうね
きっと皆が美味しいって言うに違いないわよ
だって、桜の手作りですものね……」
霊夢は桜餅を眺めながら桜に言葉を紡ぎ頭を撫でていた
その時に桜餅が月に照らされて
笑ったかのように照らし出されていたのは霊夢も気が付かなかった
そして、桜が目を覚まし今宵の異変解決による宴会へ……
どうでしたか><?
今回もシリアス回に。。。
早く最終話まで書きたいw
桜を幸せにしてあげたいよぉぉぉ。。。
今回の永琳は完全なる月の頭脳です
煩悩要素は1%もありません!
・・・本当ですよ?
次回は記念話を書きたいな~・・・
でわ、また次回に><




