第38話 『桜と因幡の素兎』
こんばんは、神夜晶です
今回は皆さん、お待ちかねの・・・てゐです
どういうネタ書こうかな。。。
まぁ、直感で書きます!
悪戯はしませんよ?
したら、てゐは残機が0になります
えぇ、ボコボコですw
でわ、どうぞ~
慧音と湖で御飯を食べてから数日が過ぎた
桜は湖で出した食事を思い出しては顔を歪ませていた
もう少し「オシャレで美味しい料理は無いかな」と考えていた
何時も同じメニューになってしまうので
今日は一日使って、出掛ける用の料理を研究していた
そして、現在は昼前だ
なので、昼も兼ねて自分で作ってみて食べる事にした
「う~ん……
どんなのが良いのでしょう?
今日は月曜日……
慧音さんは、この時間でしたら寺子屋でしょうし……
何方か、来られないでしょうか?
料理に詳しくなくても良いので
他の方の意見が聞きたいだけなので
お越し頂きたい所なのですが……
そんな都合よく来られる訳が……」
桜が誰か来て意見を聞かせて欲しいと呟いていた
頼みの慧音は寺子屋で無理だ
桜が、ぶつぶつと呟いている時だった
コン!コン!
「ごめんくださ~い」
「は~い!
本当に来られましたね……
もしかして、私が呟いた所為でしょうか……?
まさか、そんな事が起きる訳ないですよね
取り敢えず、何方が来たのか見てみましょう」
桜が誰か来ないかと呟いた瞬間に玄関が叩かれた
自分で言っておいて驚きを隠せない桜だった
桜は「まさか、自分が呟いたから……?」と首を傾げていた
誰か来たので長く考え込んでいる訳にもいかず
桜は玄関に向かい扉を開けた
ガチャ!
「初めましてウサ」
「は、初めまして……
(わぁ~……兎さんの耳です!
可愛いですね~♪
兎さんの妖怪さんでしょうか?)」
桜が扉を開けて其処に居たのは
ピンクのワンピースらしき服を来て
兎の耳を生やした少女だった
桜は少女の兎の耳を見て内心でテンションが上がっていた
「君が神呪桜かな?」
「はい、そうですよ」
「私は、この前の異変の主の従者って所かな?
あ、因みに名前は因幡てゐだよ」
「あ、そうなのですか……
どうして私の元に?
てゐさんですね? 宜しくお願いします」
「うん、それがね?
藤原妹紅は知ってるよね?
うん、宜しく~」
「はい、知ってますよ
妹紅さんは、お友達です!」
兎耳の少女の正体は
この前の異変の主の従者だった
名前は「因幡てゐ」らしい
てゐは急に妹紅の名を口に出した
それを聞き桜は頷いて嬉しそうに「友達」と答えた
「その妹紅が異変解決後に
私達の家に超怖い顔で乗り込んで来てね?
異変の主をボッコボコにしたんだよね
それを見て私達は少し引いたね……」
「え……? 妹紅さんが?
そんな暴力を振るう方ではないと思うのですが……
そ、そうですか……そんな事が……」
「うん、まぁ……
其処ら辺は本人に聞きなよ
それで何時になく真剣な表情でね?
というか、無表情に近かったかな?
流石の私も怖かったね
私達も吃驚してたんだけど
どうやら理由があったみたいウサ」
てゐから事情を聞き
どうやら、妹紅は異変の主をボコったらしい
それを聞き桜は首を傾げて「え?」と答えた
そんな桜に、てゐは理由があると告げた
「理由ですか?」
「うん」
「どんな理由でしょう……」
「まぁ、言って良いか分からないけど……
どうやら、アンタの為だったみたいよ?」
「私の……ですか?」
「そうそう、アンタのね」
てゐが理由を言うと桜の為だったらしい
それも、その筈だ
友達が出来て、その友達が知り合いによって
苦しめられてると知ったら
誰しもがボコりに行くだろう
故に妹紅はボコりに行った
スペルカードルールなんて関係なしの
問答無用の顔をタコ殴りにしたのだ
桜は自分の為にと聞くと薄く微笑みながら
「妹紅さん……」と呟いていた
それを見た、てゐは悪い笑顔をしていた
「その報告を態々、私の為に此処まで……?」
「まぁ、ぶっちゃけるとそうなんだけどさ~
家の主から「あんな妹紅は初めてよ……謝罪に行って来て」って
怯えながら言われたからさ
うん、まぁ……来たんだよね」
「そ、そうでしたか……
その方にも私の所為で怖い思いをさせてしまったみたいで
申し訳ないですね……
恩返しは次に会った時にするとしてですね
てゐさんは、この後は……お暇ですか?」
てゐは主に言われて謝罪しに来たらしい
桜は優し過ぎるが故に
自分を苦しめた異変を起こした主を心配していた
それを聞いた、てゐは表情は笑っていたけど
内心では驚き「どんだけ相手を思いやれるの……」と呟いていた
「うん、暇かな?
後は帰るだけだし
今日は桜に会いに来たのと
人里に薬を売りに来たんだよね」
「そうでしたか
では、お疲れのようですので
私の家で一休みしていきませんか?」
「良いの……?」
「はい!それに、少し意見が欲しかったので」
「意見?」
「はい、取り敢えず中へどうぞ!」
「あぁ、うん……
お邪魔します……
(何で敵だった相手を家に入れてるの!?
人間って良く分からないのが居るウサ……
けど、この桜って子は良い部類の人間だと思うけどね~)」
桜は一休みを兼ねて家へと上がるように、てゐに催促した
それを、てゐは驚きの表情で返事を返した
桜は笑顔で答えた
それに桜は料理の意見を誰かに聞かせて欲しかったので
実際に丁度良いと言えば良いのだろう
そして、てゐは桜の家へと上がり
リビングへと案内された
桜は時計を確認すると昼を過ぎているのが分かる
しかし、合わてる事もせず
てゐへと思いついた事を聞いた
「あ、てゐさん
お昼御飯は食べられました?」
「ううん、まだウサよ?
昼は売り物の、お金から
適当に食べるように言われてるからね」
「そうですか、それなら良かったです!」
「え?」
「今から料理本の中から見繕って
出掛ける時に持って行くような
御飯を作りますので
感想を、お聞かせ頂けますか?
勿論、御代は結構ですので」
「真面目に言ってんの……?」
「はい、真面目ですよ?
それに私の方が、お願いをしている立場なので
御代を貰うのは罪悪感が押し寄せますので……」
「そ、そうなんだ……
じゃ、じゃあ……お言葉に甘えるよ
(あ、ありえない……
料理の味見をするだけで御代が結構?
頭が可笑しいのだろうか……?
いや、宴会の時に見た時は御淑やかだったのは覚えてるけど
まさか、こんな子だったとは……
でも、不思議と……心が落ち着くような感じがする
うん、まぁ……こんな人間が居ても良い気がする)」
「はい♪
少し、お時間を頂きますけど
午後からの予定は大丈夫ですか?」
「うん、後は帰るだけウサ」
「分かりました
暫く、お待ち下さい!」
「分かったウサ」
てゐは驚きを隠せずに口を開けたままで
生返事を桜に返した
しかし、桜はそれを気にせずに質問をしていった
てゐは何時もの調子を取り戻して返事を返した
桜が作ろうとしているのは、おにぎり等ではなく
もっとボリュームのあるものだった
そう、それは……
「パエリアを作ろうと思います!」
「パエリア? 確か最近、幻想郷に入って来た食べ物だよね?」
「はい、最近ですね
作り方は料理本を見てしますので大丈夫ですよ」
「そっか
まぁ、頑張ってウサ」
「はい!」
桜はパエリアに挑戦しようとしていた
パエリアが幻想郷入りしたのは本当に最近で
知っている者は限られてくるのだが
桜は料理本で知っていた
てゐは風の噂で知っていたのだ
桜は着物の腕を肩ら辺まで捲くり気合を入れた
しかし、その気合の入れ方はカッコイイではなく可愛かった
先ず初めに桜は具材を切っていった
次に油をフライパンへと広げていく
そして、具材をフライパンへと投入していった
ジューという音と匂いが部屋へと広がっていく
それを見て、てゐは「お腹減ったウサ……」と呟いていた
料理中だが桜は聞こえていたようで、てゐに声を掛けた
「ふふ……もう少しだけ、お待ち下さい
じきに出来上がりますよ♪」
「は~い」
てゐは最早腹ペコで自宅に居る気分で返事をした
ウサを付ける余裕が無いらしい
それから桜は少し調理のペースを上げた
フライパンを上手く動かし
具材を宙へと放り投げていく
そして、最後にメインである御飯を入れた
入れた瞬間に、またもやジューという音が響き渡る
桜は力がないが何とかフライパンを動かしていく
そして、あっという間にパエリアが完成した
桜はフライパンを動かしたりしたので汗だくだった
「出来上がりました!」
「やっと出来た~……
もう腹ペコウサ……」
「ふふ、お皿を出すので
少し、お待ち下さい」
「分かったウサ」
桜は汗を腕で拭って皿やコップを出した
てゐはテーブルに顔を伏せたまま動かなかった
そして、皿とコップを出して
二人は手を合わせて「いただきます」と言った
てゐが最初に動きパエリアを自分の皿へと移していく
その光景を見て桜は静かに微笑んでいた
「慌てなくてもパエリアは逃げませんよ」
「うん、分かってるけど
本当に、お腹が減ったんだよね」
「お待たせして、すみません
どうぞ、お好きなだけ食べて下さい♪」
「分かったウサ!」
「ふふ、どうぞ♪」
「あむ!……(もぐもぐ)」
「どうですか……?」
てゐはパエリアを一口食べた
それを心配そうに見守る桜
そして、てゐは具材と御飯を噛んでいき
飲み込んだ、その瞬間に、てゐに衝撃が走った
てゐは思った事を口にした
「お、美味しい……」
「そうですか、お口に合いまして良かったです!」
「ヤバイね、ハマる程に美味しいよ」
「ふふ、沢山作りましたので
どんどん、食べて下さいね♪」
「うん!」
「(本当に美味しそうに食べて下さりますね
私としても作った甲斐がありました!
次回に外へ出る時はパエリアを作りましょう♪)」
てゐは「美味しい」と嘘偽りなく言った
それを聞き桜は安堵の溜め息を吐き喜びの表情を見せる
桜は、沢山作ったから、おかわりはあると告げた
てゐは嬉しそうに頷いて何度も、おかわりをした
その様子を見て桜は嬉しそうな表情をして
次回の外出時の御飯に決定したのだった
どうでしたか・・・?
てゐの口調って、こんな感じでしたっけ。。。?
パエリアは思いつきなので
其処まで詳しい作り方は知りませんので
後、調味料とかに関しても御了承下さい(´・ω・`)
今回は少し長めに書けました!
次回は・・・言わなくても誰か分かりますよねw?
でわ、また次回に!




