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東方全愛記  作者: 神夜 晶
呪い編
49/181

第43話 『花が映える時と桜』

どうも、神夜晶です


今回から花映塚になる訳ですが

私、原作をやった事はありませんので。。。

間違ってる所もあると思いますが

御了承ください><


でわ、どうぞ~


それと、クイズについてですが

皆さん、分からないと思うので

少しヒントを出すと


少なからず東方に関係にあるネタです

殆どのキャラが変わります

言ってしまうと“改変”かな?


もう此処まで出すと・・・

分かりますよねw?


そう、あれですよ・・・


○○○○○です

でも、内容を当てて下さいねw?

どんな事を書くのか解答してやって下さい(´・ω・`)


(もう答え言ってるようなものですね。。。w)

妹紅が来てから数ヶ月が経っていた

その間に色々な事が起きていた

霊夢、魔理沙、紫は勿論の事

今まで異変で出会った者達が良く桜の自宅に顔を出すようになった

泊まるという事もしたようだ

霊夢、魔理沙、紫が「泊まりたい!」と押し掛けて来たのは言うまでもない

その中で桜が一番面白いと思ったのは妹紅の不死鳥だった

桜が異変の前日に見た鳥が妹紅の鳥だと知ると

微笑みながら「月夜に浮かぶ鳥は実に美しかったです♪」と言っていた

それを聞き妹紅は嬉しそうに「何時か乗せてあげるわ」と言った

そして、現在は2005年の4月だ

色々な花達が咲き乱れる時期だった

桜は縁側に座り外を眺めていた

自身と同じ名前の花である桜が咲く時期は何処となく嬉しそうな表情だった



「ふふ、1年に1季だけに見れる花

そして、役目を終えたら散っていく

何時か私も、この桜のように……

あれ……? どうして涙が……」



桜は花を見ながら心の内を呟いていた

すると、突然に涙が溢れ出した

桜は指で涙を拭うと首を傾げていた

自分自身の感情が余り分からない桜だった

桜は立ち上がり縁側から離れて台所へと向かった

時刻は午前10時過ぎだ

桜は、この季節に合わせた桜餅を作ろうとしていた



「季節に従って行事をするのは良いものですね!

沢山作って、来られた方達に御馳走しましょう♪」



桜は楽しそうな表情をして作り始めた

その作業は簡単だが作る個数が桁違いだった

普通の家庭なら数個なのだが

桜の場合は全員が欲しがるので裕に50個は超えるだろう

しかし、桜は作る事に苦が無く楽しそうに作っていた

それから作り初めて1時間弱が経った

既に桜餅は100個へと到達していた



「作り過ぎましたでしょうか?

でも、少なくて困る事はありましても

多くて困る事はないですからね

皆さんには沢山食べて欲しいですから

少し頑張りました!

次は、お昼御飯の準備をしましょうか」



桜は皆が嬉しそうに食べる姿を思い浮かべながら微笑んでいた

時刻は11時半過ぎで桜は昼飯の準備を開始した

桜餅を作って更に昼飯を作る

料理続きだが桜には問題なかった

手早く料理と食事を済ませて

熱い、お茶を用意して縁側に座った



「偶には、こうやってのんびりするのも

お通なものですね

春ですね~♪」



「春ですよー!私の言葉が……」



「ぴゃっ!?

り、リリーさんでしたか

あ、そういえば……リリーさんの言葉ですね

ごめんなさい……」



桜が縁側に座り淹れたての、お茶を飲んで

「春ですね~」と呟くとリリーが現れた

それも、その筈だ

春告妖精なのだから

桜はリリーの役目を取ってしまったと思い少し悲しい表情をした

しかし、リリーは何時も通りに笑いながら許した



「いえいえ!桜さんに言ってもらうと

私も嬉しいので」



「そうですか……

ふふ、有り難うございます♪」



「えへへ~」



「あ、リリーさん

私の手作りなのですけど

桜餅食べます? 妖精さんは餅って大丈夫ですか?」



「是非とも食べます!

基本的に人間と同じ食べ物は大丈夫ですよー」



「ふふ、それは良かったです」



「はい!」



リリーは空中に浮かんでいたが

飛ぶ事を止めて桜の隣に座って一緒に食べた

リリーは淹れたての、お茶を用意してもらい話しながら食べ始めた

それから二人は約10分間、話し続けて

リリーは他の場所へと春を告げに行った

それを見て桜は「楽しそうでしたね」と微笑みながら後姿を見ていた

リリーが去ってから数分後に次の来客が現れた



「桜、こんにちは」



「あ、霊夢さん

お庭から来られるのは珍しいですね

どうかされました?」



「玄関をノックしたんだけど返事が無かったから

もしかしたらと思って、こっちに来たのよ

案の定、此処で花を見てた訳ね」



「そうでしたか……気付かずに申し訳ありません

はい、偶には良いかなと思いまして」



「別に良いわよ

桜さえ無事ならね

これから用事だけど

まだ時間はあるし

私も桜餅貰って良い?」



「御用事でしたか

はい、どうぞ!

その言葉を、お待ちしておりました!

皆さんの喜ぶ表情が見たくて

作るのを頑張りました!」



「そうなんだ

私の喜ぶ顔が見たかったら

何時でも見せてあげるのに

それじゃ、頂こうかしらね」



「はい♪

お茶を淹れて来ますので

少し、お待ち下さい」



「えぇ、分かったわ

急がなくて良いからね~」



「は~い」



桜は霊夢が来て驚いていたが

どうやら、ノックはしたらしい

霊夢は桜の様子を見に来たらしく

この後は用事があるようだ

桜はお茶を淹れに嬉しそうにしながら台所へと向かった

そんな桜を見て霊夢は……



「(まだ呪いは起きていないわね……

前回の永夜異変の時は気絶しなかったと聞いたし

今回から付き添いが必要ね

ちょっと呼んで来るか……)

桜~」



「どうかしました~?」



霊夢は色々と心の内で呟いて

何かを決心したかのように桜を呼んだ

桜は、お茶を沸かしてる最中で台所から霊夢に返事をした



「少しだけ出掛けて来るから

お茶を用意して待っててくれる~?」



「分かりました~

お気を付けて行って来て下さいね!」



「えぇ、分かってるわ」



霊夢は縁側から立ち上がり何処かへと飛んでいった

桜は強火から弱火にして、ゆっくりと沸かす事にした

それから数十分後に、お茶が沸き

桜は湯飲みに霊夢の分を注ぎ縁側に持っていった

そして、湯飲みを置いて縁側に座った



「霊夢さんは、どちらまで行かれたのでしょうか?

とにかく、少し待ちましょう……か?

あれ……身体が……」



桜は霊夢を待とうと決心したのだが

行き成り桜は横に倒れた

身体に力が入らなくなり思うように動かなくなった

そんな時だった

空から霊夢と誰かが下りて来た



「桜!」



「大丈夫!?」



「幸いにも、まだ吐血はしてないみたいね」



霊夢が戻って来たのは二人を連れて来る為だった

その二人とは妹紅と永琳だった

前回の事があるので霊夢は早く異変解決をする為に

付き添いを用意しようと決めていたようだ

桜は身体が動かせないので永琳が起こした



「大丈夫……?」



「はい……吐き気はありませんが……

身体が思うように動きません……

これまでの呪いとは異なるかもしれません……」



「分かったわ

何時でも備えられる様に私達は来たのよ」



「有り難う……ございます……」



「桜、私は異変解決に行くわ

その間は二人に見てもらうから安心しなさい

二度と前回のようにさせはしないから」



「霊夢……さん……」



霊夢は怒り混じりの表情で言った

その言葉を聞き桜は自然と涙が流れていった

「自分は、こんなにも心配されている」

そう思うと涙が止まらなかった

霊夢は桜を見ると苦笑しながら桜の頭を撫でて

異変解決へと向かった

桜は永琳に運ばれて布団に寝かされて呪いに備えていった

どうでしたか・・・?


書いてて桜餅が食べたくなって来たという。。。


久し振りのリリーが登場w


もしかしたらですけど

今日、記念話が投稿出来ないかもしれません・・・

その場合は来週の日曜日になります。。。


もし、出来なかったら

ごめんなさい(´;ω;`)

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